小さな約束から始まる新しい恋。

CAST小松崎ふたば

作者：こっちゃん

2023.03.06

私は小松崎ふたば。
高校１年生！

私には幼なじみのレンと、
親友のユズがいるの。
だから毎日楽しい！

レンは最近
ツンツンしてる。

あまり話さなくなった・・・

実は、好きな人がいて・・・

それは、
先輩のユアンくん！

学校１人気で、
バスケ部のエース！

少女漫画に出てきそうな
王子様なの～///

・＊。・　学校　・。＊・

ユズ「ふたば、おはよう！」

ふたば「あっ、ユズおはよ～」

ふたば「あっ、レンおはよ！」

レン「うん。///」

ユズ「ふたば！
ユアンくん、
廊下通ってるよ！」

ふたば「しかも、こっちに
近づいてくる！」

ユアン「小松崎ふたばちゃん？
君可愛いね」

ふたば「///」

ユズ「ふたば～
めっちゃ顔赤いよ！」

ふたば「も、もう！
からかわれただけだからー！」

レン（ふたばとユアンが
くっついたらどうしよ・・・
あの約束忘れたのか・・・）

・＊。・　昼休み　・。＊・

ふたば「実はね、
ユアンくんと付き合おうと
思ってるの///」

ユズ「えっ、そうなの?!」

ふたば「うん、だから明日
告白する！」

ユズ「そ、そうなんだ。
頑張ってね・・・」

ふたば「うん、ありがとう！」

ユズ（今さらユアンくんのことが
好きなんて言えないな・・・）

・＊。・　翌日　・。＊・

ふたば「ユアン先輩、
私と付き合って下さいっ！」

ユアン「もちろん、よろしくね」

私はユアン先輩にハグされた。
嬉しかった///

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

ユアン「今日もかわいいね。
ふたばちゃん」

ふたば「あっ、ありがとう///」

レン「な、なんで
ふたばとユアンが・・・」

ユズ（くっついたかー、
まあ私が本命彼女なんだけどねｗ）

・＊。・　放課後　・。＊・

ふたば（あっ、ユアンくんだ。
って、ユズも一緒?!）

ユズ「ねえー、
ふたばが本命なの～？」

ユアン「んなわけねえだろｗ
ユズが１番だよ」

ユズ「だよねー。
ふたばって
可愛こぶってない？
いつもムカつくんだよね～」

えっ、彼女は私が初めてって
言ってたのに・・・
ユズも・・・

ユズ「このことバレたら
ふたばショックだろうね～ｗ」

ユズ「でも、
ふたばが落ち込む姿、
見たいんだよね～。
そしたら私の怒りも
おさまりそうｗ」

ユアン「ユズひどいなｗ」

ユズ「まあねｗ」

私は本命じゃないの？
しかもユズが私のこと
嫌いだったなんて・・・

「カランッ」

しまった、
聞こえてないかな・・・

ユズ「あれ～？
ふたばいたんだ。
話聞いてたなら
分かると思うけど、
私、ふたばのこと嫌いだからｗ
どう？　親友と好きな人に
裏切られた気持ちは？ｗｗｗ」

ふたば「・・・」

ユズ「私達はふたばの
味方じゃないから。
むしろ敵ｗ」

私は裏切られた。
あーもうこの場から消えたい・・・
涙が出そう・・・

レン「おい！　お前ら、
ふたばを傷つけるな！」

ユアン・ユズ「っ!!!」

ユズ「も、もうっ！
ユアン行こ！」

レン「ふたば、大丈夫か？」

ふたば「大丈夫じゃないよ！
好きな人と親友に
裏切られたんだよ？」

レン「そうだよな・・・」

レン「俺、ふたばとユアンが
付き合ったとき、ショックだった」

ふたば「え？
なんでレンが？」

レン「俺、ふたばと出会った時から
ずっとふたばが好きなんだ。
それに小学生の時、
約束しただろ？」

ふたば「えっ、なんだっけ？」

レン「高校生になったら
恋人になろうねって
ふたばが言ってくれたんだ///」

ふたば「あっ、言ってたね///」

レン「だから俺、
高校生になって
期待してたんだけど、
約束忘れてる感じだったから、
今まで無視することもあった。
ごめん」

ふたば「そうだったんだ・・・
こちらこそごめん。
かわりに私に出来ることある？」

レン「じゃあ、１つだけ
お願い聞いてくれる？」

ふたば「うん。？」

レン「ふたば、
結婚を前提に
俺と付き合って下さい」

ふたば「ちょ、ちょっと待って。
結婚を前提にってなに///」

レン「俺はふたばと
ずっと一緒にいたい。
返事は？」

ふたば「はい。喜んで///」

レン「これからは
俺がふたばを守る」

ふたば「ちょ、大げさだって///」

レン「これからよろしくな///」

ふたば「うん///」

私は心のどこかで
「レンが好き」
という気持ちがあった。

この気持ちに気づけたのも
レンとユズ達のおかげだと、
思っている。

ちなみに今は
レンと幸せに過ごしています！

──終わり──