美容オタクと独りっコ

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:にこにこ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.08.25

昔から、
生まれた頃から、
私は1人だった。





生きているのか
死んでいるのかさえ
わからない両親。





顔すら記憶にない彼らと
逢えたことは
一度もない。





施設で育てられた。





その施設で
虐められていた。





6歳のときに、
暗い雨の昼に
窓から抜け出して、
近くの小学校に
迷い込んだ。





ことを話したら、
すぐに受け入れてくれた。





3月の終わり頃に
里親が見つかって、
それからずっと、今でも、
小松崎家の一員として
生きてきた。





小松崎家には、
養子がもうひとりいた。





旧名は足川結珠。
今は小松崎結珠。





私の旧名も
足川だったから、
嬉しかった。





?「これから
お世話になります、
足川ふたばです。
これからは
小松崎ふたばとして
頑張ります。
よろしくお願いします」





施設の職員さんから
もらった挨拶の原稿を
読んだ。





?「わっ、同じ
足川だったんだ!
ふたばかぁ~、
かわいいね。
私は小松崎結珠、
よろしくね!」





フタバ「よ、よろしく
お願いします」





ユズ「そうそう、
こちらは私たちの
里親さん。
普通におかーさんと
おとーさんって
呼んでいいよ」





里親さん「「よろしくね、
ふたばさん」」





ユズちゃんは中2で、
病気を持っているらしい。





そして毎晩、
私とふたりの部屋で、
彼女は泣いていた。





ある日、
ユズちゃんが
キラキラしたものを
手に取って、
私に見せてくれた。





ユズ「フタバ、
これなーんだっ」





フタバ「・・・わかんない、
でも、すごくキラキラで綺麗」





ユズ「そうでしょー?
これね、コスメって
言うんだよ」





フタバ「こ、すめ?」





ユズ「うん。
これを使うと、
メイクできる。
つまり、変身できるの。
私、大好きなんだ!」





ずっと笑顔。
よっぽど
好きなんだなぁ。





「ね、フタバも
やってみない?」





と言うユズちゃんに
連れられて、
電気のいっぱいついた
鏡の前へ。





ユズ「目ぇつぶっててねー」





フタバ「はぁい」





何かを
塗られている。





ふさふさしたものが
頬に当てられて、
少しくすぐったい。





最後にはヘアアレンジも
してくれた。





ユズ「完成!
フタバ、
すっっっごく
かわいい!」





フタバ「・・・わぁっ!
すごいね!」





キラキラで
ピンクの目や頬に、
ぷるぷるの唇に、
少し下がった眉に、
編み込まれた髪に、
かわいいものが
たくさんついた私は
大変身していて、
どこもかしこも目がいった。





フタバ「お姉ちゃんも
キラキラになってみて!」





ユズ「じゃあ私は
ピンクじゃなく、
オレンジで
まとめてみよっかな!」





フタバ「えっ、オレンジ?
お肌と似てるよ?」





ユズ「大丈夫!
ほら、私の白い肌が、
これ塗ったらもっと
白くなったでしょ?
こうやって
トーンアップされてるし、
オレンジが私の肌を
引き立ててくれて、
かわいくなるの!」





ユズちゃんがメイクすると、
いつでも誰でも
かわいくなった。





フタバ「ユズちゃんに
メイクしたい!」





あるとき私は、
ユズちゃんに
メイクしたくなった。





ユズ「自分じゃなくて?」





フタバ「うん!
ユズちゃんのこと、
絶対にかわいくする!」





ユズ「わかった、
いいよ♪
よろしくね!」





まずは首まで
白くさせて。





鼻に薄く
ハイライトを入れて。





薄ピンクの
アイシャドウの上に
ピンクラメを足して。





下まぶたは
描く二重アイライナーで
ナチュラルに
涙袋をつくって。





ピンクラメと
青みグリッターを足して。





青アイライナーで
細い線を描いて。





眉には薄ピンクの
アイシャドウを塗って。





唇には鮮やかな
ピンクチューリップのような
ウォーターティントを
軽く塗って。





チークは
ピンクラメシャドウで
キラキラにして。





フタバ「できた!
ユズちゃん、
どう? かわいい?」





自分なりに
頑張ってみた、
初めてのメイク。





フタバ「『青みピンクの
キラキラぷるぷる海メイク』
って心で宣言して、
やって、みたんだけど・・・!」





ユズ「すごい!
フタバ、メイクの
才能あるんじゃない?
めちゃくちゃかわいいよ!」





フタバ「えっ」





自信はなかった。
ゴテゴテしてるかな、
とは思っていた。





ユズ「おかーさーん!
フタバが私に
メイクしてくれたよ!」





母「どれどれー?
わぁ、すごいね!
フタバ、
美容業界に進んだら?」





フタバ「びようぎょうかい?」





母「そう!
メイクしたり
スキンケアしたり・・・
あっ! スキンケア!
今から化粧水と
乳液塗ったり、
日焼け止めを
毎日塗ったり、
そういうことしてれば
モデルにでもなんでも
なれちゃうね!」





見てもらったら
褒められて
勧められた、
おかーさんの
提案は魅力的だった。





フタバ「―――私っ、
それやりたい!」





私はこの出来事、
この一言で、
美容の道に進むことを
決心したのである。













・*。・ 家 ・。*・





さーてっ、今日も
メイクしちゃおーっと♪





?『やほやほ!
フタバー、
プラザ一緒行かなーい?』





フタバ「もち行くよっ!
ユナ、ちょっと待ってて!」





ユナ『大丈夫、私も
着替えても
メイクしてもない!笑』





ユズちゃんは20歳。
家を出て行って
自立している。





孤児だった彼氏さんと
同棲中なんだって。





それで、今
ビデオ通話してるのは
吉岡優奈。





同学年で1番仲良しで、
同じメイク好きの子なの。





さーてっ、やっぱ
メイクしちゃおーっと♪





フタバ「今日は
秋のマットメイク。
目元はブラウン、
唇は赤、
頬骨のあたりは
ティントを塗って
綿棒で柔らかく撫でて、
マットになりすぎないように
透明感をプラス」





毎日こうやって
呟きながら
メイクするのが習慣。





終わったらいつも
自撮りして、
忙しいおかーさんにも
見てもらうんだ。





服は白いブラウスに
ブラウンのコーデュロイ
ショーパン、





ブラウンローファーに
フリルソックス。





そう、大人ガーリー!





ヘアアレは、
まずゆるく巻いてから、
ガーリーなハーフアップに
仕上げる。





お気に入りのリボンで
飾り付けしたら良き!





フタバ「ユナ~!
準備できたー?」





ユナ『ヘアアレ
決まんなーい!』





フタバ「もーユナったらぁ笑
ユナはさらストめっちゃ
似合うと思うから、
さらスト希望!」





私はユナのさらストが
大好きだ。





外ハネとかもしてない、
普通のさらさらストレート。





ユナ『えーでも
下ろすのあっついじゃん』





フタバ「私ハーフアップだよ?」





ユナ『えっすご!
そうだ、汗ケアグッズ
持ったよね?』





フタバ「あっ忘れてたー苦笑」





私のおっちょこちょいは
昔から変わらない。





慌てて石鹸の香りの
シーブリーズを出して、
レピピのモノグラムショルダーに
入れた。





何回もリピしてる
スイートシャボンの
香りのミストも
一緒に入れる。





フタバ「じゃあ、
さらストが
かわいくできたら
言ってね♪
フラワーパークで
待ってる!」





ユナ『ごめんねぇ~、
すぐ行くからっ』





フタバ「焦って
髪が乱れたら
どーすんの?
私のことは気にせずに
ばっちり決めてきてねっ!」





ユナ『ありがとっ!
頑張る!笑』





ユナったらかわいいな。
今日もさらスト見るのが
楽しみ。





そんなことを思っていたら、
昔のことを思い出した。













・*。・ 5年前 ・。*・





私が唯一
気が許せるのが
ユナだった。





今でもそう。





ユナは昔から
ずっと優しくてかわいくて、
大好きだった。





出会いは小学4年生。





ユナと初めて
同じクラスになった。





フタバ「緊張する~
・・・レイナちゃん、
助けてぇ~涙」





レイナ「大丈夫だよ!
フタバちゃんはかわいいし、
見た目も明るいじゃん!
それだけでみんなを
惹きつけるって!」





フタバ「惹きつけちゃったら
みんなに
見られるよぉ~」





吉本麗南は
仲良しのお友達。





明るくてかわいくて
スポーツ万能で頭が良くて、
最強の女の子だと
私は思ってる。





そんな子と話してたら、
レイナちゃんの前にいる
ユナが声を掛けてくれたんだ。





ユナ「フタバちゃんって
言うんだ~!
見た目も名前もかわいいね!
そうそう、
私は吉岡優奈だよ、
よろしくねっ!」





フタバ「よ、よろしく
お願いしますっ。
わわ、わ、私は
小松崎ふたば」





レイナ「久しぶりに
ユナちゃんも
同クラだね~!」





ユナ「そだねー!
ねねっ、さっき
緊張するって
言ってたけどさ!」





フタバ「は、はいっ」





明るくてかわいい。
笑顔が素敵。





第一印象はそれだった。





でも、言ってたけどさ、
のあとに何が来るのか
怖かった。





もし「緊張なんて
小1じゃないんだし~笑」





なんて言われたら、
私どうすればいいのか
わかんないもん。





ユナちゃんは、口を
「い」の形に開いた。





ユナ「緊張なんて―――」





フタバ「・・・っ」





ユナ「みんなするよ~!」





フタバ「・・・え」





かわいい笑顔で
周りを照らしながら。





ユナ「もちろん
私だってするよ?
ただのバカな陽キャって
思われそうで怖いもーん!笑」





フタバ「え、そ、そんな、
ユナちゃんは優しっ」





ユナ「ありがとぉ~!
そうそう、
私はただのバカな
陽キャじゃない、
純粋な相談役の
明るい人だから!」





フタバ「相談役かぁ。
いいね、私もいつか
相談しに行っちゃおっかな」





ユナ「ふふふっ、ありがと!
そこら辺の男子も、
最強おしゃれな女子も、
レイナちゃんだって
緊張するよねっ?」





レイナ「うん、
めっちゃするー! 笑」





ユナ「ほらね!
ほんと、みんな
緊張しないことなんて
ないって!
私はこのクラスの中に
好きな人いるし///」





私を安心させてくれて。





レイナ「えー!?
ユナちゃん、
好きな人いたんだ!
初耳!」





ユナ「でしょでしょー笑
春休み中に好きになったの!
だから、言うのは
2人が初めてだよ///」





フタバ「えっ、すごいね!
私はまだ
恋愛したことないかも・・・」





レイナ「あれ?
小2の頃のナツくんは?」





ユナ「久野渚夏?
私その人のこと
よく知ってるよ!
まぁ、転校したけどねっ」





フタバ「転校したけど
好きなの!
・・・あっ、
言っちゃった・・・・・・///」





仲は深まるばかりで。





普通に
恋バナできる友達は
初めてだった。





ユナ「私、もう
フタバちゃんのこと
好きになっちゃった!
これからよろしくねー!」





フタバ「う、うん!
ふたりとも
仲良くしてくれると
嬉しいなっ」





レイナ「もちろんだよー!
ってか、もう既に
仲良いじゃん? ねっ!」





普通に恋バナとかが
できる友達が欲しかった。





入学してから
小2まで
いじめられていたから。





家族がいる子たちと
いる生活に
馴染めなくて、
すぐになかよし学級に
クラスを変えた。





そこでもダメだった。





ちゃんとした家庭が
みんなあった。





小2の1学期まで
ずっと慣れなくて、
やっと戻れたのは
2学期から。





そこでも
「養子だから」
「親がいないから悪い子」
と差別を受けた。





レイナ「あのねっ、
フタバちゃん、
すっごくいい子だから!
かわいくて優しくてねー」





フタバ「あ、ありがとう・・・っ。
あの、わ、私、
前まで施設に居て、
入学直前に里親さんの
元へ行って。
そこで育って
今ここにいるんだ。
親はいるかどうかも
わからないの。
それで、なかよし学級にも
居たことがあって、
いじめられてて。
ずっと独りで・・・・・・
だから、友達になってくれて、
ありがとうっ」





レイナちゃんも
ユナちゃんも、
大好きだった。













・*。・ 5年2組の教室 ・。*・





ずっと好きな人がいた。





誰にも話してなくて、
ときどき目で追う
くらいだったから、
誰にも気づかれなかった。





ユナ「秘密は禁止だよー! 笑
この3人なら、
どんなことでも話そ!
嫌なこととかも
絶対言わないよね!」





ユナちゃんは
そう言ったけど、
好きな人の話は、
どうしても
言い出せなかった。





タイミングなんて
なかった。





ある時、
レイナちゃんにバレた。





5年生になっても
3人は同じクラスで、
ずっと一緒にいたけど、
彼女にだけ初めてバレた。





レイナ「ねぇ、
フタバちゃん。
ちょっといい?」





フタバ「う、うんっ。
どうしたの?」





レイナ「単刀直入に訊くね。
フタバちゃん、
オオゾラくんのこと
好きだよね?」





フタバ「えっ」





レイナ「目で追ってる」





フタバ「・・・うん」





レイナちゃんは、
すごく、すごく
怒っていた。





レイナ「いつから
好きだったの?」





フタバ「だいぶ前・・・
えっと、小4の、
いつだったかな」





レイナ「そんな前から?
なんで
教えてくれなかったの?」





フタバ「は、恥ずかしくて。
タイミングもなくて」





レイナ「いくらでも
あったじゃん!
遊ぶときは3人だけ
だったでしょ?
何回遊んだと思ってるの?」





ユナちゃんも来て、
私の前に立った。
怒っていた。





ポニテの綺麗な髪が、
私の唇にそっと触れて。





ユナ「ちょっと、
やめようよ!
好きな人は
別にいいって!
秘密なんて別に
必ず話せとか―――」





レイナ「それでも!
それでも
私は話してほしかった!
ずっと親友でいたいなら、
好きな人くらい話してよ!」





ユナ「最初に言わなくて
ごめんなさいっ、
それは謝る!
でもそこまで怒らないで?」





フタバ「言えなくて
ごめんなさいっ。
でも、わ、私、
まだ親友でいたい。
お願い、しますっ」





ダメだった。
レイナちゃんは
去っていった。





レイナ「―――秘密も
話せない親友って、何よ」





レイナちゃんは、
決まりを絶対に
守る子だった。





これで、
私とユナちゃんの
2人になった。





ユナ「ごめんね、
守ってあげられなくて」





フタバ「なんで
ユナちゃんが謝るの・・・?
私が悪いよ。
早く話せばよかった。
ごめんなさいっ」





そう言って
2人で泣いた。





レイナちゃんは
今でもあまり
話せていない。





でも、あの
最強の女の子と、
もう一度
ちゃんと話したい。













・*。・ フラワーパーク ・。*・





ユナは何故か
怒っていた。





と言うより、
哀しんでいた。





フタバ「どうしたの?
私、何かしちゃった?」





ユナ「ううん、大丈夫」





フタバ「とても
大丈夫そうには
見えないよ」





ユナ「・・・ほんとに、
大丈夫だからっ」





フタバ「良くないっ。
話、聴くよ」





止めたら、ゆっくりと
息を吸って。





ユナ「フタバは優しいね。
昔から」





話してくれた。





ユナ「私、彼氏いたじゃん?」





フタバ「うん。
タスク、
かっこいいよね」





ユナ「そう。
かっこよかった。
でも―――――」





その瞬間。





ユナの目から
涙が零れた。





ユナ「別れた」





とても
悲しそうに、
寂しそうに、





でも
少し怒っていて。





フタバ「どうして・・・?
あんなに
仲良さそうだったのに」





ユナ「仲は良かった。
でも、恋愛的に
見れないんだって。
やっぱりただ
友達として
好きだっただけなんだって」





フタバ「それって、
もしかして」





ユナ「うん。
・・・・・・振られた」





ユナは泣いた。





ずっと、
ずっとずっと、
抑えてきた分を
全部吐いた。





純粋で正直なユナは、
深く傷ついていた。





フタバ「気づいて
あげられなくてごめんね。
次はもっと、私の元に
寄り掛かっていいからね」





その一言も。





ユナ「・・・こんなの、
気づかなくていいっ」





少し、
怒らせてしまった。





ユナ「私が悪かった。
こんなに
恥ずかしいことで
傷ついてるなんて、
バカだよ」





フタバ「バカなんかじゃない」





ユナ「バカなの!
自分が恥ずかしい。
誰にも知られたくなかった。
フタバだって、
私がつらかったら
話聴いてくれるの
すごく嬉しかった。
でも、これだけは、
訊かないでよっ」





フタバ「ごめんなさいっ」





ユナ「もうっ、嫌だ。
自分が嫌。
フタバもすぐ謝りすぎだよ。
悪いの私なんだよ?」





でも、心の中で
謝ってしまう。





ごめんなさい、
ごめんなさい、
ごめんなさい。





2人ともメイクが
涙で落ちて、
ボロボロの顔になって。





ユナ「同情じゃない方が。
・・・私は嬉しかった・・・・・・」





ユナは逃げていった。





もしかすると、
気晴らしに
私と出かけようと
したのかもしれない。





優しさは、ときに
相手を傷つけた。













・*。・ 部屋 ・。*・





また、独りになった。





あれから、
ユナからの
連絡は来ない。





私からも
気まずくて
連絡していない。





今日もひとり、
メイクを楽しむ。





フタバ(私にはメイクが
あるからいいもんっ)





メイクは、コスメは、
私を救ってくれた。





フタバ(やっぱりメイク大好き。
かわいいコスメたちは
もっと大好きかも。
見てるだけで
元気になれる)





私にとってコスメは、
そんなものだった。













・*。・ 2032年 東京都 ・。*・





私はコスメ会社で
開発をするチームになった。





パケかわで
見た瞬間に
買いたくなるコスメ、





発色がいいのに
お湯で流せる万能コスメ、





派手でも地味でもない
ナチュラルな
就活メイクセット、





他様々なもの。





就職して2年、
たくさんの意見が
採用されて、
ユズちゃんにも
たくさん買ってもらって。





今はとても幸せだ。





ユナ「次はこんな
コスメがほしい!」





レイナ「私はこういう
色のがいいな」





かつて離れた友人も、
コスメの力で
取り戻せた。





フタバ「やっぱり
コスメ大好き///」







、 。・、 。・、 。・、 。・





コスメの力で、
今すっっっごく幸せです!







・*。・ THE END ・。*・

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