転校生の心の中は・・・？

CAST小松崎ふたば

作者：カービィもっちっち

2024.01.12

やっほ～～！
フタバだよ！
中２！

私には、人の心の中が見える
能力があるんだー！

ま、簡単に使えるわけでは
ないけどね（笑）

シャノン「おはよ～～！
フタバ！」

フタバ「おはよう！」

この子は、シャノン！
私の友達でもあり、
一緒にシュリータの
イメ㋲もしているんだ！

シャノン「ねぇねぇ聞いた?!
隣のクラスに転校生
来たんだって！」

フタバ「ふーん。
そうなんだ～」

シャノン「しかもその子、
めっちゃかっこよくてね～
（ニヤニヤ）」

フタバ「そんなこと言ったって～
どうせかっこよくないんでしょ～？」

シャノン「じゃ、
見に行こうよ！」

シャノン「ほら、
あの窓際にいる子！」

フタバ「あの子か・・・・」

えっ、待って・・・
かっこいい・・

あの子の心の中・・・
見てみようかな？

シャノン「じゃ、戻ろ！
・・・ってフタバ？
何してるの？
早く行くよ？」

フタバ「え、あ、うん」

シノン「やだ～
もしかして気になった～？」

フタバ「だって・・・」

私は人の心の中が
見えることと、
あの子の心の中が
見たくなったことを伝えた。

シャノン「ほら！
気になるんだ～！
しかも、心の中見えるのすご！」

フタバ「あんまり
見たことないけどね」

シャノン「じゃ、明日からやろ～！」

・＊。・　翌日　・。＊・

シャノン「ほら、来た来た！」

フタバ「・・・・
（心の中を見ている）」

はると（ん？
なんか見られてる？
もしかして隣のクラスの子かな？
話しかけてみよ）

フタバ「え？　話しかける？」

シャノン「やったじゃん！
フタバ話せるチャンス！」

ハルト「あの～～
もしかして
ここのクラス？」

フタバ「あ、ハイ」

ハルト「俺、隣のクラスに
引っ越してきた
ハルトって言います。
よろしくね！」

フタバ「あ、私は小松崎フタバです。
ヨロシクオネガイシマス」

ハルト「（笑）
そんなに緊張しなくても～」

シャノン「よろしくね！
私シャノン！」

ハルト「フタバちゃん、
シャノンちゃんね。
よろしく！」

フタバ（いきなり名前呼びは
きついって・・・）

・＊。・　帰り道　・。＊・

シャノン「フタバよかったじゃん！
ちゃんと友達なれて！」

ハルト「おーーい、２人とも！」

シャノン「あ！　ハルト君！
どした？」

ハルト「一緒に帰ろ！」

シャノン「もちろんだよ！
ね、フタバ！」

フタバ「うん・・・」

ハルト「・・・もしかして
お邪魔だった？」

フタバ「いや全然！
大丈夫だよ～」

あ、心の中
見えてしまった・・！

ハルト（なんかこのフタバって子
気になるな・・・
なんでだろー）

フタバ「え、気になる？」

シャノン「ん？　どしたの？」

フタバ「あっいや
なんでもないよ！」

ハルト（正直じゃないなぁ～
フタバ）

もー！　やめてよ！
恥ずかしいじゃん！///

何この子！

・＊。・　LINEにて　・。＊・

シャノン『ねぇねぇ、
あのハルトっていう人のライン
あるんだけど、ほしい？』

フタバ『別にいいけど・・・』

シャノン『おけ！
グルラ作っとくから
そこからとってね！』

フタバ『うん』

え～！
連絡先交換～?!

ま、でもいいか・・・

・ハルトとのLINEにて・

ハルト『あ！　フタバちゃん？
よろしくね～！』

フタバ『よろしく』

ハルト『そういえばさ、
俺のこと気になってるでしょ？』

フタバ『え！
なに急に～』

ハルト『だって
俺の転校初日に
俺のこと見つめてたじゃん』

フタバ『いやそれは・・・』

ハルト『俺も好きだよ』

フタバ『え？　いや
冗談ですよね』

ハルト『俺は本気なんだけどな～～』

フタバ『え～～！
いや、あれは
気になってるとかじゃなくて！
転校生が来たって言ってたから
見に行っただけですよ！』

ハルト『そっか！
でも俺は、フタバと
付き合いたいんだよ～』

フタバ『ん・・・
私でいいなら・・・いいよ』

ハルト『やったーー！
やっとフタバ
タメ口になった～！』

フタバ『いやそこ？
・・・でも正直
ハルトのこと好きかも』

ハルト『良かった！
じゃあ毎日登下校は
一緒にね！』

フタバ『・・・うん！』

全く知らない転校生との恋、
ワクワクしそう・・・！

～HAPPY End～