キミが勇気をくれたから

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:ちょこみんと

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.02.26

私は、フタバ!!





文化祭に向けて
ステージ発表の
ダンスの練習をしています!





私はそのダンスリーダーを
やっているの。





動きや、1つ1つの形、
みんなの位置も
ちゃんと見なければいけない!





ダンスを世界一愛してる
女の子だよ!(笑)













・*。・ ダンス練習中 ・。*・





フタバ「コハナ、
そのダンスの形はこう!!」





「カイラ、位置ズレてる!!」





私は、結構強めに
指示を出しています。





だって
1位とりたいもん!!





そう、ステージ発表は
文化祭にある1つの部門で
1番良い披露をしてくれた人たちは
1位で表彰状がもらえるの~。





そのために頑張るんだ!!





フタバ「今日の練習は
もう終わりー!
また明日~」





ダンスメンバー「ありがとうございましたー」





私は帰ろうと思って
学校を出ようとしたら
カイラやコハナ、
他のダンスメンバーが
何かこそこそ話していた。





私は、気になって
盗み聞きしてしまった。





カイラ「フタバってば
ダンスうまいからって
調子乗りすぎー」





コハナ「あんなに厳しいと
やる気なくすよねー」





ダンスメンバーのみんなは
うなずいていた。





フタバ(そんな風に
思ってたなんて。。)





フタバ、カイラ、コハナ「あっ」





目が合ってしまった。





フタバ(まずいっ)





私は走って
帰ってしまった。





ショックと怒りで
いっぱいだった。













・*。・ 家に帰る ・。*・





フタバ「ただいま」





お母さん「おかえりなさい!
元気ないね、、、
どうしたの?」





フタバ「お母さんには
関係ない!!」





(走って階段をのぼる)





フタバ(お母さんに
当たっちゃった)





私は2階にある
自分の部屋に行った。





ムキになっていつもより
激しい感じに
ダンスの練習をしてしまった。





グギッ





フタバ「いたっ!
足ひねっちゃったー。
まぁ、次の日には治るか~~」





私はそう思っていた。













・*。・ 次の日 ・。*・





ピピピッーー
(目覚ましの音)





フタバ(もうこんな時間!
起きなきゃ~)





私はそう思って
ベッドから立ち上がろうとした。





フタバ「いたっ!!
昨日の足まだ治ってない。。。
しかも、腫れてない!?
昨日よりひどくなってるー!!」





私はお母さんに相談し、
学校を休んで
病院に行くことにした。













・*。・ 病院にて ・。*・





フタバ「ねんざーー!!
えっ、それって本当ですか??」





医者「しかも、少し重症です。
でも1ヶ月後には治るでしょう」





フタバ(良かった~!
でもこのタイミングで
けがするとかついてな~い)





私はそう思いながら
家に帰った。













・*。・ 家に帰る ・。*・





フタバのお母さん「重症とはいえ
ダンスの発表には
間に合うみたいで良かったね~」





フタバ「うっうん、、、」





ブーーブーー
(電話の音)





フタバ(あっ、リョウ)





リョウとは幼馴染み。





今は片思い中。





でもリョウは
学校ではモテモテで、
告白なんて
絶対にできない!!













・*。・ 電話中 ・。*・





リョウ「もしもしー」





フタバ「もしもしー!
どしたー?」





リョウ「どしたー?
じゃねーだろ。
フタバのお母さんから聞いたよ!
大丈夫??」





フタバ「大丈夫だよー!
もー大げさ(笑)」





リョウ「大丈夫ならいいんだけど
ダンスだって
文化祭でやるんだろ。
怪我とか風邪には
気をつけろよ」





フタバ(ダンスか、、、)





リョウ「おーいどーしたー?
何か考えてたか(笑)」





フタバ「あっ、うん!
そっそーだね!
明日は学校行くね!
また明日~」





リョウ「、、、また明日」













・*。・ 次の日 ・。*・





リョウ「おはよ。
だいじょぶ??」





フタバ「うん! 大丈夫!!」





リョウ「何かあったら頼れよ」





フタバ「ありがと!」













・*。・ ダンスの練習 ・。*・





フタバ「ごめんなさい!
怪我してしまい
しばらくダンスできません。
もちろん文化祭までには
治ります!
それまでダンスの監督やるね!
よろしくお願いします!!」





そしたら
コハナやカイラが
こそこそ話し始めた。





コハナ「あんなに
厳しくしながら
自分怪我するとか
意味わかんないwww」





カイラ「だる、、、
調子乗りすぎた天罰だよーw」





「き、今日は自習にします!!
また今度」





震えて泣きそうで
つらかった。





少し落ち着いてきた。





このまま帰ると
時間が早すぎて
お母さんに心配かけちゃうし、
どうしようと思っていた。





するとリョウが
歩いていた。





リョウ「フタバ
どーしたんだよ!
まだダンスの
練習の時間だろ」





私は泣いて
リョウに抱きついてしまった。





リョウ「どっどーしたんだよ。
フタバ(汗)」





フタバ「実は、、、」





私は今までのことを
全部リョウに教えた。





リョウ「なるほどね」





フタバ「これからどーしよ、、、」





リョウ「フタバはどんな
ダンスにしたかったの?」





フタバ「みんなで協力して
ダンスの楽しさを伝えたい!」





リョウ「それをみんなに
伝えればいいんじゃない?」





確かに私はみんなに
どんなダンスにしたいか
伝えてないし、
みんなの意見聞けてなかった、、、





フタバ「リョウ、
ちょっと行ってくる!!」





リョウ「おう!
みんなに気持ち
ぶつけてこい!!」





私は急いで
学校の体育館に向かった。





フタバ「みんな!!
さっきはごめん。
今までみんなと気持ちを
伝え合えてなかった。
こんな私だけど
もう一度一緒に
ダンスがしたい、、、!!!」





コハナ「もちろん!!
こちらこそあんなこと
言ってごめん!」





カイラ「フタバが
ダンス上手すぎて
嫉妬してた、、、
こんな私だけど
もう一度ダンス指導
してください!!」





ダンスメンバー「お願いします!!」





フタバ「こちらこそ!!」





こうして私たちは
仲直りすることができた!













・*。・ 文化祭当日 ・。*・





私は足もすっかり治って
当日をむかえることができた!





リョウ「頑張ってこいよ!」





フタバ「もちろん!
最高のステージにしてくる!!」





司会「次はステージ発表の
時間です。
まずはダンスを発表する
『ニコラエンジョイガールズ』です。
お願いします」





私たちはあれから話し合って
チーム名を決めることにした。





ダンスを楽しむ!
という意味で
エンジョイをつけたよ!!





フタバ「頑張るぞー! えいえい」





ダンスメンバー「おーー!!!」













・*。・ ダンス ・。*・





司会「ありがとうございました。
次は、、、」





ダンスは
無事に終わった!





フタバ「今までで
最高のダンスだったね!」





コハナ「うちらなら
優勝狙える!」





カイラ「絶対ね!!」





そうしてみんなで
話していた。





すると、リョウがきた。





リョウ「ちょっとフタバいい?」





フタバ「うん、、、?」





リョウ「お疲れ様!
めっちゃ良かったよ!!」





フタバ「ありがとー」





リョウ「あとさ、これあげる」





何か箱を渡された。





開けてみると
可愛いネコのキーホルダーが
入ってた。





フタバ「めっちゃ
可愛い~ありがとー!」





リョウ「喜んでもらえてよかった。
でさ、俺ずっと
フタバのことが好きだった。
いつもダンス熱心で
そんなところに惹かれた。
こんな俺だけど付き合ってくれ!」





そっ、そうだったの!?





フタバ「もちろん!
私も好きです。
付き合ってください!」





片思いしてたリョウとも付き合え、
まさかのステージ発表も1位!!





最高で一生思い出に残る
文化祭になりました!







*end*

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