魔の組?! は最悪?

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:ユリヒメ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.06.08

nicola学園中等部
2年3組。





そのクラスには
奇妙な噂が存在する。





通称、魔の組。





このクラスに
入った生徒は、





人間関係(恋と友情)が
複雑になる。





これは、nicola学園中等部
2年3組にいる
ある女の子の物語――――。













*...・・・*...・・・*





新学期を迎えて
2ヶ月が経つ。





私は、鼻歌を歌いながら、
いつもどおり制服に着替え、
いつもどおり家を出た。





今日の空は快晴。





雲ひとつない
青空とも言えるね。





そんなトロいことを
ボンヤリ考えて、
歩いていたら、
いつのまにか
教室についてた。





私、いっつも
ぼんやりしてるんだよね(笑)





そしていつもどおり
ドアを開けて教室に入る。





?「みんなー!
おっはよー!」





クラスのみんな「おはよ!
恋キュー!」





あ、さっきから
ずっーと喋ってて
ごめんね!





私、小松崎ふたば!





お喋り大好き
中学2年生!





自分で言うのも
変かもだけど、





明るくて
友達も多い。





このクラスの子は、
みーんな優しくて
心が広いの。





ちなみに私は
《恋のキューピット》
活動をしているから
恋キューだよ!





ふたば「心花、おーはよ!」





私が心花と呼んだ子は、
有坂心花。





2人合わせてハナタバ





私の親友で、元気な
ハッピーガール。





でも、全体的には
私と真逆なんだよ。





ちなみに心花は
《友情のキューピット》だよ!





心花「おはよっ!
エイトくんとの
関係はどうなの?」





ふたば「進展なし」





心花「もーう。ふたば、
そこは攻めないと」





ふたば「はいはい」





心花「ハイは1回!」





ふたば「でも
大事なことは
2回言う!」





心花「屁理屈言わない!」





エイトくんは、私が密かに
恋をしている人。





こんな幸せな日々が
続くのだと思った。





でも実際は違った。













・*。・ 翌日 ・。*・





今日はどんよりとした
曇り空。





少し私から
学園のことについて
教えるよ!





私はnicola学園中等部
2年3組にいる。





このクラスは魔の組と
呼ばれていて
人間関係が複雑なんだって。





ま、私は
信じてないけど。





もうついた!





私はいつもどおり
教室のドアを開ける。





ふたば「おっはよー!」





?「「・・・おはよ」」





そう言ったのは、
ルミちゃんと
美央子ちゃんだ。





美央子「言いたいことが
あるから
放課後体育倉庫のとこに
来てね」





ふたば「うん」





どうしたんだろう?





なんか様子が
おかしいような・・・





まあいっかー。













・*。・ 昼休み ・。*・





私は、今暇だから
廊下をぶ~らぶら!





そこでびっくりした。





何故なら、心花と
エイトくんが
話していたからね!





何を話しているんだろ?





心花「ふたばってうざいよね。
友達無駄に多いし、
テンション高すぎるし、
ぶりっ子だし、
ホントに一緒にいるだけで
吐き気がする~」





エイト「本当にマジで
早く消えてほしい」





頭が真っ白。





こんなふうに
私のこと
思ってたんだ。





この心花の裏切り者。





真っ白だった頭は
真っ赤に
塗り潰されていく。





でもそれとは反対に
顔色は最悪で
真っ青だった。





午後の授業も
まるで頭に
入ってこない。





もう誰にも
会いたくなかったけど、
約束もあるので
体育倉庫に行く。





そこには、
ルミちゃんと
美央子ちゃんの
他に優奈ちゃんがいた。





ふたば「どうしたの・・・」





美央子「これを見て」





美央子ちゃんは
細い優奈ちゃんの
腕と足を
無理やり見せた。





本人は嫌がっていた。





とてもひどい状態だった。





全体アザと、カッターで
切られたようなキズだらけ。





美央子「優奈はふたばに
やられたって言ってる」





優奈「そんなこと言ってな……」





ルミ「ちょっと黙って。
外に出てて」





優奈ちゃんを
ルミちゃんが押した。





優奈「早く逃げて・・・」





そう言って
優菜ちゃんは
どこかへ行った。





ふたば「私、そんなこと
してないよ・・・」





美央子「言い訳しないで」





ルミ「人をいじめるなんて
サイテー。
しばらくそこで
反省しときな」





そして慣れた手つきで
私を体育倉庫に
閉じ込めた。





ふたば「どうしよう」





この学園では、
今日金曜日は
部活がない。





だから出られるのは
最短でも土曜日だ。





絶望した。





感情が心のなかで
黒い渦を
巻いている。





そんなとき
ガチャッと音がした。





ドアが開いた。





ふたば「リュウノスケくん!
優奈ちゃん」





リュウノスケ「小松崎さん、
大丈夫?」





優奈「ふたばちゃん、
ごめんね・・・」





優奈ちゃんが
泣き出してしまった。





ふたば「助けてくれてありがと。
優奈ちゃん、落ちついて。
状況を説明してくれる?」





優奈、リュウノスケ
「かくかくしかじか」





つまり、美央子ちゃんと
ルミちゃんは
優奈ちゃんをいじめていて、
それが心花に
バレそうだったから、
私のせいにし、
いじめることに
踏み切った。





優奈ちゃんが
ルミちゃんに
追い出された後、
リュウノスケくんに
そのことを話して、
2人で私を
助けてくれたらしい。





優奈「ふたばちゃんと
リュウノスケくんまで
巻き込んじゃってごめんね。
あと、私とあんまり
関わらないほうがいいよ。
私、最低な人だから」





ふたば「そんなことないよ!」





私は弾けるように言った。





ふたば「だって
私を助けてくれたんだもん!
あとキズ、手当しなきゃ」





私は手当をし始めた。





優奈ちゃんは
オロオロしている。





ふたば「ハイ、完了。
あとこれからも
仲良くしてくれる?」





優奈「ありがとう。
嬉しい。
でもふたばちゃんには
心花ちゃんがいるでしょ?」





ふたば「ううん。
心花に裏切られたから」





優奈「へ、え・・・、
それって」





ふたば「それより、
これからも
仲良くしようね!
優奈ちゃん!」





優奈「よろしくね」





優奈ちゃんが帰った後、
私はリュウノスケくんに
尋ねた。





ふたば「なんで
私を助けてくれたの?」





リュウノスケ「小松崎さんが
好きだから・・・
小松崎さん
俺と付き合ってください」





ふたば「私で良ければぜひ!」





私は飛び跳ねそうなほど
嬉しかった。





もう、エイトくんも
心花もどうでもいい。





だって
最高な彼氏と友達を
手に入れたから。













・*。・ 約1年後 ・。*・





私たちは、
中学3年生になった。





優奈ちゃんと
リュウノスケくんとの関係は
こじれるどころか、
どんどん仲良くなっていって
ハッピー!





これからも
私の大切な人として
よろしくね!







*end*

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