甘すぎ犯罪バレンタイン

CAST小松崎ふたば

作者：ジェルタイプ

2022.11.19

2XXX年────
ついに日本には
ガーリー犯罪の法がでた。

なのに・・・
なのにどうしよう!!

私、フタバは
超・ガーリー女子!!

メイクはピンクばっかだし、
ブラウスとかばっかしか
持ってない・・・
つかまる！

でも私は今、どうしても
買い物に行きたい。

だって、もう少しで
バレンタインだから！

ん～
今はまだガーリーで
家出てもバレないよね。

私のプライドで
ジャージで家出れないし、

メイクもしたいと
思っちゃって
ピンクラメのメイク
してるけど・・・
多分、バレない！

・・・最悪。

ルワ「警察のルワです！
ガーリー罪で逮捕します！」

パトロール中の
新人（？）警察官に
捕まった。

＃警察署＃

ルワ「上司からの方針で
あなたは今日から
警察署の手伝いに
決まりました！」

フタバ「・・・は？」

てなワケで私は今、
牢屋の床を
ホウキで履いている。

フタバ「ガーリーな私の
一生の恥・・・」

あら、よく見たら
そこにもここにもあそこにも
手伝いさん（？）がいる。

フタバ「あの、もしかして
ガーリー罪で捕まってる？」

ゆなな「！　そうです！
ピンクのネイルしただけで
捕まりました！
おかしいですよね！」

アキ「それな！
ガーリーを着ると
人がバタバタ倒れるからって・・・
着たっていいだろ～!!!!」

シャノン「はい、
ガーリーは悪じゃない！
正義だぁ！」

フタバ「バレンタインなのに、
好きにさせてぇー」

タイヨウ「そこ！
ちゃんと掃除しなさい！」

アキ「ひぃぃ！
あの警官、怖っ」

ゆなな「何とかしてここから
でられないかしらぁ？」

フタバ「あっ!!　こうすれば!!
みんな！　こしょこしょ・・・」

シャノン「それ、いいですね！」

＃２時間後

タイヨウ「そこ！
ちゃんと
掃除しているのか？」

フタバ「はーい。
してませーん!!」

タイヨウ「何とぼけてる！」

アキ「警官来たよ！」

ゆなな「みんなで、ですよね？」

タイヨウ「どこにいる?!」

シャノン「ここですよ！」

タイヨウ「しゅ、囚人服が・・・
ガーリー化されている?!」

バタン・・・

フタバ「警官が倒れた！」

ゆなな「脱獄だー！」

＃１日後

私、ゆなな、
アキ、シャノンは今、
私の家で
チョコ作りをしている。

フタバ「できた！」

みんな、
めっちゃガーリーで
集まってる。

大丈夫。
捕まらない。

だって、最強ガーリーで
男たちはみんな
バタバタさせちゃうんだから！

私はそして、大好きな
ハアトくんにチョコを渡す。

絶対落ちるね！

だって
ガーリーで渡すもん!!!!

＊ｅｎｄ＊