77年ぶりの初恋

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:うさ子

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.07.08

カイラ「ねー。ほんとに試すの?」





ユズ「いーじゃん。
ここまで来たんだから」





(もーほんと
ユズにはあきれる)





それは3日前のこと。











・*。・ 8月3日 ・。*・





広島県在住
田舎JCの私達。





今は夏休み真っ只中
でユズは私の家に
遊びにきていた。





ユズ「今日は実は
見せたいものがあって」





カイラ「なに?」





ユズ「これ」





ユズが見せたものは
古い新聞だった。





カイラ「なにこれ?」





ユズ「私の家にあった
古い新聞!」





「まあ。書いてあることを
簡単に説明すると、
私達が通ってる中学校で
タイムスリップが
出来るってわけ!」





カイラ「はぁ?」





ユズ「この新聞あげるから
読んどいてー。
で、8月6日に
校門の前に集合ねー」





「じゃあ、
今日は帰るね。
ばいばーい」





カイラ「ちょっとユズ」





カイラ「広島県の中学校で
タイムスリップが実現?」





たしかにその新聞を
詳しく読んでみると
タイムスリップできる
みたいなことが書かれていた。





(ほんとに大丈夫かな)













・*。・ 8月6日 ・。*・





ユズ「おまたせ~」





カイラ「もうユズ遅いよー」





カイラ「で、どうやって
タイムスリップするの?」





ユズ「えーっとまずは
私達の教室に行こう」





誰もいない教室は
シーンとしていて
何だか怖かった。





ユズ「目を瞑って
扉を3回ノック。
そのまま教室に入る。
以上!」





「じゃあカイラからね」





カイラ「なんで!?」





ユズ「だってタイムスリップ
信じてないんでしょ」





(ほんとにタイムスリップ
できるわけないし、)





でも扉の前にたつと
少し緊張した。





そして私は目を瞑って
扉を3回ノックした。





「わぁー!!」





その瞬間、目をあけると
ものすごい光が私をかこんで
辺りが真っ白になった。





気がつくと
私は机で寝ていた。





それも教室の、
そして私のまえには
女の子1人、
男の子2人がいた。





女の子はユズにそっくり。
男の子のうち1人は
クラスメイトの
犬飼くんにそっくり。





でもみんないつもとは
雰囲気が違っていた。





もしかして
タイムスリップ成功?!





ユズ似の子「カイラ
また授業中寝てたの?」





犬飼くん似「ほんと
おっちょこちょいだな」





?くん「ただのバカだろ」





ユズ似の子「とにかく次の授業は
ねないでね」





私の隣の席は
あの?くんだった。





カイラ「ねーねー
名前なんて言うの?」





?くん「お前そんなにバカか?」





?くん「俺の名前は
内田蓮。
ちゃんと覚えとけ」





ムカッ。





カイラ「ちなみに今って
西暦何年?」





レン「1945年だろ」





カイラ「えっ!?
てことは戦争中、、、」





(私、戦争中に
タイムスリップ
しちゃったのー)





レン「もしかしてお前
未来から来たのか?」





カイラ「、、、」





レン「俺の名前聞いたり、
西暦を聞いたり
やっぱり未来から
来たんだろ」





カイラ「よく分かったね」





まさかこんなに早く
私が未来から来たことが
バレるとは。





ていうか、蓮くんって
そういうファンタジー
信じてるんだー。





意外と可愛いところも
あるんだな。





バカって言われたことは
相当ムカついたけど、
未来からきたことを
打ち明けてからは
すごく距離が縮まった気がする。





私が未来のことを教えたり、
蓮くんから今のことを
おしえて貰ったり
2人でいると楽しくて、、、





蓮くんからは犬飼くんは
ユズのことが好きで





ユズは犬飼くんが好きだけど
はずかしくて
お互い打ち明けられてないことも
おしえてもらった。





そしていつの間にか
8月5日になっていた。





レン「そうえばこの戦争って
どうなるんだ、」





カイラ「えーっとね。あっ」





私ははっとした。





いまは1945年。
つまり第二次世界大戦。





日本は負ける。
原爆が落とされて・・・





カイラ「負ける」





レン「?」





カイラ「日本は負けるの!
原爆が落とされて」





カイラ「今すぐ逃げなきゃ」





レン「どういうことだ?」





カイラ「明日ここ広島に、
原子爆弾っていう
大きな爆弾が落とされて、
みんな死ぬの」





レン「そんな、、、」





私達は急いで
みんなに伝えたけど
誰も信じてくれなかった。





私は、私達だけでも
逃げようと思って
タイムスリップの話を
蓮くんにして
夜学校に入った。





レン「俺やっぱり
みんなを捨てて
未来にはいけない」





カイラ「じゃあ私も残るよ」





レン「お前は元々
未来の人だから
未来に戻れ!」





「お前と過した2日間
ものすごく楽しかった、
巻きこみたくない。
お前のことが大切だから、
カイラ行け!」





カイラ「ありがとう。
また絶対に会おうね、、」





レン「あぁ」





私は未来に戻った。





そして気がつくと
家のベッドで寝ていた。





まるで全部
夢だったみたいだ。













・*。・ 夏休み明け ・。*・





学校に行くと
いつものユズにあった。





ユズ「ねーカイラ知ってる?
今日うちのクラスに
転校生がくるんだってー」





「たしか内田蓮くんだっけ
ちょーイケメンだったよ」





カイラ「それほんと!?」





私は教室を出て
がむしゃらに走った。





蓮くんを探した。





カイラ「あっごめんなさい」





誰かにぶつかってしまった。





謝りながら
その人の顔をみた。





蓮くんだ。





レン「お前のこと
ずっと探してたから」





いま、私達の
77年ぶりの初恋が
始まろうとしていた。







*end*

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