黒から始まる奇跡

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:こっちゃん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.03.12

私は、ふたば。
中学3年生!
女子校に通っています。





女子校だから
恋愛はできないけど、
私には推しがいるの。





それは、俳優と歌手をやってる、
内田レンくん! 高校3年生。





ライブには何回も
行ったことがあるけど、
対面イベントは
当たったことない・・・





でも、明日ライブがあるから
頑張ろ!













・*。・ 学校 ・。*・





コハナ「ふたば~、おはよ!」





この子は、コハナ。
幼稚園からの幼なじみで、親友。





ふたば「あっ、コハナおはよ~」





コハナ「明日って
レンくんのライブあるよね?」





ふたば「うん、
チケットは取れたから、
イベントの抽選で頑張る!」





コハナ「言ってなかったけど、
私も明日のライブ行くよー」





ふたば「え? まさか、コハナ。
レンくん推しになったの?!」





コハナ「違うよ~。
ふたばが1人じゃ不安だから、
私もついていくの」





ふたば「そうなん?
コハナありがと~!」





コハナ「じゃあ、
また明日ねー!」





ふたば「うん!」





あれ?
あの人またいるよー。





全身黒ずくめの人!





誰なんだろ?













・*。・ ライブ当日 ・。*・





ふたば「コハナ~、
お待たせ!」





コハナ「ライブ
始まっちゃうよー」





ふたば「今行く!」





レン(あっ、ふたばちゃんだ!
今回も来てくれたんだ。
嬉しい///)





ふたば「えっ、今
レンくんと目合った?!」













・。・:・°・。・:・°





ふたば「いや~、
レンくんのパフォーマンス
最高だったー!
しかも、ファンサくれた!」





コハナ「私には分からん笑」





ふたば「あとは抽選次第」





コハナ「ふたば、頑張れ!」





ちなみに私の席番号は
F‐3番。





スタッフ「当選者発表します。
座席番号A‐12、D‐23、
F‐3・・・」





ふたば「え、当たった?!」





コハナ「ふたば、よかったね~!」





ふたば「うん、嬉しすぎる泣」





コハナ「もう、泣かないの~。
レンくんに泣き顔見せちゃ
ダメでしょー?」





ふたば「うん、
でも本当に嬉しい!」





コハナ「ほら、行っておいで」





ふたば「ありがとう。
行ってくる!」













・*。・ イベント ・。*・





このイベントは1人ずつ
個室に呼ばれるから、
レンくんと2人きりで
話せるの///





スタッフ「F‐3番の方どうぞー」





あっ、呼ばれた!
行こっ!





レン「あっ、こんにちは~」





ふたば「こ、こんにちはっ!」





レン「大丈夫?
緊張してるの?」





ふたば「初めてなので、
緊張します」





レン「君、ふたばちゃんだよね?」





ふたば「え?
なんで私のこと
知ってくれてるんですか?」





レン「毎回ライブ
来てくれてるでしょ?
初めて見た時、
めっちゃ可愛いな~って思った。
だからプライベートでも
ふたばちゃんのこと見てた///」





ふたば「あの黒ずくめは
レンくんだったんだ。
推しにそんなこと言われたら、
あぁ、私、もう」





レン「えっ?
ふたばちゃん、
ふたばちゃんー!」













・。・:・°・。・:・°・。・





目を開けたらベットで
寝ていた。





誰のベットかは
分からない。





ふたば「えっ!
ここ、どこ?」





レン「あ、起きた?」





ふたば「まさか、ここって・・・」





レン「そう、俺の部屋」





ふたば「うそ、推しの部屋で、
しかも推しのベッドで
寝てたの?!///」





レン「ふたばちゃん、
いきなり倒れたから
びっくりしたよー」





ふたば「あの、なんで
レンくんの部屋に?」





レン「ふたばちゃんが
イベントで倒れて、
イベント中断したんだ。
それで近くに
病院なかったから
俺の部屋に連れてきた」





ふたば「迷惑かけてごめんなさい。
もう帰ります。
ありがとうございました・・・」





レン「ちょっと待って!」





ふたば「?」





レン「俺、ふたばちゃんのことが
好きなんだ」





ふたば「えっ!!!
私のことを?」





レン「ふたばちゃんの
プライベート見てる時、
思ったんだ。
俺はふたばちゃんが大好きだ。
だから、俺と付き合ってください///!」





ふたば「私でよければ///
よろしくお願いします!」





ふたば「でも、レンくんは
芸能人なのに、
付き合っても大丈夫なの?」





レン「芸能人だからって
遠慮したくない。
世間にも公表する」





ふたば「そうなんだ、良かった!」





レン「これから、よろしくね!」





ふたば「こちらこそ、
よろしくお願いします!」





レン「ふたばちゃん大好き///」





ふたば「私も大好き///」





こうして私達は
恋人になりました。













・*。・ 5年後 ・。*・





レン「ふたばー、
結婚式始まるよー!」





ふたば「ちょっと待ってー!」





レン「じゃあ、行く?」





ふたば「行こっか」











・。・:・°・。・:・°





コハナ「ふたば、おめでとう」





ふたば「ありがとう!」





コハナ「いや~、まさか
ふたばとレンくんが
結婚するなんて
思ってなかったよ!」





ふたば「うん、
私も夢みたいなの」





レン「ふたばー、大好きー///!!!」





ふたば「私も大好きー///!!!」





私達は結婚して、
幸せに過ごしています!







―終わり―

Like

この物語に投票する

小松崎 ふたばが主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!