最悪で最高の１日！

CAST髙橋快空

作者：キティーちゃん

2023.06.25

私は、カイラ！

好きなことは
友達と話すこと！

苦手なものは
お化け屋敷なの・・・

そして、中学校まで
ずっと恋愛に興味のなかった私に
好きな人ができたの！

コハナ「いつも元気な
明るいカイラが
お化け屋敷苦手って
意外だよねー」

この子は、親友のコハナ！
なんでも話せるし、
恋バナもできて
すごく仲がいいの！

コハナ「てか、キャンプの肝試し
２人でペア組むんだって！
くじで決めるらしいよー！」

そう！
クラス全員でキャンプに行くの！

けど、肝試しがあるの・・・
せっかくのキャンプなのに・・・

カイラ「一緒にペア組めるといいね～」

コハナ「レン君ともね～（ニヤニヤ）」

カイラ「もーコハナ！///
コハナもナツ君とね！」

・＊。・　キャンプ当日　・。＊・

あーいよいよ
肝試しの時間がきてしまった・・・
もう人生最悪の日だ・・・

先生「カイラさーん？
大丈夫？
くじ引いてくださいね」

カイラ「すっ、すみません！」

引いた番号は３番だった。

レン君「３番の人誰ー？」

えっ。
レン君と一緒だ！

コハナ「えっ！
レン君と一緒じゃん！
良かったね!!!」

カイラ「全然良くないよ！
だって、怖がっているところ
見られたら
超恥ずかしいよ！
ところで、コハナは何番？」

コハナ「１１番。誰とだろ？」

ナツ君「１１番、誰ー！」

カイラ「ナツ君とじゃん！
良かったね！
じゃあ私、行ってくるね！
あっ！　私、３番です」

レン君「カイラか！　よろしくな！」

と、笑顔をむけて言われた！
やっぱカッコいいなー！

レン君「じゃあ行くか！」

カイラ「うん！」

と、私も笑顔をむけて言った。

すると、お化けが出てきた！

カイラ、レン君「ギャー助けてー！」

中身は人だって分かってるけど、怖い。

あれ、ちょっと待って。
レン君も叫んでなかった？

でも、気のせいか。

中身は人だって分かってるけど
いつも元気なレン君で
こういうのは余裕そうだし。

すると、カサカサっと音がした。

カイラ、レン君「ギャー」

カイラ「なんかいるー」

あれ、やっぱレン君も
叫んでたよね!?

聞いてみようかな？

カイラ「レン君って、もしかして
こういうの苦手？」

レン君「あ、うん。
てか、カイラもだよね？」

カイラ「う、うん。
友達にも意外って言われるの・・・」

レン君「えっ、俺もー。怖いよなー」

カイラ「ね。
なんかご褒美とかあれば
少しは頑張れるのになー」

レン君「あっ！
じゃあカイラがオーケーするか
分かんないけど・・・
好きです！
付き合ってください！」

カイラ「えっ！
あっ！　も、もちろん！」

レン君「ホント！
だから、２人で最後まで行けたら
付き合おう！///」

カイラ「確かに！
それいいかも！
それなら頑張れる！」

レン君「よし！
じゃあ頑張ろうぜ！」

カイラ「うん！」

そして、私たちは
途中で何回か叫びながらも
無事最後までゴールし、
付き合ったのでした！

最初は、最悪な日だと
思っていた１日が
レンくんのおかげで
最高の１日に変わりました！

その一方、
コハナとナツ君も
付き合っていたのでした！

Ｅｎｄ /////