最後の最後に掴んだチャンス

CAST小松崎ふたば

作者：めめなちゃん

2024.01.27

私は、小松崎フタバ、
中３です！

私は人生で１度も
告白されたことがありませんでした、

さらに言えば、
ボーイフレンドができたことも
１度もありませんでした。

友達ミサキを含めた
１軍女子たちは、
男子としゃべっていて、
いいなーと思っています。

そんなある日。

リョウ「仲良くしようよ！
俺、リョウというよ！
よろしく！」

フタバ「あ、、、うん」

リョウ「連絡先交換しない？」

フタバ「あ、、、いいよ」

近くで見ていたコハナは、、、

コハナ「あー、リョウくん
フタバに、、、最悪、
リョウは私のものなはずなのに」

「ハー、、、」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

その日の帰りに、、、

ミサキ「フタバすごいじゃん！」

フタバ「何？　どした？」

ミサキ「リョウくんってね！
すごくモテモテの１軍陽キャだよ！
フタバ、リョウはすごくいいやつだから、
このチャンス逃したらだめ！
今ついているの！」

フタバ「えっ？　そうなの？
私、初めて、ボーイフレンドができた。
あと、初めて連絡先交換した男子も
リョウだし、、、」

「だったら、ミサキは
こういう人と付き合いそうだけど
なんで？」

ミサキ「正直、私には
すこしあわなくて、、、
優しいし、完璧だけど、
実はイケイケすぎる人も苦手で、、、」

フタバ「それ初めて知ったんだけど」

ミサキ「それにもっと
合う人ができたし、
フタバは話、合うと思うよ。
クール男子で１軍の間では、
有名な話」

２人「バイバーイ！」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

その時家で、、、

フタバ（絶対、リョウを
逃したくない！
嫌われないようにしよう！）

その後、リョウとの関係は
ものすごく上手く行った。

そして、卒業を
１週間後に控えたある日。

コハナ「フタバ!!
少し来てもらえない？」

フタバ「何？」

コハナ「いいからこっち来て！」

フタバ「うん、、、」

そして、トイレの近くに
つれさられ、、、

コハナ「ねえ、フタバってさ、
リョウとずっと仲が良いよね。
私さリョウと幼馴染で、
高校で別れるから、
告白しようと思って、
フタバはさ、、、
その日を持って
縁切ってもらえない？」

「フタバとリョウが
連絡先交換しているのも
全て見ているからね！」

「リョウは私のもの、
もう一生話しかけないでな！」

フタバ「分かったよ、、、」

コハナ「あと、この話、
友達とかに絶対言うなよ！」

フタバ「うん、、、」

フタバは気まずくなり、
ミサキと一緒に帰ることが
出来なかった。

フタバ「私、ごめん、
用事があるから先に帰るねー」

ミサキ「あ、、、ＯＫ
わかった、、、」

ミサキ（フタバ、
なにかあったのかな、、、）

・＊。・　下校中　・。＊・

フタバ（私って、
こういうときについていない。
終わったわ、、、）

そして、気まずいまま迎えた
卒業式。

フタバ「私は陰の人だ、、、」

その時コハナは、、、

コハナ「リョウさん
付き合ってください！
お願いします！」

リョウ「ごめん、だめだー」

コハナ「なんで？」

リョウ「ちょっと待ってて、、、」

リョウは走って行った、、、
そして、、、

リョウ「フタバ!!
こっち来てくれない？」

フタバ「何?!」

リョウ「いいから！」

と言いながら
コハナのいるところへ、、、

リョウ「コハナ、
俺はフタバという人が好きなの、
コハナとフタバ
どっちとるとしたら、
やっぱフタバの方で、、、」

「フタバは
サバサバしているけど、
優しいし、かわいいから」

「あと、コハナ、
フタバをいじめているところ
見えたからな！　廊下から、
俺、そういうやつと
付き合いたくないから、
今日でLINEブロックするよ、
今日で縁きってやるよ！」

コハナ「最悪、チッ、もういいよ！」

コハナは去っていった。

リョウ「フタバ、
付き合ってください！
ずっと幸せにします！」

フタバ「私でよければ、、、
お願いします！」

リョウ「俺、フタバのことが好き!!」

「ずっと一緒だよ!!」

フタバ「ありがとう、、、」

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

その裏で、、、

コハナ（今までのこと
全て反省して、
高校で切り替えて、
また良いやつ探すか、、、
リョウは本当にいいやつだった、、、
フタバと幸せに、、、）

その時、、、

ミサキ「フタバおめでとう！」

「リョウと付き合うんでしょ！」

フタバ「ありがとう、、、
最後の最後に
こんなチャンスを得るなんて、、、
人生で１番うれしいかも!!」

最後まで、リョウのこと
あきらめないでよかった!!

リョウよりいい人は
出てこない!!

最後の最後に掴んだチャンスは
絶対に逃さない!!

＊Ｅｎｄ＊