うちの妹は、彼氏が出来ない!

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:Niziu

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.02.28

こんにちは!
私は池くるみ!
モデルです!





一応人気ランキング1位!





嬉しいな!





学校でもモテてる!
今日も2人に告白された!





でも、皆、
つまんない男ばっかで、
振ってきている。





でも!
問題は・・・
私の妹!





告白された経験もなし。
髪を乾かすのもしない。





何よりアイドルオタク・・・
だからきっと
妹の周りの男が、
引いてるんだと思う。





あ、ちなみに
妹の名前はかいら!





顔は可愛いのに!
努力しないからな!





ヲタ活だけには、
努力家・・・
やれやれ。













*。・ かいらのある日 ・。*





カフェに来たかいら。





(私の大好きなアイドル
NICOのこうしょうくん、
雑誌で言ってたオススメカフェ。
来てしまった。
こうしょうくんの
オススメメニューは、
カフェオレだと。
カフェオレを買わなくては、
こうしょうくんファンとしては、
でも、こんなオシャレなところに
こんな私が入っていいのか)





恐る恐る入ってみると、
カフェオレの良い香りが。





買ってみて飲んでみると
美味しい!!!





こうしょうくんのセンス
最高ーーー!





飲みながら、
帰っていた。





あの、オシャレなお店で、
飲めないし。





かいら「きゃ!!!!」





思いっきり
転けてしまった。





(痛ーーー!
あ! カフェオレは!)





(ん? 見えない・・・
あれ? メガネは?
あれーー? どこだー!)





?「あの。
大丈夫ですか?
メガネ落ちてますよ」





誰かが起こしてくれて、
メガネを渡してくれた。





かいら「ありがとうこざいます」





!!!





その顔を見るとまるで、
こうしょうくん!!!
タイプだ!





かいら「あの!
ありがとうごさます・・・
じゃあ、じゃあこれで!」





?「あの、これ、
カフェオレ
落ちてましたよ」





かいら「あ、ありがとうございます。
こぼれてない・・・
良かった」





?「ふた付きで
良かったですね!」





(この人、もしかしたら
こうしょうくん?
顔も似てるし声も・・・
名前一応聞いてみる?
いや急に名前聞くなんて失礼か?
でも、こうしょうくんだったら?
どうしようかな?





でも、前姉ちゃんから





姉ちゃん「かいら!
運命の人かも? って思ったら
その人のこと、
詳しく調べるの!
そしたらきっといつか、
良い結末に、なるから!」





よし・・・頑張るか・・・)





?「あの大丈夫ですか?」





かいら「あの、私かいらです。
あなたの名前は。
あと良かったら
LINE交換してください」





(キャー言っちゃった!)





?「はい。かいらちゃん。、
きっと年下ですね!
僕の名前はしょうです。
本当は、アイドルで、
こうしょうっていう
本名なんだけど、
ここにいるっていうことが
バレたらまずいから
とりあえず、しょうくんって
言ってくれたら嬉しいな!」





かいら「嘘!!!!!
私NICO大好きです!
(ヒソヒソ声で)
こうしょうくん推しなんです」





こうしょう「そうなの!?
嬉しいな!
あ、LINE交換だったね、
はいどうぞ」





かいら「はい!」





こうしょう「あ、アイコンも
NICOだね笑
ありがとう!」





かいら「いえ!
とんでもない・・・」





こうしょう「じゃあ、今回は、
これくらいで、
またLINEするね!」





かいら「じゃあ、
さようなら
しょうくん!」





(きゃー本当に
こうしょうくんだったなんて、
姉ちゃんありがとう!)





その夜
私は姉ちゃんに
相談した。





くるみ「キャーかいらも
ついにしちゃった?
恋!!
良かったじゃん?
おめでとうーー!」





かいら「姉ちゃんありがとう。
姉ちゃん所でモテるためには、
どうすれば良いのだろう。
教えてくれ」





くるみ「もっちろん!
かいら!
こういうことなら
厳しくSpartanに、
いくわよー!」





かいら「優しくしてくれると
嬉しいのだか・・・」













・。・。・。・。・。・。・。・。





姉ちゃんにいろいろ
教えてもらってから。





かいらの学校にて、
推しのYouTubeを
見ていると、





?「ね、かいらちゃん、
今日皆でご飯
食べに行くから、
来てね!
全員参加だから
絶対来てね!」





あぁ、
クラスのれんくん。





クラスの司会する
みたいなこと
言ってたからな。





私も誘ったのかな?





ま、良いや
今日は、暇だし、
行ってやるか、





その日の
ご飯屋さんの
玄関で。





クラスの男子「ね、れん、
あのいかにも
陰キャなかいらさん?
誘ったの?」





れん「あぁー一応誘ったけど
来ないでしょ笑
返事しなくて
無視されたし、」





クラスの男子「うわー怖くね!」





かいら到着、





かいらは、無言で
玄関に入って
無言で、靴を置き
無言で入っていった。





クラスの男子「お! 本人登場!
ヤベ」





れん「いや、
丸聞こえだって、」





よしと「そうだゾー!」





皆で座っていると、





私はもちろん誰にも
話しかけられないし、
1人で枝豆に手をのばし、
皮を剥くときに
反対に飛んでしまった。





かいら「あっ、」





?「フフッ、天然だね」





手前に座って、
クラスのマドンナ
深尾あむちゃんに
肩を組まれているよしとくん
(モテモテ男子)が
話しかけてきた。





あむちゃんは、
他の子と話している。





私は睨んでよしとに
枝豆を投げつけた。





すると、





よしと「いたっ!
何するのー」





と妹に言うみたいに
甘やかして
言ってるみたいに
言ってきた。





その時あむちゃんが
こっちを向いて、
私のことを睨んでいた。





かいら「私、帰るんで。
みたいアイドルの
ライブ配信あるんで」





と、言って
帰った。













・。・。・。・。・。・。・。・。





廊下で。





「誰も追いかけて来ないか笑
そんなわけないし。
望んでないし笑」













*。・ かいらのまたまたある日 ・。*





あのこうしょうくんが
オススメと言っていた
カフェで





NICOのYouTubeを見ながら
カフェオレを飲んでいると、





?「ねぇ、君さ、
アイドル
好きなんでしょ?」





かいら「はい?
まぁそうだけど
どなた?」





見ると
あいつだった。





よしと「こんにちはー。
こないだ君に
枝豆投げつけられた人ですーー」





かいら「何か用?」





私は、見向きもせずに、
聞いた。





よしと「実は僕ね、
アイドルオタクなの。
特にNICO推し、
そのなかで
推しはこうしょうくん」





めっちゃ小さい声で
言ってきた。





かいら「はぁ!!!??
あなたみたいな
キラキラ王子さまけいが
隠れオタク!?」





よしと「ちょっと静かに!
だからね、お願いなんだけど
一緒にファンレター書かない?
こうしょうくんの!」





かいら「こいしょうくん?
私が大好きな?
でも隠れオタクの
あんたでしょ?
なんで隠れてんの?
こうしょうくんが
可哀想なんですけど、」





よしと「それは、もちろん
恥ずかしいし、
正直言って、
人気者じゃん? 俺って!
だからオタクってこと
バレたら
人気なくなるし!」





かいら「ふーん。
こうしょうくんより自分ね。
分かった分かった
自己中には、興味ない。
じゃあ、」





さようならという代わりに
手を振って、
シッシッとした。





定員「2名様で
宜しかったのですか?」





よしと「はい!
すきな物
頼んで良いよ」





かいら「じゃあ、
このメニューに
書かれているの全部」





よしと「え!? 嘘!!!!!
そんなに払えないよ!」





かいら「冗談ですよ!笑
カフェオレもう1個」





よしと「じゃあ、
僕も同じのを」





その日は2人で話して
カフェを出た。













*。・ その日の夜 LINEで ・。*





こうしょうくん《かいらちゃん!
今度一緒に
ここに行かない?》





ピコん!





誰だろう?





こうしょうくーーん!
久しぶりだ!





しかも、え!
ここいかない? って
デートのお誘いじゃん?





嘘!!!!!





とりあえず、
姉ちゃんに報告しよ!





かいら「姉ちゃん!
こうしょうくんに
デート誘われた!
どうしよ!」





慌て過ぎて
姉ちゃんの部屋のドアに
ぶつかった。





姉ちゃんがドアを開けて、
はーい? 何ー?
という顔で
かいらに手を差し伸べた。





かいらがさっきの
LINEのことを説明すると





姉ちゃん「嘘!!!!!
ウソウソ
コツメカワウソ!」





よく私が使ってる口癖が
姉ちゃんに、
うつっちゃってるの。





姉ちゃん「これは、
即行かないとね!」





姉ちゃんが
自分のクローゼットを
がらがらーーーと開けて、





姉ちゃん「さぁーデートの日に
何着ていくー!?
ヘア・メイクは、
私に任せて!
よっしゃ!
燃えるぞ!
かいらーー!」





かいら「ガンバるぞー!
姉ちゃん宜しく!」





2人で服を選びまくり、
これは?
と聞くたびに
そんな地味な服ダメ!
と何度言われたか・・・





やっと姉ちゃんが
決めてくれて、
今日は終了!













*。・ かいらの学校で ・。*





れん「今日はカラオケ
行くんだけど
一緒に来てね!
じゃー!」





塩対応何もう。





誰かが走ってくる。





あーきっと
あいつだ。





最近ずっとそう。





ん?
止まったな?
何だろ?





後ろ見ると、よしとが
あむちゃんに
引き留められていて、
上目遣いで、





あむ「ねぇねぇ!
よしとぉ!
今日はカラオケ
来るよねぇ?」





よしと「もちろん!
あむが行くんでしょ?」





あぁーあの2人の会話
聞いてたら
イライラするわ。





早く帰ろ。





よしとが焦って





よしと「あぁー
じゃねあむ!
あとで行くよ!」





あむ「う・・・うん。
じゃあね!」





そして走ってきて、





よしと「かいら! お願い!
こうしょうくんのファンレ
一緒に書いてー!!
君の画力と愛が入れば
絶対に完璧なんだって!」





かいら「無理! まず、私
そんなに暇じゃないから!
デートの準備があんの、
あといつから私の名前
呼び捨てしてんの?
まぁ良いけど」





よしと「え・・・デート?
気になってる男いるの?」





かいら「うん、
だーーいすきなね!」





よしと「そんなんじゃだめ!
君は1人の子にしか
恋しちゃダメなんだよ!」





かいら「はぁ?
私の恋は、あんたに
関係ないでしょ?」





よしと「そ・・・そうだね」





よしとの心境は・・・・・・





かいらが
好きなんだよな・・・
俺・・・





よしと「とりあえず!
連絡交換して!」





かいら「まぁ良いけど、
LINEなら
こうしょうくんの愛を
伝えてくれるなら、」





よしと「もちろん!
君への愛も・・・・・・
いや!
これは、違うから!」





連絡を交換して、
さよならした。





その夜すぐに
よしとからLINEが来た。





よしと《そのさ、
今日かいらが言ってた
デートって何日なの?》





かいら《あなたに関係ある?
まぁいいけど明日》





よしと《明日!?
早くね?》





かいら《だからあんたに
関係ないじゃん?》





よしと《んーーーーーー、
じゃあ言っていい?》





今まで必ず絵文字か
スタンプをつけてたよしとが、
急に絵文字とスタンプを
つけなくなった。





かいら《何?
前から言われてる、
あのお願いは
聞かないからね》





私もノリに乗って
真剣になった。





よしと《俺は、こないだ、
かいらと話してから
かいらのことが
好きになってた。
だからその男と
デートに行くのやめてくれ。
俺とデートしてくれ》





・・・・・・
は、何それ。





私はずっと憧れてた人と、
結ばれそうなんだよ?





なんであんたなんかと。





かいら《何? 罰ゲーム?
私のことなんだと
思ってるの?
最低だね》





よしと《そんなんじゃないし、
本気だし》





かいら《正直言ってさ、
あ、これナイショね、
そのデート相手って
こうしょうくんなの》





こうしょうくんとの
関係を話すと
よしとから電話が来た。





何もう?
また罰ゲーム?





かいら「もしもし」





よしと「もしもし。
かいら?
俺のことチャラくて
嫌いかも知んないけど、
でも俺はかいらのことが
好きなんだ。
最初から話しかけてみたいな?
って思ってて、
実際に話してみたら、
意気投合って感じで
それを嬉しかった。
だから、かいらのことが好きだ。
俺のことは嫌いでも良いし。
けど、明日のデートは、
いくら俺だって好きな
こうしょうくんでも
やめてくれ・・・」





かいら「・・・な・・・なにそれ、
私があんたのこと嫌いで
いいなら
別にデートしたって
いいじゃん?」





とんとん肩を叩かれた。
後ろを見ると姉がいた。





姉ちゃん「かいら。
今の話、聞いてたよ。
あ! 盗み聞きじゃないからね。
かいら。
今の子よしとくん?
よしとくんにした方が
姉ちゃんは、いいと思うよ。
だってかいらには悪いけど、
こうしょくくんは、
かいらのことを好きっていうことが
決まったわけじゃないし。
よしとくんのこと
よーくかいら話してるよ。
だから姉ちゃんは、
よしとくんがいいと思うな。
でも、これは、あくまでも
姉ちゃんの意見だから
最後はかいらが決めなさい」





いつもふざけてる
姉ちゃんが
真面目だった。





かいら「姉ちゃん・・・・・・・・・」





私は、深呼吸してから





かいら「よしと。
私も決めたよ。
明日のデート止めない」





よしと「え・・・・・・」





かいら「なんで悲しむの?
よしとと行くのに」





よしと「だって、かいらは、
俺じゃなくて、やっぱり
こうしょ・・・ん?
えっ! どういうこと!?」





かいら「だからデートは
止めないけど、
よしとと行くよ! ってこと!
遠回しでごめんね!
私も気づいたら
よしとのことしか
考えてなくって、
よしとに恋してたって
気づいたの」





よしとが鼻を
すすっているのが
聞こえた。





かいら「なんで
泣いてんのーー!」





よしと「嬉しくてーー!」





そして、
私は次の日に
よしととデートしました。





え?
こうしょうくんは
どうしたって?





あー、こうしょうくん
実は付き合ってて、
単純に友達として、
誘ってただけですって。





あと、みなさん
1人気になってませんか?





そう、あむちゃん。





あむちゃんは、
こうしょうくんの
彼女なんだって!





びっくりだよね!
おっかない、女子は!





そして、
もう、1人!
姉ちゃん!





姉ちゃんは、未だに、
彼氏は出来てないらしいけど、
いつも楽しそうにしてる!笑





でもあの電話の時
姉ちゃんが一押しして
くれなかったら、
私は前に進めなかったな。





姉ちゃんに感謝だな。





姉ちゃんありがとう。





うちの妹は、
彼氏ができない!





改めて





うちの姉は
彼氏ができない!!







おしまい。

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