夢より私を選んでくれた彼氏君

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:かの

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.06.25

こんにちは~
ふたばです。





読書が大好きな
中学2年生。





「今日は、
委員会決めをやります」





今日、
委員会決めなの!





私は、去年と一緒の
図書委員で良いかな。





「ねぇ、ねぇ、
お姉ちゃんが
言ってたけど
河島先輩
図書委員だって」





「まじー!
私、絶対
図書委員にする~」





「しかも犬飼先輩も
図書委員だってー」





「ヤバッ!
図書委員、
サイコーじゃん」





え~





毎年、図書委員
こんなに
人気ないのに・・・





図書委員は、
このクラスで3人まで。





「図書委員は、
6人いるね~。
じゃあ、じゃんけんね」





勢いでパーを出した。





パーとグーで
半分に分かれて
無事図書委員になれた。





ふぅ~
良かったー。





今年も楽しい
学校ライフが送れる~。













・*。・ 次の日 ・。*・





今日から
委員会活動始まる。





1年生も入って来るし
頑張らないと!





水曜日担当の人は、





1‐2 伊藤沙音
3‐2 河島英人
3‐1 犬飼太陽





待って、もしかして
河島先輩と犬飼先輩って
クラスの女子が言ってた人!





あ~ヤバい!





嫌な予感しかしない。







本の整理をしていると・・・





「キャー河島先輩ー
サ、サインください」





そう。
河島先輩&犬飼先輩は、
アイドルなので
テレビに出演することも
よくある。





しかも2人とも
美男子なので
女子にめちゃくちゃ人気。





ということで
本来なら中3なので
受験勉強をしないと
いけないのだが
2人は、芸能界に
入っているので
中卒でいいらしい。





河島「あのさぁここ、
図書室なんだけど。
静かにしてくんない」





「すいません」





そうして女子軍団は、
帰っていった。













・*。・ 次の休み時間 ・。*・





「なんでアンタだけが
河島先輩と一緒に
いられるんだよ」





ふたば「いや、私は」





「ずるしてんじゃねぇーよ」





怖い。





私は、全力で
図書室に走った。





でもどんどん
追いかけてくる。





はぁ~
やっと図書室着いた。





でもまだ来てる。





河島「おい、
何やってんだよ」





「いやーそのー」





河島「さっきは、図書室で
騒ぐと思ったら
今度は小松崎
いじめてんのかよ」





「別にいじめてるわけじゃ」





河島「さっさと帰れ」





「はい」





河島「小松崎、大丈夫か」





ふたば「はい。
あのー
ありがとうございます」





河島「その良かったら
今日一緒に
図書館行かないか?」





ふたば「は、はい」













・*。・ 図書館で ・。*・





河島「俺の仲間だ」





えっー。
この人たちが!
なんか厳つい!





「ということで先輩、
あとは頑張ってくださいね」





河島「おう」





頑張る? 何を?





河島「なんか、
俺のせいで迷惑かけて」





ふたば「大丈夫です」
先輩と一緒に
図書館来れたんで/////」





河島「後でいいものやるから
許してくれよな」





ふたば「もう許しましたけどね!
ありがたく頂戴します」





なんだろー楽しみ!













・*。・ 10分後 ・。*・





なんか本読んでるのに
ソワソワする~。





先輩の横顔が、
イケメン過ぎます/////





あ~も~う
本じゃなくて
私を見てほしい/////





先輩がこっちを向いて
微笑んでくれた。





なんだろう、
この胸のドキドキ/////













・*。・ 1時間後 ・。*・





ふたば「そろそろ
帰らないと」





河島「じゃあ、
ちょっと
待っててくれ」





ふたば「はい」





本当は、
帰りたくないです。





一生この時間が
続けばいいのに・・・





でも門限が
あるからなぁ~。





河島「はい。これ」





ふたば「ありがとうございます」





それは、小さな双葉の
クローバーだった。





河島「ホントは、
四葉のクローバーが
良かったんだけどさぁ、
無くって。
だからふたばの
クローバーということで」





双葉とふたばを
かけたんですねwww





ふたば「これ
栞にしていいですか?」





河島「もちろん」





2人の思い出ということで
永久保存します。





河島「あと、俺と
付き合ってくんねぇか?」





ふたば「私で良いんですか?」





河島「彼女がいたら
他の女も寄ってこねえだろ。
あと、ふたばのこと
好きだから」





照れくさそうに言った
その先輩の顔が
かわいかった。





ふたば「もちろんです」













・*。・ 次の日 ・。*・





「ねぇ~河島先輩、
彼女できたらしいよ~」





「マジー最悪」





「どうせふたばとかじゃないの。
最近、河島先輩の前で
お利口な犬みたいにしてさ~」





「確かに~
ふたばってかわいい
優等生かと思ってたら
やっぱ裏があるんだ~」





「性格悪~」





「いきなり
手の平返してさぁ~」





「ちょっとてめぇら
ふたばの悪口
言ってんじゃねえ」





この人たち
昨日図書館であった
厳つい人だ!





イケメンだけど
不良なの?





でもあの人たち
私のこと
守ってくれてんだ。





小声で「まだ裏あんの?
こんな不良と友達なんて
ふたばって
優等生ぶってただけなんだ」





「てめぇ黙っとけや」





その後も毎日毎日
こんな感じだった。





しかも先輩は、
人気がどんどん
出てきて忙しく、
会える時間も
少なくなっていった。













・*。・ ある日 ・。*・





河島「重要な
お知らせがあります。
僕は、プライベートに
もう少し時間を使いたいので
芸能活動を1か月間
休止します」





テレビ画面越しに
そう言う先輩を見て
驚きと嬉しさが
溢れ出した。





それからと言うと
もう幸せに
溢れていた。





学校では、
イチャつかないけど
放課後にデートしたり
楽しかった。





でもそんなひと時も
一瞬で過ぎ去るもの。





河島「あのさぁ俺、
芸能界引退しようかと
思ってる」





ふたば「なんで?」





河島「ふたばと
一緒にいれる時間が
短くなるから」





ふたば「私も先輩とは
ずっと一緒にいたい。
でもテレビで
先輩を見れるのも
嬉しいよ。
せっかくファンの人が
増えてきて
これからって時なのに
私のために
夢を諦めないでほしい。
もし先輩がこのまま
芸能界続けたいのに辞めたら
今まで先輩のことを
応援してくれたファンの人にも
申し訳ないよ」





河島「良いんだ。
ふたばと一緒にいることは、
俺の幸せでもある。
それに俺
ユーチューバーになる」





ふたば「えっ!
分かった」













・*。・ テレビ ・。*・





河島「この度僕は、
芸能界を引退することを
決定致しました。
理由は、プライベートを
充実させたいからです。
ファンの皆様、今まで
応援ありがとうございました。
これからは、一般の中学生
兼ユーチューバーとして
頑張っていきます。
今までありがとうございました。
これからも応援よろしく
お願いします」





こうして私たちは、
「ふぅえいチャンネル」として
2人でユーチューバーに
なりました!





「2人ともお似合い」





「こんなカップル憧れ」





「ふたばちゃん可愛い
えいとくんイケメン」





今日も嬉しいコメント
いっぱいきてる。





私たちは、今
とーっても幸せです!







*Happy end*

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