恋愛に縛りはない。

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:こっちゃん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.03.15

私は、小松崎ふたば!
中学3年生です。





実は、nico練習生です。





いつかガールズグループとして
デビューしたいと思ってます!





デビューするためには、
1番上のクラス(トップクラス)に
入らないといけないのです。





でも、練習生には
決まりがあるの。





それは、恋愛禁止。





私は、好きな人がいるけど
告白しちゃダメらしい。





ちなみに好きな人は・・・
同じ練習生のレンくん///













・*。・ ダンススタジオ ・。*・





「今から腹筋120回、
腕立て50回などの
トレーニングします」





これが普通。
練習生じゃない人は
こんな回数むりとか思うけど、
きついのが当たり前になってる。





正直、こんな練習やめたいけど、
デビューするために
頑張らなきゃいけない。





・。・:・°・。・:・°





やっと終わった・・・





レンくんの練習
のぞきにいこうかなー///





あっ、レンくんいた!





「なんでこんなことも
出来ないんだよ!」





レン「・・・すみません」





レンくんが怒られてる・・・





「次、出来なかったら
強制退所だからな!」





レン「はい・・・」





大丈夫かな・・・





「カランッ」





あっ、やばい、
バレてないかな・・・





レン「?!」





ふたば「ごめんなさい!
その・・・」





レン「ふたばちゃん、
謝らなくていいよ。
その代わり
話聞いてくれる?」





ふたば「はい・・・?」





なんで名前
知ってるんだろ?













* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





レン「さっき見た通り、
俺、最近ダンスとかの
レベルが落ちてきてるんだ」





ふたば「そうだったんだ・・・」





レン「だからそろそろ
退所しようかなって
思ってて・・・」





ふたば「嫌だ」





レン「え?」





ふたば「レンくんが
いなくなったら、やだ」





レン「なんで?」





ふたば「私、前から
レンくんのこと知ってて、
好きなの///
ダメだってことは
分かってるんだけどね」





レン「っ///」





ふたば(えっ、なんで
レンくんの顔赤いの?)





レン「実は、俺も前から
ふたばちゃんのこと知ってて、
ずっと好きなんだ///」





ふたば「えっ///」





ふたば「でも、
恋愛禁止だったね」





レン「じゃあさ、
こういうのはどう?」





レン「お互いの家の中だけで
話したり遊んだりする。
そして、絶対に
外では一緒にいない。
はどう?」





ふたば「いいと思う!」





レン「じゃあ、
俺たち付き合おう!」





ふたば「うん!」





こうして、秘密の恋が
始まりました。





私達は、練習で
出来なかったところを
アドバイスし合って、





2人ともトップクラスに
入ることができました!













・*。・ 練習中 ・。*・





「ふたば、ユズ、アンジ、
アキ、シャノン。
話がある。
ちょっと集まって」





え、なんだろう。





まさか、クビ?!





どうしよう・・・





「君たちは、来月に
デビューすることになった」





アキ「え、うそ・・・」





アンジ「嬉しい 泣」





ユズ「デビューできるんだ 泣」





シャノン「やったー 泣」





ふたば「私がデビューできるなんて、泣」





「これは、本当の話。
そしてグループ名は、
nico&loveだよ」





ふたば・ユズ・アンジ・
アキ・シャノン「いい名前!」





「このことは明日、
世間に公表する。
それまでは内部の人以外に
言わないこと」





ふたば・ユズ・アンジ・
アキ・シャノン「はい!」













・*。・ 帰宅後 ・。*・





そうだ!
レンくんにメールしよ♪





ふたば「レンくん、私ね、
ユズ、アンジ、アキ、
シャノンと一緒に
来月デビューすることになったよ!」





レン「うそ、俺も
デビューできることになった!」





レン「メンバーは
俺と、ユアン、
タスクだよ!」





ふたば「ほんと?!
同時にデビューできるなんて
嬉しい!」





レン「俺も嬉しい///」





レンくんもデビューするんだ~
なんか嬉しいな~///













・*。・ 1ヶ月後 ・。*・





司会者「続いては、
デビューする前から
大人気のグループ。
nico&laveとnicorasです!」





nico&love「せーの、
こんにちは~、
nico&loveです!」





nicoras「こんにちは~、
nicorasです!」





ふたば(憧れの音楽番組に
出られて嬉しい!
しかもレンくんと
共演できるなんて~///)





レン(ふたばちゃんと
共演できて嬉しいな~。
ずっと見てたら
気づくかな?)





ふたば(ん?
レンくんが見てる?
私もレンくん見よ)





レン(あっ、気づいた!)





レン(頑張ってねの
ジェスチャーをする)





ふたば(レンくんこそ
頑張ってねの
ジェスチャーをする)





ユアン(あの2人、
付き合ってるのか?)













・*。・ 楽屋 ・。*・





ユアン「なぁ、レン」





レン「なにー?」





ユアン「レンってさ、
nico&loveのふたばと
付き合ってるの?」





レン「っ!!!、
い、いや。べ、別に、
付き合ってねーよ(汗)」





ユアン「そんな
焦らなくていいだろ 笑
やっぱり付き合ってるんだな?」





レン「うん・・・」





ユアン「このことは
外部にもらさないから、
レンもバレないように
気をつけろよー?」





レン「うん、ありがとう」





タイヨウ「・・・」













・*。・ ふたば、レン帰宅後 ・。*・





ふたば・レン「なにこれ?!」





帰宅した時には
ネットで炎上していた。





理由は、大体分かる。
生放送中に2人で
アイコンタクトしたからだ。





ふたば(もう、どうしよー!)





レン(これは
大変なことになったな・・・)





ふたば(とにかく
レンくんに
電話しなきゃ!)





ふたば「あっ、もしもしー。
ネットニュース見た?」





レン「うん、見た。
今からふたばの家行くから」





ふたば「わかった」













・*。・ 玄関先 ・。*・





レン「どうする?」





ふたば「否定しようとしても、
本当に付き合ってるし・・・」





レン「もうさ、
正直に言わない?」





ふたば「そうだね」





「パシャッ」





ふたば「あれ、今
写真撮られた?」





レン「気のせいじゃない?」













・*。・ 翌日 ・。*・





ふたば「今度は写真が
ネットニュースになってる?!」





ふたば「やっぱり昨日
撮られてたんだ・・・」





レン「まずは事務所に行こう」





ふたば「うん」











*...・・・*.





社長「これは、どういうことだ?!」





ふたば「すみません。
恋愛禁止ってことは
分かってます。
でも、恋愛に制限なんて
ない方が良いと思うんです」





社長「と、いうと?」





レン「恋愛が制限されるのは
練習生にとっても、
嫌なことだと思います。
付き合ってる人は、
好きな人という
カテゴリだけではなく、
相談相手にもなってくれます。
誰だって、恋していい。
誰だって、恋人をつくってもいい。
それが恋愛じゃないんですか?」





社長「っ、、、分かった。
これからは恋愛禁止を解除する。
そして、世間には
きちんと公表すること。
分かった?」





ふたば・レン「はい!」





こうして私達は
付き合ってることを
公表した。





ファンは、
「ふたばちゃんとレンくんが
付き合うの嬉しい~」
「推し2人が付き合うのって
ほっこりする~」
などの、温かい声ばかりだった。





私達は制限のない、
自由な恋愛を
できるようになりました。





恋愛に制限なんて、
ないよね。







~終わり~

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