初バイト。~HAPPY VALENTINE~

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:MIORIふうふぁみ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.02

私の名前は
小松崎ふたば!





中学3年生で、
ファッションと
メイクが大好き。





これから話す物語は、
可愛らしい、青春のような
青春じゃないような物語です。







* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





ふたば「あ~疲れたー」





今は絶賛受験前!
私は受験勉強に大忙しです・・・





スマホの通知音「ピロリン」





ふたば「??」









・ LINE ・





あやか先輩「フタバちゃん!
元気にしてる?」





ふたば「はい。
どうかされましたか?」





あやか先輩「フタバちゃんの
趣味って、ファッションと
メイクだよね?」





ふたば「はい」





あやか先輩は
元西ニコラ学園の生徒です!





同じ美術部で、
先輩の中でも
1番仲良しなんです!!





あやか先輩「私が今
バイトしてるところの
紹介したくて!」





ふたば「あ~でも、
私、中学生ですよ?」





あやか「あ、中高生限定なの!」





ふたば「、、
怪しくないですよね、、?」





あやか「全然!!」





ふたば「どういうバイト
なんですか??」





あやか「えーとね、お客様に、
ファッションとメイクの
すばらしさを伝えたり、
ヘアメイクをしてあげたりとか!」





ふたば「考えておきます」





・ LINE終了 ・











ふたば「とりあえず、
ニコラマップでみてみよー」













・*。・ 数分後 ・。*・





西ニコラ駅から徒歩2分か、、
だいぶ近いな・・・





お姉ちゃん(髙橋快空)「ふたば~!
ごはんだよー」





ふたば「うん! あ、!
お姉ちゃんバイトしてる?」





かいら「してるけど、なんで?」





ふたば「実は・・・」





私はお姉ちゃんに
すべてを話した。





かいら「ええええ!!!!
ふたばが!?!? バイト!?!?」





ふたば「しーーーーッッッ!
声がでかいよ!」





かいら「え、! でも、!
ふたばにそんなこと、、」





ふたば「できるよ!
だからやりたいの!」





かいら「ママはなんていうかね、、」





私の家は、
次女の小松崎ふたばをはじめ、
長女の快空と、三女のそのま、
そしてお母さんの4人家族です。





ママは、基本的に
私がやりたいことは
応援してくれる
情熱的なタイプで、





お姉ちゃんは
悩みを聞いてくれる
大好きな存在、





ソノマはTHE・末っ子タイプで、
とても幸せな家族です/////





ふたば「とりあえず、
ママに相談するね、、」





ママ「バイトって、、
まぁ、“ふたばが”
やりたいならいいわよ」





ふたば「ほんと!? やった!」





ママ「ただし、
受験が終ってからよ」





ふたば「はい!」





そして無事、
あやか先輩にも
報告しました!













・*。・ 2月9日 受験本番 ・。*・





ふたば「行ってきます」













・*。・ 2月12日 受験発表 ・。*・





今日はついに、
受験発表日。





ふたば「あった」





かいら「え?」





ふたば「あったよ!
あった~!」





(合格した)













・*。・ 2月13日 ・。*・





ふたば「今日は、初バイト・・・」





かいら「行ってらっしゃい」





ふたば「うん・・・」













・*。・ ニコラ西駅 ・。*・





あやか「ふたばちゃーん!」





ふたば「あやか先輩!!」





あやか「さ、! 行こっか!」













・*。・ ショップ ・。*・





チリンチリン





黒澤諒「いらっしゃいませ、、
あ! あやかちゃんか!
おはよう」





あやか「おはよう!」





黒澤諒「で、! どの子?
新社員は」





ふたば「おはようございます・・・」





ふたば!!!
超イケメン!!!





黒澤諒「さ、そこ座って。
あやかちゃんは
そこのアンケートの
集計しておいてくれる?」





あやか「はい」





黒澤諒「ありがとうね」





黒澤諒「君がふたばちゃん?」





ふたば「ハイッ///」





黒澤諒「えーとね、仕事内容が、、」





こうして、仕事内容を
教えてもらった。





ふたば(諒君かっこいいな、、、)





黒澤諒「それじゃ、始めようか」





ふたば「はい///」





お客さん「こんにちは~!」





あやか「いらっしゃいませ~!」





黒澤諒「じゃ、僕がやるから、
見ててね」





ふたば「はい///」













・*。・ 数時間後 ・。*・





お客さん「ありがとうございました」





黒澤諒「次はふたば、
君がやってみて」





ふたば「はい・・・」





黒澤諒「わからなかったら、
教えるから」





ふたば「///」





お客さん「おはようございます!」





3人「いらっしゃいませ」





ふたば「そこにお座りください・・・」





黒澤諒「いいじゃん。
できてる」





ふたば「///」





お客さん「えーと、これから
友達同士でショッピングに行くので、
はなやかでかわいいメイクと
お洋服を選んでいただける、
Bコースでお願いします!」





ふたば「かしこまりました」





黒澤諒「そこのコスメを使ってね」
(小声)





ふたば「はい」





あやか「フタバちゃん、
なんかあったら言ってね」





お客さん「あら、新人さんなの?」





ふたば「??」





あやか「その方、常連さんの
伊藤沙音ちゃんって言うのよ」





ふたば「どうも・・・」





沙音(お客さん)「こんにちは/////」





黒澤諒「いつも来てくれて、
ありがとうね」





沙音「はぁぃ/////
毎日でも来れますよ?/////」
(←諒を見ながら)





ふたば(あ~やっぱ、
これだけイケメンで
優しかったら、
ライバルも多いのか・・・)





沙音「早くやってくださいよ」





ふたば「・・・はい」





ふたば「沙音ちゃんに似合う、
華やかで可愛いブロッサムピンクの
アイシャドウに、
キラリと輝く繊細なパールが
埋め込まれた、ラメをつけますね」





黒澤諒「ふたば、
めっちゃうまいじゃん」





沙音「!?!? むぅ~」←怒ってる





沙音(何よ?
私のほうが可愛いのに!?)





ふたば「次はチークを乗せますね。
シャノンちゃんらしい、
青みピンクのチークです!
韓国でも人気のチークなんですよ」





沙音(も~~!
喋りかけんなって!
めっちゃメイクうまいけどね!?)





ふたば「完成です!!」





黒澤諒「うまっ!!」





あやか「わ~!
すごく上手ね/////」





沙音「あ、ありがとね~」←怒ってる





沙音「あ、明日バレンタインよね?
チョコ持ってくるわね?」





あやか「楽しみにしてるね/////」





ふたば「・・・お会計をっ
したいのですが・・・」





沙音「はぁぃ/////」





3人「ありがとうございました」





沙音「ありがとね/////
諒君/////」





黒澤諒「w
やってくれたのは
ふたばだけどねw」













・*。・ 夕方 ・。*・





あやか「沙音ちゃんって
お転婆だよねww」





黒澤諒「うん」←苦笑





ふたば「お疲れ様でした!
とても楽しい経験になりました!」





あやか「うち、ちょっと
用事あるから、
ふたばひとりで帰れる?
もう6時だけど、、」





黒澤諒「送っていくよ」





ふたば(!?!?)





ふたば「ありがとうございます///」













・*。・ 帰り道 ・。*・





黒澤諒「ふたば、
すごくメイク上手だね」





ふたば「いえいえ!」





黒澤諒「そういうの好きなの?」





ふたば「ママがそういう
仕事をしていて・・・」





黒澤諒「明日、バレンタインだね」





ふたば「あ~そうですね」





黒澤諒「誰かに、あげるの?」





ふたば「好きな人いないので///」





黒澤諒「俺でもいいじゃん?」





ふたば「!?!? ///」





ふたば「っっっあのっ!
わ、私、ここなのでっっっ!!」





黒澤諒「また明日」





ふたば「/////////」













・*。・ 家 ・。*・





ふたば(急いで作らなきゃ!)













・*。・ 次の日 ・。*・





あやか「おはよう」





ふたば「おはようございます」













・*。・ ショップ ・。*・





黒澤諒「おはよう」





2人「おはようございます!」





ふたば「////」





黒澤諒「今日は
予約が入ってるお客さんが
多いから。頑張れよ」





ふたば「はいっ!」





沙音「8時に予約の伊藤ですぅ/////」





あやか「昨日も来たわよね?」





沙音「諒君にあいたくて/////」
←諒を見る





あやか「ふたばが担当して」





ふたば「はい」





沙音「可愛くしてよね?」
(小声)





ふたば「う、うん」





沙音「りょうくーん/////」
←座りながら





黒澤諒「?」





沙音「私に似合いそうな、
アイシャドウおしえてよん/////」





黒沢諒「ニコラ・マリアの、
アイシャドウ08番が
似合うと思うよ。
沙音ちゃんは大きくて
可愛い目をしてるから、
右上の色をアイホールに
乗せてから始めるといいよ」





沙音「え~/////
しゃのしゃのって、
かわいい? /////」





黒澤諒「かわいいよ」





ふたば(ズキッ!
やっぱり沙音ちゃんが
好きだったんだ)





黒澤諒「じゃ、ふたっ、、」





ふたば(あ、いけない!
涙が、、
いつの間にか!!!)





黒澤諒「ふたば?」





ふたば「・・・」





黒澤諒「好き」





ふたば「!?!?!?」





沙音「はぁ!?!?!?!?!?!?!?」





あやか「!!!」





沙音「待って、意味わからない。
私のほうがずっと前から
この店に来てるのに・・・」





ふたば「沙音ちゃんっっ」





黒澤諒「沙音、ごめんね。
気持ちはうれしいけど、
俺はふたばが好き」





ふたば「そうだった!」
←バックをあさる





ふたば「ハッピーバレンタイン・・・」
←チョコを渡す





沙音「そんなぁぁぁぁぁあ~!」





こうして私と諒君は
付き合うことに成功。





一方沙音は・・・





沙音「キャー!!
ルーくんかっこいい~~~!」





推し活を楽しんでいます笑







*end*

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