イルミネーションイベント

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:はな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.12.15

小松崎ふたば。
中学3年生。





今日もいつも通り、
登校していた。





あんな「ねぇ、ふたば!
聞いてよ!」





私はあんなのほうを見た。





あんな「これ、見て」





あんなのスマホを
私に向けた。





『○○公園
イルミネーションイベント開催』
という大きな文字。





あんな「ふたばの好きな
スイーツのカフェもあるし」





ふたば「・・・」





あんな「行かない?」





実はこのイベントが
開催されるの、知ってた。





でも、チケットがないと
いけないみたいだし・・・





あんな「一緒に行かない?
楽しそうだよ!」





ふたば「・・・」





私はあんなと
行きたい気持ちも
すごくある。





そうなんだけど・・・





私はある男の子に
片思いをしている。





ゆあん「あっそれ、
俺も知ってる!」





その男の子というのは
ゆあんだった。





あんな「ふたばと一緒に
行くんだよね」





・・・ゆあんと一緒に
行きたかったけど、
あんなとでも楽しそうだから
いいのかな。













・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:





放課後。





今日、ゆあんを誘えなかった。





いやな気持ちに
なってしまったので
ひとまずスマホを開く。





すると、
ラインのアイコンの隣に
あんなのメッセージが
途中まで書かれてあった。





あんな「この前ゆあんと
一緒に行ったカフェ、
めっちゃよかったから、
ふたばと今度一緒に行きた・・・」





ゆあんと一緒にカフェ?





もしかして、デート!?





最後まで文章を読みたくて
ラインを開き、既読する。





続きは、





「ふたばと今度一緒に
行きたいな~。どう?
あとで店内の写真送っておく」





としか書かれてなかった。





あんなって
ゆあんのこと好きなのかな。





嫌だった。





嫉妬とは
こういうものなんだ。





すると、あんなから
またメッセージが届く。





あんな「ちなみに
イルミネーションのチケット
もう手に入れてるから
心配しないで。楽しみだね~」





そもそも私誘われた時、
OKした記憶ないけどな。





あんな「駅前のコンビニで
待ち合わせね!」





はぁ。













・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:





翌日の授業終わり。





あんな「ゆあんの、
好きなタイプって、何?」





2人は、
恋バナをしていた。





ゆあん「ん~。
優しくて、可愛い子」





あんな「外見は?」





ゆあん「ガーリーな感じの
髪型が多くて、よく笑う子」





あんな「ふ~ん」





あんなと一瞬
目が合う。





今まであんなのこと
大好きだったのに。





いや、私がゆあんに
話しかけに行かないのが
ダメなんだ。













・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:





イベント当日。





駅前のコンビニで
午後6時に集合って
言ってたくせに、
全然来ない!





ラインを開く。





その時だった。





ドン!
私は、転んでしまった。
恥ずかしい!





ゆあん「あっ、ふたば!
ごめん」





手を差し伸べてくれる。





私はゆあんの手をつかんで
立ったが、
意味が分からなかった。





なんで
ゆあんがいるのか。





ゆあん「ふたばは
何しにここに来たの?」





ふたば「そっちこそ。
私はイルミのイベント、
あんなと行くから
ここで待ち合わせ」





ゆあん「えっ? それ、
あんなに断られなかった?」





話がかみ合ってないようだ。





ゆあん「俺は、あんながふたばに
イルミのイベント断ったから
ゆあんと一緒に行きたいって。
チケット俺にくれた」





ふたば「私もあんなから
チケットもらった。
あんな、チケット2枚しか
持ってないって言ってた」





ん?
ということは・・・





ゆあん「じゃあ、
俺と一緒に行く?」





ふたば「・・・うん」





あんながはめた
優しい罠だったようだ。





会場に向かう。





その時、歓声が響いた。





ライトアップが
はじまったのだ。





ゆあん「めっちゃきれい」





ふたば「そうだね」





目が合う。





ゆあん「あのさ」





ふたば「うん」





ゆあん「俺は、優しくてかわいい
ふたばが好きです。
俺と、付き合ってください」





ふたば「・・・うん」





最後の中学の冬は
1番の思い出になりました。







*end*

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