恋のバトンはどちらに渡す? ~究極の選択~

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:にこらぶ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.07.29

やっほ~!
中3の小松崎フタバだよ~!





突然だけど、みんなは
推しはいる?





私はいるよ!





それは、今大ブレイク中の
&Angel(アンドエンジェル)
通称アンジェルのワカナちゃん推し!





すごく可愛いんだ~!





フタバ「ユア! おはよう!」





ユア「おはよっ!」





ユアは、私の友達!
学校ではバレてないけど
アオハルっていうアイドルなんだよ!





フタバ「聞いて~!
昨日アンジェルがテレビでてたの!
めっちゃ可愛かった/////」





ユア「よかったね!
最近アンドエンジェル
人気だもんね~!」





フタバ「そういえば
ユアはどうなの?」





ユア「なにが?」





フタバ「アオハル!
なんかいい感じらしいって
聞いたよ!」





ユア「そうなんだよね~
あ、そういえば
今度ライブあるけど来る?」





フタバ「行く!
ユアのことずっと見てよ~」





ユア「それは恥ずかしいよ~~
それでフタバは
恋とかどうなのよ~?(にやにや)」





フタバ「いや、なにもないよ//」





ユア「明らかに何かありそうな
顔だね~(笑)
なにか進展あったら教えてね!」





フタバ「本当になにもないって!」





こんなふうにユアは
私の恋のことを
色々聞いてくるけどね(笑)





一応、好きな人はいるけど・・・





ユア「あ! タイヨウだ!
やほ!」





フタバ「おはよう・・」





タイヨウ「どしたの?
元気ないじゃん」





フタバ「なんでもないって//」





ユア(好きなのバレバレだな~)













・*。・ そんなある日 ・。*・





先生「今日は、転校生がいるよ~
入って!」





ガラガラ





ミサキ「はじめまして。
北島ミサキです。
よろしくお願いします」





え、かっこいい!
イケメン!





先生「じゃあ席は・・・
伊藤さんの隣ね。
伊藤さん手上げて」





シャノン「はい」





シャノンさんは
クラスで1番モテる
超絶可愛い女子で人気らしい。





私は正直、苦手だけどね。





ユア「フタバ? どうしたの?」





フタバ「なんかドキドキする・・・
なんで?」





ユア「恋、じゃない?」





フタバ「でも、私はもともと
タイヨウが好きだし・・・
どうしよ!」





ユア「とりあえずどっちにも
告白してみたら?
それが良いと思う」





フタバ「でも、転校初日に
告白なんてな・・・
ミサキ君、嫌がりそう・・・」





ユア「確かに・・・
じゃあライン交換とか
毎日挨拶とか!
どうかな?」





フタバ「いいね!
ありがとう!」













・*。・ 翌日 ・。*・





フタバ「あれ?
あの2人って・・・」





タイヨウ「え!
ミサキの家って
俺の隣なの?!
いつでも会えるじゃん!」





ミサキ「じゃあ放課後は
いつでも会えるな!」





フタバ「あ、タイヨウ・・」





タイヨウ「お、フタバじゃん!
やほ!」





ミサキ「タイヨウ、
この子は?」





タイヨウ「俺の友達!
フタバっていうんだ!」





ミサキ「あ、同じクラスの・・
フタバちゃんね、よろしく!」





フタバ「覚えててくれたんだ・・・
よろしくね!」





意外と仲良くなれそう!





ユア「え! 仲良くなれたんだ!
おめでとう!」





フタバ「うん!
ラインも交換できたし!
たくさん話そ!」





ユア「でも、さっき聞いたけど
さっそくミサキ君にも
好きな人できたんだって!」





フタバ「え、好きな人・・」





ユア「落ち込まないで!
フタバの可能性もあるから!」





フタバ「うん・・・そうだね・・・・」













・*。・ 家にて ・。*・





ミサキ君にも
好きな人できたか・・





あ、シャノンかも・・・
ま、そうだよね
シャノンだきっと。





私なんかモテないし、
可愛くないし、頭悪いし・・・













・*。・ 翌日 ・。*・





ユア「フタバ!
タイヨウ君とミサキ君が
呼んでるよ!」





フタバ「え、なんだろ・・・」













・*。・ 屋上 ・。*・





フタバ「一体なに・・?」





タイヨウ、ミサキ
「フタバのことが好きです!」





フタバ「え・・・・嘘」





タイヨウ、ミサキ
「俺と付き合ってください!」





フタバ「えっと・・・」





こっそり見ているユア。





ユア「(小声で)
さぁ、どっちにするフタバ!」





フタバ「ごめんなさい!」





タイヨウ、ミサキ「え?」





フタバ「ミサキ、ごめんね!
私、ずっと前から
タイヨウが好きだったの!」





タイヨウ「まじか・・・」





フタバ「だから・・・
私はタイヨウと
お付き合いします!」





ミサキ「・・・まっ、しゃーないわ。
次探そ! またな!」





ユア「フーターバッ!
おめでとっ!」





フタバ「うわあっ!
びっくりさせないでよ!
本当に怖かった!」





ユア「私、タイヨウとフタバが
結ばれると思ってたよ~/////」





フタバ「ほんとに?
でも、ありがとね!
色々手伝ってくれて」





ユア「全然!
あとは2人がこれからも
仲良くしてくれれば
私はそれで幸せ!」





フタバ「ユア・・・
ありがとう!」





タイヨウ「じゃ、これからも
よろしくな!」





フタバ「もちろん!
ずっと一緒だよ?」













・*。・ 1週間後 ・。*・





ユア「フタバ! フタバ!
聞いて!」





フタバ「なに?
いいことでもあったの?」





ユア「実はね・・・ミサキと
お付き合いすることになりました!」





フタバ「え! おめでとう!
良かったね!」





ユア「なんか昨日ラインで
フタバに振られたから
ユアと付き合いたい!
ってきたのよ」





フタバ「おー! やったね!
これで4人恋人になったから
一緒に帰れる!」





ユア「いつかダブルデートしたいな~」





フタバ「それな! 今度しようね!」













・*。・ 放課後 フタバの家 ・。*・





フタバ「あ、メールだ・・・
ってえーー!!」





ユア「どうしたそんなに
大声上げて」





フタバ「ねぇ見て!
アンジェルのライブ当たった!」





ユア「すご! 良かったね!」





フタバ「なんか4人での
デートのこと考えてたから
アンジェルのこと
すっかり忘れてた(笑)」





ユア「もーちゃんと恋とか
推し活よりも
勉強は大事だよ?」





フタバ「分かってるもん!」





それから10年後、
4人が同時に結婚式を挙げたのは
また別の話である・・・







・*。・ HAPPY End ・。*・

※掲載されている物語はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。

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