最高の夏休み！

CAST小松崎ふたば

作者：かるぼなーら

2024.04.28

先生「明日からみなさん
待望の夏休みです。
しっかりと計画を立てて
安全に過ごしましょう」

フタバ「はーい」

私はフタバ！
高１だよ！

なんと明日から夏休み！

めっちゃ楽しみなのは
いいけどね・・・

コハナ「ねぇ～ふーちゃん！
あの宿題多すぎない？」

フタバ「分かる～！
せっかくの夏休みなのに
ノート丸々１０冊も
勉強なんて疲れるよ～（泣）」

ミサキ「お２人さん
なに話してるの～？」

コハナ「あ、ミサキじゃん！
今ね、宿題が多すぎるって
話してたの！」

ミサキ「そうかな？
俺にとっては
普通なんだけどな～」

フタバ「え！
多いって思わないの？」

ミサキ「宿題は
早く終らせたほうが
いいからね！」

コハナ「じゃあみんなで
勉強会しない？」

フタバ「いいね！
じゃあだれか誘おう！」

ミサキ「それは、コハナと
俺に任せて！」

フタバ「あ、うん
分かった・・」

なんで２人で
集めるんだろ？

・＊。・　夏休み初日　・。＊・

フタバ「おまたせ～！
遅くなった！」

コハナ「もー！　遅いじゃん！
みんな来てるよ！」

ミアン、タイヨウ「やっほ！」

フタバ「え?!
ミアンちゃんに
タイヨウ?!」

ミアンちゃんは
学校１の頭がいい子で、
タイヨウは
私の幼なじみなんだ！

コハナ「ほとんどは
ミアンに教えてもらうからね！」

ミアン「なんで?!
みんなだって
自分で考えないの？」

ミサキ「まぁまぁ！
それは一旦おいて、
家入ろう！」

フタバ「外暑いし！」

全員「おじゃましまーす」

フタバ「コハナの家、涼しい～！」

コハナ「ずっとエアコン
つけてたからね！」

・勉強中・

フタバ「う～ん、分からない！」

タイヨウ「どこが分からないの？」

フタバ「うわっ！
びっくりした～！
えっとね、ここなんだけど」

タイヨウ「あー、これはね・・」

ミアン「２人ともお似合いね！
付き合ったら？」

フタバ「ちっ、違うよ！
ただの幼なじみだから！」

ミアン「ふ～～ん。
そっか～～」

タイヨウ「おい、フタバ
教えてる最中だぞ？」

フタバ「あ！　ごめん！
そっちの話につい
気をとられちゃって・・・」

タイヨウ「ふ～～ん、
じゃあなんで
目合わせないの？」

いや、そこですか！　って
ツッコみたくなったんだけど！

フタバ「べ、別にいいじゃん！」

コハナ「ふーちゃん！
なに楽しそうに話してるのよ！
もしかして両思いだとか？」

フタバ「ちょっ、コハナ！
そんなこと
いわないでよぉ～～//」

タイヨウ「俺ちょっと外出てくる」

ミサキ「行ってら～」

タイヨウ「フタバ行くぞ」

フタバ「へ?!」

その時、みんなが
私に視線を向けて
応援してくれてるように
見えたのだ。

フタバ「一体なにするつもりなの？」

タイヨウ「なんで正直にならないの？」

フタバ「え？」

タイヨウ「さっきもめっちゃ
幼なじみしか
言わなかったじゃん」

フタバ「いや・・・あれは・・・」

タイヨウ「俺、フタバのこと
幼なじみじゃなくて
好きなんだけど」

フタバ「え、そうなの？」

タイヨウ「うん。
フタバさっきめっちゃ
照れてたけど
俺のこと好きなの？」

フタバ「そっ、それは・・・・///」

タイヨウ「顔に出てるよ。
好きなんでしょ？」

フタバ「う、うん・・・///」

タイヨウ「やっと
正直になったね～。
ソウイウとこかわいい」

フタバ「ちょっ・・・やめてよ！」

タイヨウ「カップルになったんだから
それぐらい当たり前じゃん」

フタバ「・・・私もタイヨウのこと
大好き///」

コハナ、ミサキ、ミアン「２人ともおめでと～！」

フタバ「うわっ！
びっきりした～
みんなか～」

コハナ「２人とも
付き合うのにずいぶんと
時間かかって～。
もっと正直になんなきゃ～」

タイヨウ「ほらね？
やっぱり正直になんないと
だめだよ？」

フタバ「分かった！
これからは気をつける！」

コハナ、ミアン、ミサキ「２人とも
お幸せにね～！」

フタバ、タイヨウ「もちろん！」

～Ｅｎｄ～