９年前の恋。

CAST有坂心花

作者：あ“

2022.06.12

ふぁーぁあ。
ねッッむっ。

てことでおやすみ。

あっ！
自己紹介遅れました！

今日も授業中に
爆睡かます
中学２年生！
有坂コハナですっ！

私は、恋というものが
嫌いだ。

９年前、私は
隣の家の男の子に
恋をした。

その子とは、よく遊んで
親同士も
仲良かったから、
家族同士でもよく
出掛けたりしていた。

けど、、

その子は、親の都合で
いきなり、
私の前から消えた。

それ以来、
恋というものが
嫌いになった。

何も言われなかった。

それだけが悔しくて、、。

だから私は恋が嫌い。

な、はずだった。

こないだまでは。

＊・　話は変わり　・＊

私は学校の校外学習で
キャンプに行くことになった。

正直、楽しそう。

私は、、うーん。

陰キャって
わけじゃないけど、
陽キャって言ったら
嘘になる。

──普通の
中学生ってことだ。

私には、幼馴染
（真友）がいる。

それは、フタバだ。

フタバは、
完璧美少女で、

妖精みたいに
フワフワしてて、
天使みたいで

みてて癒される
幼馴染。

（↑褒めすぎて
後で怒られた）

んまぁ、
そんなことで
校外学習当日が来た。

ちなみに校外学習は
２泊３日で、
別に班でこうどぉ！
とかないから、
私は基本、
フタバと２泊３日を
過ごすつもり。

＊．．．・・・＊．．．・・・＊

そんなこんなで
１日目の夜。

キャンプファイヤーが
終わり、
突然学級委員が
提案してきた肝試しを、
この暗い中やることに。

コハナ（あーあっ。
めんどくさいなぁー。
まあ、フタバいるし
いっかー）

って、考えてた私が
馬鹿だった。

突然来た風が
背中にあたり、
びっくりしすぎて、
足の踏み場をなくし、
崖から落ちて、
動けなくなってしまった。

フタバも焦っていて、
先生を呼びに行ったけど、
暗すぎて
１人でいるのが怖い。

めっちゃ怖い。
どうしよう。

そう思ってる時だった。

？「おーいっ！
大丈夫ですかー？
今行きまーす!!!」

コハナ（え？　誰？）

そう、誰かが助けに
来てくれたっぽいけど、

暗すぎるし、
遠いから
誰なのかわかんない。

そうこう
思っていると、

その少年は、
私が落ちた崖を
スルスル木を使って
降りてゆく。

コハナ（いや、サルかよ）

そう思いながらいると、
気づけばその人は
もう目の前にいた。

？「大丈夫？」

コハナ「あーっ、はい。
助けに来てくれたのは
すごく嬉しいんですけど、
ところであなたは
誰ですか？」

？「え？　わかんない？
レンだよ！　レン！」

え！
嘘でしょ。

それは、９年前の
男の子だった。

その名も内田レン。

コハナ「えっ!?　レン？
なんでこんなところに？」

レン「俺も、校外学習で
今ここ来ててさ、
やけにでかい声すんなーって
思って
来てみたらこれ」

コハナ「でかい声は
ひと言余計。
でも、ありがとう。
助かった」

レン「こんな時で
わりぃんだけとさ、
俺ガキの頃から
ずっとコハナのこと
好きだった。
で、今こうやって再会して、
もっとお前のこと
好きになった。
だから、俺と
付き合ってほしい」

コハナ「はぁー。
あんたね。
私がどんだけ、
レンにさよならを
告げられないで、
いきなり居なくなって、
後悔したと思ってんの」

レン「ごめん」

コハナ「あのね。
告ろうとした時に、
突然居なくなられた
こっちの気持ち考えて
みなさいよ。ばか」

レン「え？　告ろうと？
え？　てことはじゃあ、、」

コハナ「当たり前よ。
両思いってことだよっ」

レン「っっしゃーー!!!!!!」

コハナ「大袈裟。笑笑」

レン「だってー」

レ・コ「これから、
よろしくね！」

こうして、９年前の想いを
お互い交わして、

幸せなカップルに
なりましたとさ。

～Happy end❤～