怪盗サン vs 怪盗ムーン ~クローバーをかけて~

CAST小松崎 ふたば小松崎 ふたば

作者:さくら

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.04.14

パリーン!!!!!!!!!!!!





警備員がたくさん立ち並ぶ
お城のような家の窓ガラスが
割れた音だった。





その建物から
たくさんの警備員が出てきた。





警備員「待て!!! 怪盗ムーン!」





警備員「宝石を返せ!!!!」





立ち去りながら、





怪盗ムーン「『姫の涙』は
いただきます。
それではごきげんよう!!!!」





そして怪盗ムーンは
夜の町から消えた。













・*。・ 翌日 ・。*・





はじめまして!!
フタバです!





nicola学園に通う
中等部3年生。





私が通うnicola学園は
お金持ちが通う学校なの!





その中でも、うちの家は
大金持ちなんだ。





お父さんは
宝石コレクターなんだ。





寄付金は学園1!!





目立ちまくりだけど、
なんとかひっそり
やってきてる。





正直、普通の家に
生まれたかったな。





ひまり「フタバ! おはよ~」





フタバ「おはよ~」





この子は、
私の親友のひまり!





ひまり「昨日もきた?」





フタバ「うん・・・」





ひまり「やっかいだね~。
怪盗ムーンは」





怪盗ムーンは、
うちの宝石を奪う怪盗。





警備員を
何人も配置しても
逃げられるの・・・





ひまりにだけは
話してるんだ。





ひまり「でも、来るんでしょ!
お・・・あっ!!!!」





扉を見て
ひまりが言った。





ひまり「来たよ!!! ほら!」





ひまりが
指を指したところを見ると、





フタバ「あっ・・・!
太陽くんだ」





タイヨウくんは
私の好きな人。





ひまり「おはよ~、タイヨウ」





タイヨウ「・・・おはよ」





ひまり「ほらほらフタバも!」





フタバ「えっ! ちょっと!」





ひまりに押されて
タイヨウくんの前にくる。





フタバ「えっと・・・おはよ。
タイヨウくん」





タイヨウ「おはよ・・・」





タイヨウくんは
自分の席に行った。





フタバ「いいなぁ、ひまりは
タイヨウくんと幼馴染で」





ひまり「そ~お?」





ひまりと
タイヨウくんは
幼馴染なんだ。





ひまり「話しそれたけど、
怪盗ムーンが奪った宝石は
あの人に任せていいんじゃない?
フタバのお、う、じ、さ、ま!!」





フタバ「やめて~」





その時。





ドン





ルミ「邪魔。どけて」





月海ちゃんは
クラスの一軍のリーダー。





正直、苦手なんだよね・・・





ひまり「ごめんね~
場所変えるね」





場所を変えているとき、





コハナ「ルミ~
放課後どこ行く~?」





ルミ「スタバ新作出たって。
行かない?」





コハナ「行く行く~!」





ハルト「俺も行く!」





ルミ「いいよ」





離れたところで、





ひまり「すごいね。
ルミちゃん」





フタバ「ほんとに。
学年1位なのも」





ひまり「この学校、
推薦らしいよ」





フタバ「そうなんだ・・・」





ひまり「それよりっ
今度フタバの家に・・・」





そんな私を
誰かが睨んでいたとは
知るよしもなかった。













・*。・ 夜 ・。*・





ふ~お
風呂に入ってスッキリ~。





そう思いながら、
自分の部屋に入ると、





フタバ「あっ・・・きてるっ!」





机の上には
小さな箱と封筒があった。





封筒の中の
手紙を読むと





―――――――――――――――
『姫の涙』はお返しします。
あなたの幸せを願っています。
         怪盗サン
―――――――――――――――





怪盗サンは、怪盗ムーンが
奪った宝石を私に返す怪盗。





怪盗っていっても
悪いことはしないんだ。





箱の中には、『姫の涙』が
入っていた。





フタバ「いつか会って
お礼を言いたいなぁ」





そうつぶやいた瞬間。





ヒュンッズバッ





フタバ「なにっ!」





壁には、手紙がついた矢が
刺さっていた。





その手紙には、





――――――――――――――――
明日午後7時、
『クローバー』をいただきます。
         怪盗ムーン
――――――――――――――――













・*。・ 翌日 ・。*・





フタバ「ってことが
あったんだよね」





昨日あったことを
ひまりに話した。





ひまり「そうなんだ。
でも、大丈夫じゃない?
いつもひまりの王子様が
助けてくれるじゃん」





フタバ「そうなんだけど・・・」





ひまり「なにかあるの?」





フタバ「・・・実は、うちの家に
『クローバー』っていう宝石は
ないんだよね」





うちの家は、
『クローバー』っていう
宝石じゃなくて、
『幸せの四葉』があって
『クローバー』はないんだ。





ひまり「そうなんだ・・・」





そんな私を
誰かが見つめていたことには
気づかなかった。













・*。・ 午後7時 ・。*・





そろそろだよね。





宿題が終わって
夜空を見ていた。





きれいだなと
思っていたら、





???「こんばんは」





声がしていた方向を見ると、





フタバ「怪盗ムーン!!」





私の部屋のベランダに
怪盗ムーンが立っていた。





怪盗ムーン「約束通り、
『クローバー』を
いただきにきました」





フタバ「なんでここに・・・」





怪盗ムーンが
口を開こうとしたとき、





???「待て!」





シュタッ





ベランダにまた
別の人物が・・・って





フタバ「たっタイヨウくん!!!」





タイヨウ「・・・」





フタバ「どうして・・・」





怪盗ムーンの方向を見て、





タイヨウ「もう奪うのは
やめにしないか?
怪盗ムーン・・・
いや、月海」





フタバ「えっ!」





タイヨウ「ルミの『月』は
英語でムーンだろ」





怪盗ムーンって
ルミちゃんだったの・・・!





仮面を外しながら、





ルミ「・・・それを言えば、
あなただって『太陽』は
英語でサンじゃない」





フタバ「えっ」





怪盗サンって
タイヨウくんだったの・・・!!





フタバ「今回はなにを
奪おうとしてたの・・・」





タイヨウ「フタバだよ」





えっ、私?





タイヨウ「四葉の『クローバー』って
いうだろ?」





あっ! そっか・・・
って、私!!?





ってことは、誘拐!!!?





フタバ「ルミちゃん・・・
なんでこんなことしたの?」





おそるおそる聞いた。





ルミ「・・・あんたが
うらやましかったのよ」





フタバ「えっ」





私?





ルミ「どれだけ勉強しても、
先生の評価は上がらない。
寄付金しか見てない。
呑気に生活してるあんたが
目障りだったのよ!!
私はバイトもしてるのに!!」





ルミちゃん・・・





コンコン





執事「お嬢様、
よろしいですか?」





・・・まずい!





フタバ「2人とも隠れて!!」





タイヨウくんは
すぐに隠れた。





だけど、ルミちゃんは
動かなかった。





フタバ「ルミちゃんも
はやく隠れて!」





ルミ「・・・いい。自首する」





執事「失礼します。
怪盗ムーンだ!!
捕まえろ!!!」





こうして、怪盗ムーン・・・
ルミちゃんは捕まった。





しばらくして、
タイヨウくんと
2人きりになった。





フタバ「タイヨウくん。
なんで怪盗ムーンのこと
知ってたの?」





タイヨウ「ひまりから
聞いたんだよ」





そっか・・・ひまりが





フタバ「そっか・・・
じゃあなんで
助けてくれたの?」





恥ずかしがりながら





タイヨウ「・・・好きな人のピンチを
放っておけるかよ・・・」





フタバ「そっか・・・ってえっ!?」





顔が赤くなっているかも・・・





抱きしめられた。





タイヨウ「俺、フタバのことが好きだ」





フタバ「私もタイヨウくんのことが好き!」





こうして私は
王子様と結ばれたのでした。







*end*

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