いじめから始まる私の恋

CAST小松崎ふたば

作者：WASABI

2024.03.21

もう３月！
すっかり桜の季節だね。

ご紹介遅れました。
私の名前は、フタバ！

私はいま
恋をしています・・・

＊＊部活＊＊

フタバ「コハナがいなくなると
寂しいな・・・」

レン「フタバちゃん、元気ないけど
どうしたの？」

フタバ「コハナ、元気かな？」

レン「うん、きっとコハナは
元気だよ」

フタバ「コハナなら、
うまくやってるよね」

コハナとは、私の親友です。

３ヶ月前、校外学習で
コハナの背中にトラックが
突っ込んできて
コハナは天国へ逝ってしまったのです。

・＊。　その裏で　。＊・

カイラ先輩「アイツまた、
レンくんと話してるよ」

かほ先輩「それな！
別にもうコハナの野郎いないから
フタバのこといじめよ！」

アキ先輩「さんせ−」

カイラ先輩「じゃぁ早速
明日からだね」

＊＊　次の日　＊＊

シャノン「フタバ先輩ー！
おはようございます」

フタバ「おはよ・・・」

シャノン「？　どうしたんですか？」

フタバ「上靴がない!!」

シャノン「!?　一緒に探します」

フタバ「ありがとう」

レン「よぉー、フタバ！
今日も天気がいいな」

フタバ「レンくん、おはよう」

レン「どうした？」

フタバ「えーと、
う、上靴がないだけ」

レン「俺も探すね！」

フタバ「ありがと///」

私の好きな人、その人は
まさしくレンなのだ・・・

にしても、なんで上靴が？

カイラ先輩「ｗｗｗｗｗｗ」

ん？　誰かいる？

レン「あったよ！」

フタバ「ほんと、ありが・・・」

レン「すごいっ汚れだよね・・・
わかってるよ、犯人は!!」

フタバ「誰？」

レン「カイラ、カホ、アキ先輩だ！
いるんだろ出てこい」

カイラ、カホ、アキ「ちぇ、バレた！」

レン「なんで後輩に
こんなことできんだよ！
狂ってんのか？
お前らの脳は」

カイラ、カホ、アキ「狂ってなんかいない！
ただ、レンと親密にしてんのが
悔しくて・・・」

レン「それだけで
フタバをいじめてたのか！
信じられない！」

カイラ「ごめんなさい！」

カホ「はぁー」

アキ「さーせん」

レン「そんなんで
お前らを許すか!!」

フタバ「レンくん！
ちょっと落ち着いたら？」

レン「俺は、フタバのことが好きで
仲良くしてんだ！」

カイラ「そ、そんな！
私達のレンが～」

レン「そういうお前たちが
嫌いなんだ！」

カホ「はいはい！」

レン「フタバ、俺はお前のことが
ずっと好きだった！
学年は違うけど
付き合ってくれないか」

フタバ「も、もちろんです///」

シャノン「おめでとう」

フタバ「ありがとう、シャノンちゃん」

アキ「そんなー！　覚えていなよ!!」

レン「お前らにフタバは
今後一生近づかせないからな」

シャノン「レン先輩！
それちょっと
キモく聞こえますよ！」

フタバ「ｗｗｗｗ、コハナ！
ついに私の恋は叶いました!!」

シャノン「きっと、コハナ先輩が
空の上から魔法をかけてSくれたんだね」

レン「コハナ、ありがとう」

―ＥＮＤ―