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恋のホームラン、君に届け!

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:ゆぷぷか

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2025.02.13

中2の小松崎フタバは
最近、野球部の中3・
久野ナツの練習を
応援するのにハマっている。





彼は野球部のなかで最も強く、
他校の試合などで
たくさん優勝していて
学校の人気者になった。





ある日の夕方、ナツが公園で
練習をしてるところを
見つけたフタバ。





「かっこいい!」
というと





「あ、ありがと。小松崎」
と照れていったナツ。





2人は一緒に
話すことにした。





「ナツくんって
野球上手いよね。
メジャーリーガーみたい!」





「うん、俺、親父の影響で
野球はじめたんだよね。
それで今のような感じに」





「へぇー」





「俺はいつか、世界的に有名な
野球選手になって
MVPに出ることが夢なんだ!」





「すごいね。
私ずっと応援してるよ!
ナツ君のこと!」





その後も何分か
話は続いた。





2人とも帰ろうと
思ったその時、





ナツが「小松崎、あのさ、
明後日の土曜日、
川沿いのところで
練習するんだけど、
小松崎も来ない?」





と、フタバにきいた。





「うん、来る!」





とOKしたフタバ。





帰り道、フタバは
考えこんでいた。





(そういえば明後日、
私の誕生日だ・・・
どうしよう、ナツ君は
知らないのに・・・
まぁいいか)













・*。・ 2日後 土曜日 ・。*・





「ごめんナツ君!
ちょっと遅れちゃってー。
(本当は誕生日パーティーで
遅れたんだけどね)」





「だいじょうぶだよ、小松崎!
席あそこだから
座って観ててー!」





フタバは席に座って
練習を観ていた。





(ナツ君すごいなー。
あんな強かったら、モテるし
MVPにもいけるなー)





するとその時、野球ボールが
フタバに向かって飛んできた。





フタバは見事、
ボールをキャッチした。





「びっくりした!
すごいホームランだなあ・・・ん?」





フタバはあるものを目にした。





「なんかボールに書いてある。
どれどれー、

『誕生日おめでとう、小松崎!
小松崎のことが好きだ!!
久野ナツ』

・・・って、えーっ!?」





フタバは驚いた。





するとナツが





「分かった?
俺からのスペシャル
ホームランプレゼント!
小松崎、好きだ!!
つきあってくれ!」





「・・・いいよ、
私もナツ君のこと好き!!」











*...・・・*...・・・*





そしてひと月後・・・





フタバは野球部に入り、
ナツや部員たちと
一緒に野球をする毎日を
送っている。





「小松崎、ホームラン!!」





「小松崎、お前
ホームラン上手くなったな!」





「えへへ。
そういうナツ君も
クリーンヒット
上手くなったね」





するとナツが
「今週のMVPは
俺の嫁、小松崎!」





「ちょ、ナツ君!
まだ結婚してないのに
勝手に・・・!」





とフタバは照れながら
うれしそうに言った。







*end*

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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