いじめ→恋

CAST有坂 心花有坂 心花

作者:ニコラ大好き

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.05.12

「なんでこんなことも
できないの?
頭悪すぎでしょ(笑)」





「そもそもお前がいないほうが
このグループ
最高に良くなるしね!」





「・・・・・」





こんにちは。
ダンス部所属の
有坂コハナです。





私は部活の仲間に
いじめられていて、
部活に行くのも
とてもつらい状態なんです・・・・





こはな「うわ~~んふたば~~(泣)」





ふたば「またあの件?」





こはな「そうだよ!
ふたばどうにかしてぇ~~」





ふたば「先生とかに相談したの?」





こはな「それがさ・・・
全っ然、話聞いてくれないの!
ひどくない?」





ふたば「それはひどすぎる・・・
こうなったらあの子を
呼ぶしかないな・・・」





こはな「あの子って?」





ふたば「ちょっと待っててね!
ゆな~!」





ゆな「どうかした?」





ふたば「こはながね、
部活の仲間にいじめられててね、
どうにかしてほしいって言ってるの!」





ゆな「ほう・・・ダンス部ね・・・
じゃあくわしくはラインで話そう!
ここで話すとバレそうだから」





こはな「ありがとう、ゆな。神様~!」













・*。・ ラインにて ・。*・





こはな『ちなみに
どういう作戦なの?』





ゆな『それは・・・
彼氏をつくって
いざというときに
登場してもらう作戦!』





ふたば『なにそれ!
面白そう!』





こはな『えぇ~! 彼氏!?』





ゆな『たくさん考えたんだけど、
それしか方法がなくてね・・・
でも効果抜群だと思うよ!!』





こはな『でも誰を彼氏にすれば
いいわけ?』





ふたば『あ! そういえば
隣のクラスに
超ヒーローみたいな
かっこいい人がいるって
聞いたことある!』





ゆな『私が考えている人
多分その人!』





ふたば『確か名前・・・
ミサキ君だっけ?』





ゆな『そう! こはな
1回会ってみたら?』





こはな『えぇ~!
本当に大丈夫かな・・・?』





ふたば『大丈夫だよ~~!
私達がついてるよ!』





こはな『2人とも・・・(泣)』













・*。・ 翌日 ・。*・





こはな「もしかして、あの子?」





ゆな「そうだよ!
ほら、行ってきな!」





こはな「あ、あの・・・・」





ミサキ「ん? どうしたの?」





こはな「ちょっと相談が
あるんですけど・・・・」





ミサキ「ちょっとこっちで話そうか」





こはな「はい・・・」





ふたば、ゆな「小声で(頑張れ!)」





ミサキ「何を相談したかったの?」





こはな「実は、部活でいじめられてて・・・」





ミサキ「そうか・・・
それは大変だったね・・・」





こはな「それで・・・・」





頑張れ、私!





こはな「私の、彼氏になって
私のこと守ってほしいんですけど・・・
だめですかね?」





ミサキ「そんなのやるに
決まってんじゃん。
放っていけないでしょ」





こはな「ありがとうございますっ(泣)」





ミサキ「ちなみに名前は?」





こはな「こはなです・・・」





ミサキ「こはなちゃんね。
分かった。
明日実行しよう」





こはな「え!
もう話聞いてたんですか?」





ミサキ「もちろん。昨日ね」













・*。・ 翌日 ・。*・





ミサキ「ちなみに、
こはなちゃんのこと
いじめているのは誰なの?」





こはな「クラスは分かんないけど、
川原ミアンちゃんと
松尾ソノマちゃんだよ」





ミサキ「あぁ~~あの2人ね」





こはな「ここが部室なので、
なんかあなたのタイミングで
入ってください」





ミサキ「分かった」





こはな「こんにちは・・・」





みあん「でさ~~面白くない?」





そのま「まじ面白い!!」





こはな「あの!!」





みあん「あ! こはなじゃん!
今日はと~ってもきつい
レッスンだから
覚悟しといてね~!
多分骨折れるよ(笑)」





そのま「それで一生
学校来なくていいから(笑)」





こはな「はぁ・・・
毎日こんなこと言われるの
きつすぎるんだけどなぁ~~」





みあん「は? なに?
私たち間違ったこと言ってる?」





そのま「な~んにもいってないよね!
私達はこはなのこと
まじ死んで・・」





ミサキ「お前らなにしてんだよ」





こはな「ミサキ・・!」





みあん「は? だれ?」





ミサキ「こはなは俺のもの」





そのま「なにしてんの(笑)
うける(笑)
そんなにカッコつけたがってんの(笑)」





ミサキ「お前ら、こはなに
何してくれてんだよ。
嫌がってるだろ?」





みあん「全然嫌がってるように
見えないんですけど~~!」





ミサキ「じゃあもしお前らが
自分達が言ったこと言われたらどう?
喜んだり楽しくなったりするか?」





みあん「私はなるよ!
ね! そのま!」





そのま「そ、それは・・・・」





ミサキ「こはなの心は
今すごく傷ついてるぞ。
相手の気持ち考えて
言わないとだめだぞ」





みあん、そのま「・・・本当にごめんなさいっ!」





みあん「いつも練習頑張ってるこはなが
うらやましくて、
こはながいなくなれば
私が主役になれると思って・・・」





そのま「それに、私達はダンス下手だし、
こはなみたいに可愛くないし・・・
私達こんなこと言って
最低だよね・・・(泣)」





こはな「そんなことないよ!
2人はすごいよ!」





みあん「え・・・?」





こはな「いつも見てるけど
部活終わったあとも
たくさん練習してるし、
振り付け間違えちゃったときも
間違いを克服してたし、
何事にも全力で
取り組んでる子なんだな~って
思ってる!」





そのま「こはな・・・・」





こはな「私は2人のこと、
大好きだよ!」





みあん、そのま「えぇ?! 嘘!」





こはな「これからもずっと親友だよ!」





みあん、そのま「こはな~!
本当にごめんね・・うわーん!」





こはな「ちょっとこのあと
用事あるから
ちょっとここまで!
また明日!」





みあん、そのま「うん!
また明日!」





こはな「さっきは
本当にありがとう・・!
超助かった!
ミサキのおかげだよ・・・」





ミサキ「良かった。
あ、それでさ、
ちょっと俺から
言わせてほしいんだけど・・・」





こはな「なに?」





ミサキ「俺と付き合ってくれない?」





こはな「え?
じゃあさっきのは?」





ミサキ「あの時はただ
守るだけだったけど、
今思ったら好きっていう気持ちに
気づいたんだ」





こはな「嘘・・! 本当に?」





ミサキ「本当の彼女として
付き合ってくれますか?」





こはな「もちろん!
私もミサキのことが大好き・・!」





ふたば、ゆな「2人とも~~!」





こはな「ふたば! ゆな!」





ふたば「あの件は解決した?」





こはな「うん!
スッキリしたよ~!」





ゆな「私のおかげだね!」





こはな「そうだね! でも・・・」





ふたば「でも?」





こはな「私にはミサキが
ついてるんだ!」





ゆな「え!
本当に付き合ったの?!
おめでとう!」





ふたば「よかったね!
一生推す!
名付けて花咲きカップル!
どう?」





こはな「いいね!
これからの人生には
花が咲いてる!」





ミサキ「こはな、大好きだよ」





こはな「私もミサキのこと
大好きだよ/////」





ふたば、ゆな「お幸せにね~~!」





いじめなんて
この世にいらない!





だって私にはもう
彼氏(ヒーロー)がいるから/////







~End~

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