奇跡の恋

CAST小松崎ふたば

作者：こっちゃん

2023.02.14

私の名前は、小松崎ふたば！
中学２年生。

そんな私には好きな人がいて、
それはレン先輩！

かっこよくて
スタイルも良いし、
なにより、優しいの！

そんなレン先輩の周りには
いつも、ユズ先輩がいるの。

ユズ先輩は、嫌いな人を
転校させてしまうほど
怖いらしい。

・＊。・　学校　・。＊・

あー、今日も暇だなー。

「うわっ!!!」

レン「痛ってぇー」

ふたば「ごめんなさい！
大丈夫ですか?!」

って、レン先輩?!

レン「こちらこそごめんね。
小松崎さんこそ大丈夫？」

ふたば「いえっ、大丈夫です！」

レン「そっか、よかったー。
じゃあね！」

ふたば「あっ、」

レン先輩、
かっこよかったなー。
でも、なんで私の名前
知ってたんだろう？

ユズ「なにあの子・・・」

私は、このことがあって以来、
レン先輩と仲良くなった。

毎日一緒に帰っている。

・＊。・　休み時間　・。＊・

アンジ「なんか最近
レン先輩と仲良いじゃん～！」

ふたば「うん、
実は体育祭で
告白しようと思ってるの」

アンジ「えーまじで?!
頑張れ！」

ふたば「うん、ありがとう！」

・＊。・　帰る時　・。＊・

レン「ごめん！
今日は用事があって
一緒に帰れない！」

ふたば「いえ、
ぜんぜん大丈夫です！」

あー、１人って寂しいなー。

ユズ「小松崎さんだっけ？」

ふたば「あっ、はい！」

ユズ「ちょっと
頼みがあるんだけど」

え、なんだろう？

ユズ「これ以上レンに
近づかないでね」

ふたば「えっ、
なんでですか？」

ユズ「私がレンと
付き合うからに
決まってるじゃん」

ユズ「小松崎さんが
レンに近づいてるから、
不安になってるの～。
分かる？」

ふたば「・・・」

ユズ「じゃ、よろしくね。
小松崎さん」

ユズ先輩も
レン先輩のこと
好きなんだ・・・

それ以来、私はレン先輩を
無視するようになった。

レン「ふたばちゃん！」

ふたば「・・・」

ユズ「小松崎さん
無視するなんてひど～い！
レン、私と帰ろ！」

レン「うん・・・」

・＊。・　体育祭　・。＊・

次は私たちの番だ！
準備しよー。

ふたば「あっ、レン先輩～！
・・・ってユズ先輩も一緒？」

ユズ「レン、
私と付き合ってください！」

えっ・・・

アンジ「ふたば～
なにしてるの？
もう出番だよ！」

ふたば「あっ、今行く！」

・　・　・　・　・　・

ふたば「あー体育祭
あっという間に
終わっちゃったなー」

レン「小松崎さん！
ちょっといい？」

ふたば「あっ、はい」

レン「今まで
なんで避けてたの？」

ふたば「それは、その・・・」

レン「ユズの仕業だよね？」

その後わたしは、レン先輩に
全てのことを話した。

レン「僕のせいで
小松崎さんが嫌な思いを
してたなんて・・・
本当にごめん！」

ふたば「いや、私こそ
ごめんなさい！」

ふたば「あの、ユズ先輩と
付き合ってるのに、
私といたら
ユズ先輩に怒られません？」

レン「え？　いやいや、
ユズとは付き合ってもないし、
ユズが勝手についてくるだけ」

ふたば「そうだったんですか?!
良かったー」

レン「良かったって何が？」

ふたば「いや、その、、、」

レン「分かってるよ。
多分僕も同じ気持ちだから」

ふたば「えっ」

レン「改めて言います。
小松崎ふたばさん、
僕と付き合ってくれませんか？」

ふたば「はい、よろこんで！」

こうして２人は
学校一のカップルとなりました。

＊終わり＊