地味な私が王子様のヒロインになる！

CAST有坂心花

作者：あややん

2024.08.13

私、コハナは
高校１年生になった。

友達を多く作りたいと
思っていたんだけど、
私は人見知りな性格もあって
友達ができなかった。

しかも、このクラスは
上下関係が激しかった。

例えば、お金持ちで美人の
ふたばちゃん。

みんなにモテモテだけど、
私は少し怖いと思っている。

それは、仲が良い
取り巻きみたいな子？　の
ルミやミアン、ミサキがいて、

ふたばちゃんは
男の子には優しいのに
地味な私には少し嫌味を
言ってくる。

そこまではいいんだけど、
取り巻きの３人が
めちゃくちゃ悪口言ってくる。

いわゆる、いじめみたいな感じ。

そんなとき私を助けてくれるのは、
みんなにモテモテのリョウスケくん。

とてもかっこいい
憧れの存在！

１学期が始まって
１週間経った。

そこで、スクールカースト
というものができた。

私は、もちろん３軍。

ふたばちゃんや取り巻き、
リョウスケは一軍だった。

そこで、
ふたばとリョウスケは
付き合うのではないのか？
という噂が流れた。

悲しかった。

リョウスケに
話しかけられた。

「コハナは、可愛いから
自信持てよ」って。

だから、自分を変えようと思い、
夏休みにいろいろ勉強した。

・＊。・　２学期　・。＊・

私は、みんなに
２度見されるほど垢ぬけた。

その時、ふたばちゃんが
話しかけてきて、ほめてくれた。
うれしかった。

しかも、あんなに悪口言ってきた
取り巻きたちも私をほめていた。

なんか、嫌な気持ちになった。

それから私は
たくさんの人に告白された。

少し前までは
いじめてきたのに。

リョウスケが
話しかけてきた。

「めっちゃ垢ぬけたな」って。

「やっぱり元は可愛かったから
素質あると思ってた」って。

うれしかった。

私はリョウスケに
告白することにした。

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

放課後に校舎裏に呼んだ、

告白しようとすると
リョウスケから逆に告白された。

フタバも喜んでくれた。

ふたばは最初から
両思いって気づいてたって。

それから私たちは
学校で有名なカップルになった！

＊ｅｎｄ＊