奇跡のチェンジ

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:心羽

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.08.22

やっほ!
フタバだよ/////





これは、うちと
幼なじみの恋のお話。











────ある日の帰り道





フタバ「暑いね~。
テルー、
そのせんぷうき貸して~!」





テルノスケ「いいよ!」





ハルト(フタバ絶対
テルノスケのこと好きだろ)





ハルハ「ハルトくん!
今日返されたテストどうだった?」





ハルト「(ドキッ!)
ま、まぁまぁだったよ」





フタバ(ハルト絶対
ハルハのこと好きじゃん!)





テルノスケ・ハルハ
「俺たちこっちだからまたなー」













───────2人きりに





ハルト「なぁ、フタバって
テルのこと好きなんだろ」





フタバ「な、なんでわかんの!」





ハルト「バレバレだぞ!笑」





フタバ「そう言うハルトこそ、
ハルハのこと好きなんでしょ!」





ハルト「え!
・・・・そ、そうだけど!」





フタバ「うちら入れ替われたら
もっと好きな人に
近づけるのにね・・・・」





ハルト「そんなこと
あるわけないよな・・・・」













───────次の日の朝





ハルト「ふあぁぁぁ(あくび)、
朝はやっぱ眠い・・・・
ってえ!!
この顔、フタバじゃん!
なんで!」





フタバ「洗顔しなきゃ・・・・
って、え!!
ハルトの顔!?」













───────通学路で





ハルト「あ、フタバ!
僕らどうなってんの!」





フタバ「わかんないよ~!
とりあえずみんなには
秘密にしとこ」





ハルト「僕ら、
入れ替わったってことだよね、
てことは、お互いの好きな人に
近づけるチャンスじゃん!」





フタバ「確かに! ハルト天才!」













───────休み時間





ハルハ「ふぅちゃん!
昨日、MiziU
テレビでてたの見た?」





ハルト(ドキッ!
落ち着け落ち着け、
俺は今フタバだ)





ハルト「み、見たよ!」





テルノスケ「なぁハルト、
昨日やったニコステ
ちょー苦戦したんだけど笑」





フタバ(そんなゲーム知らないよー!)





フタバ「そ、そうなんだ!
うち、じゃなくて
俺も昨日やったんだ」













───────帰り道





ハルト(小声で)「フタバ、
バレたりしてない?」





フタバ(小声で)「だ、大丈夫」













───────次の日





ハルハ「ふぅちゃん聞いて!
私ね、今日の放課後
ハルトくんに
告白するつもりなの」





ハルト(まじかよ!!
うれしい!
けど待て
今、俺はハルトではない・・・・)





ハルト「そ、そうなんだ!
私、応援するね!」













──────別の場所では





テルノスケ「ハルト、
ここだけの話なんだけど
俺、フタバのこと好きなんだ。
だから、今日の放課後
告白するつもり」





フタバ「えーーーー!」





テルノスケ「そんな驚く?
いつも何しても驚かないのに」





フタバ(そっか!
今うちはハルトなんだ)





フタバ「応援するから頑張れよ」













────────放課後





ハルト「え、フタバ
なんでここに?」





フタバ「ハルハに放課後
体育館来てって言われて・・・・」





ハルト「僕もテルノスケに
呼ばれて・・・・」













────────数分後





テルノスケ・ハルハ
「お待たせ!」





ハルト・フタバ
(なんで2人とも
一緒に来たの・・・・?)





テルノスケ→
中身がフタバのハルトへ





ハルハ→
中身がハルトのフタバへ





「せーの、ずっと前から
〈ハルトくん・フタバ〉が
好きでした!
付き合ってください!」





ハルト「え!
僕、フタバなんだけど!」





フタバ「え!
うち今ハルトだよ??」





テルノスケ「えっと、
ハルトとフタバが
なぜか入れ替わってるのは
前から気づいてた」





ハルハ「2人ともわかりやすすぎ!
ハルトくんはいつも
僕って言ってるのに
フタバ、
俺って言ってたでしょ?」





テルノスケ「それにフタバは
1人称“うち”なのに
ハルト、私って言ってた。
好きな人のことは全部知ってるよ!」





ハルト・フタバ「なーんだ、
バレてたんだ」













────────その時急に





ハルト・フタバ「うっ!
急にめまいが、、、」





バタッ・・・・













───────しばらくたち





テルノスケ・ハルハ
「ハルト! フタバ!」





ハルト・フタバ「ん・・・・
あれ、なにしてたっけ?」





テルノスケ「急に2人とも
倒れるからびっくりしたよー。
大丈夫?」





フタバ「テル!
大丈夫だよ・・・・
って、あれ?」





ハルト「元に戻ってるー!!」





テルノスケ「良かった!
で、2人とも俺らの告白
忘れてないよね?」





ハルハ「返事、聞かせて欲しいな」





ハルト・フタバ「これから
よろしくお願いします・・・///」





こうしてふたりの恋は実り、
忘れられない夏となったのだった。







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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