シャー芯から始まる私の恋・・・

CAST小松崎ふたば

作者：WASABI

2024.03.23

私はフタバ、
恋バナ大好きな中学３年生！

もうすぐで卒業かー・・・

好きな人に告れるかな？

コハナ「おーい、フタバ!!
まーたハルトのこと考えてるの？」

フタバ「う、違うよ！」

コハナ「バレバレだよｗｗｗ」

フタバ「なんですぐバレるか？」

コハナ「ごまかすの下手だからねｗｗｗ」

フタバ「ひどーい」

コハナ「嘘をつかないのは
いいことだよ！
あ、そうそう。
そんなフタバに朗報が！」

フタバ「何～？」

コハナ「シャーペンでできる
おまじない！」

フタバ「それなら簡単に
できそうだね」

コハナ「ごほん！　説明します。
えーと、まずシャー芯を７本用意します！
メモに好きな人の名前を書きます。
その芯を使い切ったら
その人と両思いになれるの！」

フタバ「へー、そのおまじないは
初めて知った！
今まで恋が叶うおまじない、
知ってるやつは１００回くらい
試したけどｗｗｗｗ」

コハナ「ｗｗｗ」

レイナ「お２人さん、おっはよー!!
流石にフタバー、
１００回はやってないしょ！
嘘だよね！
１００回もやってたらやばくね（笑）」

コハナ「それがねー、
こいつホントなの！」

レイナ「まじか!!　えっぐ」

フタバ「ｗｗｗ　そうかなー？」

コハナ・レイナ「そうだよ!!」

フタバ「テヘ」

ハルト（かわいいな///
シャーペンのおまじない
やってみようかな）

＊＊　家にて　＊＊

フタバ「えーと、シャー芯を７本！
メモにかいて・・・」

あれ？
メモってどこだっけ？

あれー、ここに入れたはず
なんだけどなー！

カイラ「フゥーちゃん！
さっきから何
ガタゴトやってんのｗｗｗ？」

フタバ「メモ帳を探しているの！」

カイラ「買ってきてあげるか？」

フタバ「いいの？」

カイラ「うん。
私のおごりでいいよ！
じゃぁ行ってくるね」

フタバ「ありがとう!!
いってらしゃい」

あ、そうだシャー芯！

あった！
でも・・・
何に入れればいいんだろう？

やっぱりかわいいポチ袋かな？

あ、これかわいい！

カイラ「ただいま−！
めちゃ可愛いのあったよ！」

フタバ「おかえり！
ありがとう」

カイラ「いえいえ」

うわぁー可愛い！

これに『今井・ハルト』っと！

で、シャー芯入れて！

できた!!

―　LINE　―

フタバ『みてーできた−』

コハナ『えー、良かったじゃん』

フタバ『叶うといいな！　この恋』

コハナ『そうだね』

＊＊　次の日　＊＊

コハナ「おっはよー！」

フタバ「おはよう！
今日は遅かったね！」

コハナ「めんご!!
地下鉄遅延で、自転車で
くっそ高速できた」

フタバ「お疲れ様」

コハナ「どもっ」

レイナ「ふたりともおはようさん！
何、そのぽち袋」

フタバ「な、なんでもない!!」

ナツ「おい、ハルト！
お前もぽち袋持ってるのか？」

ハルト「うわぁ、俺のバッグを漁るな」

ナツ「お前、フタバとおそろいだなｗｗｗ
さては・・・」

ハルト「///」

ナツ「お前本気だったのか！
おーい、フタバ！」

ハルト「ちょ、ちょっとやめろって」

フタバ「な、何？」

ナツ「ハルトが
言いたいことがあるって」

フタバ「ハルトくん？
か、顔すごい赤いよ！
熱あるのかも！　来て！」

ハルト「あぁ」

フタバ「はぁ////」

ハルト「ゴメンな！
迷惑かけて」

フタバ「ううん！
私、好きだから」

ハルト「ん？」

フタバ「私は、君のことが好きだから」

ハルト「!?」

フタバ「好きなの。
付き合ってくれる？」

ハルト「俺もお前のことが好き！
喜んで付き合う！」

コハナ・レイナ・ナツ
（ふー、、やっとくっついたｗｗ
一件落着）

―ＥＮＤ―