！恋愛大作戦！

CAST髙橋快空

作者：ちょこみんと

2024.03.02

私は、カイラ！
ニコラ学園に通っています。

私は、恋愛とか
今は興味ない（笑）

小さい時から
走るのが好きで
陸上部で青春満喫中！

そんな私だから
一生恋愛に関わることなんて
ないと思っていた。

＊　‐‐‐　＊　‐‐‐　＊

顧問の先生「今日の練習は
終わりでーす」

陸上部のみんな
「ありがとうございましたー」

私は教室に戻ろうと思って
廊下を歩いていた。

???「カイラー！」

カイラ「レッレンーー？
どうしたのー？」

レン（???）とは
私の良きライバルで
幼馴染なんだー。

レンも陸上部なんだよ!!

レン「お願いがある!!
俺の恋応援してくんね??」

カイラ「レン
好きな人いんのー？」

レン「同じクラスのシャノン！」

あーあの学年一美少女の
シャノンちゃんかー

カイラ「もちろん！
協力するよ、がんば～」

恋愛大作戦だね！
面白そっ！

レン「この借りは
いつか返す！」

カイラ「ニコラアイス
期間限定３つ
よろしく！」

レン「ニコラアイスって
高級アイスじゃん！
期間限定とか特に高いじゃ～ん」

カイラ「まっ、頑張れよ
少年（笑）」

・＊。・　次の日　・。＊・

担任の先生「じゃあ
この係の実行委員２人
誰かお願いできるかー」

カイラ「はいっ！
伊藤シャノンさんと
内田レンさんを推薦します！」

担任の先生「じゃあ、
伊藤と内田
よろしくたのむな」

シャノン・レン「はい！」

シャノン「よろしくね、レンくん！」

レン「お、おう！」

チクッ

役に立てて
うれしいはずなのに
なぜか胸の奥で
チクッと感じた。

この悲しさは、一体何、、、？

・＊。・　数日後　・。＊・

レン「いつもありがとなっ！
カイラに好きな人ができたら言えよ。
協力するから！」

カイラ「ありがと///」

なんか、レンのいつもの笑顔が
キラキラ輝いて
いつもの会話も何かと
ドキドキしてしまった。

この胸の高鳴りは
なに、、、？

それからも、協力すると
胸がチクッとなり
レンと話していると
ドキドキして

いつのまにか
まともに話せなくなっていた。

レン「最近どうした？
なんか元気ないよな。
走りもいつも通りじゃなさそうだし」

カイラ「なんもないから！
ほっといて」

レン「お、おう」

私はこの胸の痛みや高鳴りを
陸上部の先輩のコハナ先輩に
聞いてみた。

コハナ先輩「それはズバリ、恋だね！」

カイラ（これが恋なんだ！
いつのまにか全く興味がない
恋をするなんて、、、）

カイラ「で、でもレンは
シャノンちゃんが
好きなんですよ！」

コハナ先輩「じゃあカイラは
想いを伝えないままでいいの？」

カイラ「そっ、それは、、、、、」

コハナ先輩「相手にどんな
好きな人がいようと
好きっていう気持ちは
そのままぶつけていいんだよ！」

カイラ（気持ちをぶつける。。）

カイラ「コハナ先輩
ちょっと行ってきます！」

コハナ先輩「ぶつけてこい！」

カイラ「はいっ！」

私は走って
レンを探した。

（あっいた！）

カイラ「レン！」

レン「カッ、カイラ？
慌ててどうした?!」

カイラ「レンのことが
好きです！
シャノンちゃんが
好きなのは知ってる！
でもどうしても
想いは伝えたくてっ//」

レン「ホントは俺から
言うはずだったのに」

カイラ「えっ？」

レン「俺もカイラが好きです。
付き合ってください！」

カイラ「えっ?!
シャノンちゃんは？」

レン「好きな人が
シャノンって言って
協力してもらって
仲を深めようとしていたんだ。
シャノンが好きっていうのは、嘘!!
シャノンにも協力してもらってたんだ」

カイラ「そっそうだったの。。。?!」

レン「そういう作戦にしてたのに
急にカイラが
冷たくなるんだもん」

カイラ「それは、、、レンが」

レン「つまり、俺のこと
意識してくれてたって
ことだよね//？」

カイラ「そっそーだよ///
なんか文句ある？」

（ギュッ）

～ＨＵＧ～

カイラ「えっ？
びっくりした///」

レン「文句なんて
ありませんっ//」

こうして、恋愛大作戦は
無事成功した！

―ＥＮＤー