君の声が好き

CAST小松崎ふたば

作者：りんちゃん

2022.11.24

私はフタバ。
中３で、合唱部に
所属しているの。

実は私、
好きな人がいるの。

それは、
幼馴染のルワ。

でも、彼は病気で
目が見えないの。

・＊。・　部活終わり　・。＊・

ルナ「疲れたねぇ～」

フタバ「うん」

ルナ「フタバって
好きな人いるでしょ？」

フタバ「う、うん」

ルナ「誰？」

フタバ「ルワ」

ルナ「ルワくんが
好きなんだ！
フタバの恋、応援するね」

フタバ「あ、ありがとう」

・＊。・　翌日　・。＊・

フタバ（またやってる。
助けなきゃ！）

フタバ「ヒマリ、
ルワをいじめないで！」

ヒマリ「だってあいつ
目が見えないじゃん。
ウケる～！」

フタバ「ひどい！」

ヒマリ「ふん、知らない」

フタバ「ルワ、大丈夫？」

ルワ「う、うん。ありがとう」

・＊。・　部活　・。＊・

［歌っている］

ルワ（フタバの声、
好きだなぁ～。）

時はどんどん過ぎて行き、
３月になった。

ヒマリには
何度も注意したが、
ルワへのいじめは
どんどんひどくなり、

とうとうルワは
不登校になってしまった。

フタバ（もう３月、
卒業したら、もうルワに
会えないかもしれない。
どうしよう！）

フタバ「そうだ！
明日ルワに会いに行こう！」

・＊。・　翌日　・。＊・

フタバ「よし、準備ＯＫ！
ルワに会いに行こう！」

ピーンポーン

フタバ「誰かな？」

カチャ

フタバ「ルワ！
目が見えないのに
よくここまで来たね」

フタバ「私もちょうど
ルワに会いに行こうと
思ってたんだ」

ルワ「君の声が好きだ!!」

フタバ「え」

ルワ「フタバの声が好き。
だから、僕と
付き合ってください！」

フタバ「は、はい！」

ルワ「ありがとう。フタバ、
こんな僕でも
愛してくれる？」

フタバ「もちろん！」

フタバ・ルワ「大好き/////」

＊ｅｎｄ＊