助けに来てくれた王子様

CAST有坂 心花有坂 心花

作者:みなな

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.05.12

やっほー!!
私はコハナ! 中2!





今日は、ニコモ、
メンモのみんなで、
キャンプに
来ているんだ!





はなたばの進級祝いに
編集部さんが
企画してくれたの!!





フタバ「コハナ! 見て!
お肉焼けたよ~!!」





コハナ「わぁ!! すごい!」





そうして、私たちは
お昼ご飯を食べ始めた。













・:*+・ 1時間後 ・:+





みんな「ごちそうさまでしたっ!」





みんなが食べ終わって
片付けもし終わった。





ルキ「みんなでさ、
そこの川で
遊ばない??」





ゆなな「いいねぇ♪」





みんな「さんせーい!」





みんなで川で
遊ぶことになった!





川遊びなんて
久しぶりだから
わくわくする!





コハナ「ふぅちゃん、足元
気をつけてね~」





フタバ「コハナありがとう!」





川遊びをしている途中で、
誰かが山でも遊びたいと
言ったので、
川遊びチームと
山で遊ぶチームに
分かれることになった。





コハナ「ふぅちゃん
どっち行くー??」





フタバ「私は川に残る!
コハナは?」





コハナ「山かなぁ?」





フタバ「ほんと!
みんなもう
行っちゃってるよ!
ついて行ったら?」





コハナ「わわ!
ほんとだ!!
ありがとう!
ばいばい!」





みんなはちょっと
離れたところにいた。





追いかけたけど、
山の斜面は意外と急で、
すぐに見えなくなって
しまった。





コハナ「みんなー!!!!!
まってよーー!」





誰からも
返ってこなかった。





結構走って来たから、
もう疲れたし、
川に戻るにしても、
けっこう
離れたところまで
来ちゃったから
道もわからないし
戻る体力もない。





コハナ「どうしよう・・・泣」





あ! スマホ!!
スマホがあるじゃん!





急いでスマホを
取り出す。





コハナ「あ・・・
まだみんなと
LINE交換してないんだった泣
ふぅちゃんとしか
連絡できない~泣
しかも電波が
繋がってないから
Googleマップも使えない!
どうしよう?」





今、ふぅちゃんに
連絡すればいいじゃんって
思った人、
いますよね?





それが無理なんです泣





さっきふぅちゃんの
スマホは・・・













・:*+・ 約30分前 ・:+





コハナ「川遊びたのしーいね!」





フタバ「うん!
めっちゃ楽しい!!」





ぽちゃん





コハナ「あっ!
ふぅちゃんの
スマホがぁあ!」





フタバ「やば!」





ふぅちゃんのスマホは、
川に落ちてしまったのだ。





幸い、流される前に
救出できたので、
どっかいかずにはすんだけど、
水に思いっきり
入ってしまったので
電源が付かなくなって
しまったのです。













・:*+・ 現在 ・:+





どうしようどうしよう。





このまま迷子に
なっちゃったら・・・













・:*+・・:+・:*+・・:+
ニコラモデルの
有坂心花さん、
同じくニコラモデル30人と
キャンプに行った際、
山で迷子になり、
行方不明の状態です。
・:*+・・:+・:*+・・:+





嫌な想像ばっかりが
頭をよぎる。





とりあえずふぅちゃんに
LINEをしてみよう。





もしかしたら、
もしかしたらだけど、
もうふぅちゃんのスマホは
なおってるかもしれないし!





コハナ[山で迷子になりました。
ふぅちゃん助けて~泣]





どうだろう。













・:*+・ 20分後 ・:+





ふぅちゃんに
送ったLINEは、
既読がついていない。





音も全然聞こえないので、
どこへ進めばいいのかも
わからない。





どうすればいいの?





そんな時。





タッタッタッタッ





誰かの足音!





コハナ「誰かいるんですかぁーーー?
迷子になってます!!!!
助けてください!!」





レン「来ました」





コハナ「うわぁあ!
びっくりしたぁ!」





レン「助けに来た」





コハナ「ええ!
なんで
分かったんですか?」





レン「いないなぁと思って
川チームにも聞いてみたら
いないって言ってたから。
探しに来た」





コハナ「なんで?」





レン「コハナ、
俺のこと
好きなんだろ?」





コハナ「え・・・」





そうなのです、
私はレンくんのことが
好きなのです。





まさか、
バレてたとは・・・泣





レン「だから、
俺がいる山チームに
くるかと思ったら
来ないから」





コハナ「そうなんだ!
ありがとう!」





レン「いや
話終わらせないで笑」





コハナ「すいません」





レン「俺が、コハナのこと
好きじゃないと
いないって
気づかないだろ?」





コハナ「え・・・」





レン「だから、俺は
コハナが好き。
だからいないのに
気づいたし、
助けに来たの!
ていうかここ、
キャンプ場
すぐそこだよ?」





コハナ「え!
そうなんですか!」





レン「・・・」





コハナ「ってまってまって!
私のことが好きって、
え?
ほんとうですか?」





レン「ほんとうだよ。
コハナは?」





コハナ「レンくんのことが、
好き・・・です」





レン「で?」





コハナ「え? で?」





コハナ「あっえっとえっと、
私と、付き合ってください!」





レン「しょうがないなぁ」





コハナ「え? え?」





レン「付き合ってやるか!」





コハナ「あはは!」





レンくんとだったら、
これからも頑張れそう!!





レン「さっみんな
心配してるし、
キャンプ場戻ろうか!」





さりげなく
手を繋がれた。





・・・しかも、
恋人繋ぎ!?!?





コハナ「え? え?
え? え?
ちょっ、ちょっと、!」





レン「だって
俺らカップルだよ?
こんくらいいいでしょ!」





コハナ「まぁいっかー」





レンくんの手は
大きくてあったかかった。





レンくんありがとう/////
大好き/////







・:*+・end・:+

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