ドS感あるモブな君が好き!

CAST有坂 心花有坂 心花

作者:いちごみるく

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.02.29

私は、コハナ!
ニコラ学園に通っているよ!





成績優秀でスポーツ万能だから
クラスの中心的存在!





自分で言うのも
恥ずかしいのだが、、、(笑)





モテてもいるので
告白なんて当たり前!





学年一イケメンのハルトにも
告られたことがあるよ!





でも、断った。。。





私は一度も告白に
OKしたことはないのだ!





だってちゃんと
本命がいるんだから!





それはクラスの
モブ的存在メガネ男子、
リョウ!





なぜそんなモブを
学年一モテ女が
好きかって、、、?





それは、とある日のこと、、、













・*。・ ある日のこと ・。*・





ハルハ「コハナってば
モテるからって
調子乗りすぎ~(笑)」





ヒナ「ノート捨てて
痛い目見せてやろっー」





私はクラスの
中心的存在のかわりに
それが嫌な女子から
嫌がらせされていた。





その時は
親友のフタバと一緒に
お手洗いに行っていて、
教室に戻ろうとしていた。





コハナ「あっ」





フタバ「またあいつらっ」





ハルハとヒナは
私に嫌がらせをする常習犯だ。





フタバが教室に入って
止めようとしたとき、、、





フタバよりも先に
教室に入って
止めようとした男子がいた。





コハナ・フタバ「えっ? 誰??」





リョウ「星名さん、十文字さん
そんなことやめたらどうですか?
すぐそこで有坂さんも見てますし、、、
嫌がらせする暇があったら
自分磨きしたらどうですか?」





ハルハ「モブがうちらに
何言ってんのよ!!」





リョウ「さっき先生呼んだので
もうすぐ来ると思いますよ」





ヒナ「チッ! ハルハ行こっ」





そうして2人は
逃げていった。





コハナ「ありがとうございます」





リョウ「勝手なことしてしまって
ごめんなさい!
全然気にしないでください!」





そうしてリョウも
教室から出ていった。





フタバ「良かったね!
でも、あんなモブが
急にビックリ!」





コハナ「うん!
ちょっとかっこよかった!」





フタバ「そっそうか、、、
モブはなにしてもモブだろ(笑)
コハナがいいならいいけど」





あと、好きになった原因は
もう1つ!













・*。・ マラソンの時 ・。*・





今日の体育は
マラソンだった。





しかし、私は朝から体調に
違和感があった。





寒気がするし、
咳が止まらない





でも、私はそのまま
走ってしまった。





途中で座り込んでしまった。





どうしよ、、、
やっぱりつらいよ~
休めば良かった!





みんなも先に
進んでいないし、、、





すると2周目を走っていた
リョウに遭遇した!





リョウ「有坂さん!?
大丈夫ですか?」





コハナ「ちょっと
体調悪いだけだから~」





リョウ「でもめちゃくちゃ
顔色悪いですよ!」





そしてリョウは
深呼吸したあと
私をお姫様抱っこした。





コハナ「えっ!?」





リョウ「ごめんなさい!
僕なんかにこんなことされて
嫌だと思いますが、
少し我慢してください!!」





そうしてリョウは私を
保健室に連れて行ってくれた、、、





コハナ(やばい、惚れちゃいそう)





その出来事をきっかけに
リョウを好きになってしまった///













・。・:・°・。・:・°・。・:・°・。・:





そうして今日!
リョウに告ります!!





フタバ「がんば!
応援してる!」





コハナ「ありがと!
行ってくる!!」





コハナ(髪型よし!
メイクよし!)













・*。・ 体育館裏にて ・。*・





コハナ「リョウが好きです!
付き合ってください!」





リョウ「えっと、、、
これって何かの
罰ゲームですか?
有坂さんがこんな僕のこと
好きだなんて思いません!!
こういうのやめてください!」





コハナ「ガチで好きなの!!
信じてくれないならさ、
明日空いてる?」





リョウ「空いてますけど。。」





コハナ「遊園地行こ!
駅前10時集合で!!」





もう一度チャンスがほしくて
勢いで言ってしまった。





リョウ「は、はあ」





コハナ「んじゃ、また明日ーー」





私は走って
フタバのところに戻った。





コハナ「フタバ聞いて~!(涙)
リョウがさ~」





さっきのことを
全部聞いてもらった。





フタバ「リョウも鈍感だね(笑)
コハナ可哀想に~
(頭なでる)
とりま明日が決戦だよ!
コハナ! 頑張って!!」





コハナ「そうだよね!
頑張る!!」













・*。・ 待ち合わせにて ・。*・





コハナ「待たせちゃってごめん!
行こっか!」





コハナ(私服かっこよ)





リョウ「今着たばっかなので
大丈夫です。
行きますか、有坂さん」





コハナ「今日は、有坂さん呼び禁止!
コハナでいいよ!」





リョウ「わっ、わかりました。
コハナさん」





コハナ(『さん』もいらないのに~)





私たちは、遊園地についた。





コハナ「メリーゴーランド乗ろー!
次ジェットコースター!」





リョウ「コハナさん
はしゃぎすぎです!
気をつけてくださーい」





コハナ「はーい!」





(めっちゃ楽しすぎー!
本物のカップルみたい!!)





ご飯を食べたり、
スイーツ食べたり、
着ぐるみと写真撮ったりしていたら
すっかり暗くなっていた。





リョウ「もう暗いですし、
帰りますか」





コハナ「待って!
最後あれ乗ろっ、観覧車!!」





リョウ「はい、わかりました」





観覧車に乗っている最中に
告白リベンジする!!













・*。・ 観覧車 ・。*・





コハナ「リョウ、
私は本気で君が好きです。
付き合ってください」





リョウ「今日一緒にいてわかりました。
僕も好きです。僕で良ければ」





コハナ「うれしい!
でさ、うちが嫌がらせされてる時
なんでかばってくれたの?
なんの接点もなかったのに。。」





リョウ「理由は単純。
亡くなった妹に
コハナさんがそっくりだったから」





そういってスマホで
妹さんの写真を見せてくれた。





コハナ「うわっ、似てる!!」





思わず声をあげるほど
似ていた。





リョウ「性格もコハナさんそっくりで
めっちゃモテていたんだ。
コハナさんと同じように
女子からのいじめを受けていた。
だんだんエスカレートしていき、
妹は、自殺してしまった」





そ、そうだったんだ。





リョウ「初めてコハナさんを
見た時びっくりした。
嫌がらせを受けている
コハナさんを見ると
妹と重なっちゃって。。。
体育のときも、体調悪そうな
コハナさんを見ていたら
助けたいって思ったんです。
他の人だったらあまりそう思いません。
そして今日、遊園地に行って
思ったんだ。
コハナさんを守りたいってね」





コハナ「うれしいです///」





リョウ「っていう理由です。
なんか恥ずかしいな(笑)」





コハナ「恥ずかしくなんかないよ!
あともう1つお願いがあるのっ」





リョウ「何?(笑)」





コハナ「メガネとって!」





パサッ(メガネとる)





わっ、イケメン!!





リョウ「俺メガネとると
人格変わるんだけど、コハナっ」





ええー!
急にドS感増し増し!?





しかも『コハナ』呼び///





~KISS~





コハナ「ふぇっ!?」





思わず声が出た。





リョウ「かわいっ」





私はドS感ある
見た目モブ男子を
好きになってしまいました。







―ENDー

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