タイムトラベラーの恋

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:はむちーずトースト

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.12.10

皆さんこんにちは。
髙橋カイラ(中3)です。





見た目は地味な女の子ですが、
実は私、過去や未来に行ける
タイムトラベラーなんです!





過去とか未来に行って、
わたしのすがたは
誰にも見えないから安心!





でもそんな簡単に
できるわけではなくて、
私がタイムトラベラーなことを
周りにバレてしまったり、
恋をしたりしてしまえば
私は死んでしまうのです。





しかもそれは、タイムトラベラーの王、
西王子がおっしゃった命令なんです。





なので、
過去や未来に行けてすごい!
と思うよりかは
いつも恐怖なのです。











・*。・ 2023.12.23 ・。*・。 





カイラ「おは・・・うわっ!」





ミアン「うわぁ~ん(泣)カイラ~」





カイラ「なんだミアンか~
びっくりした~!
どうしたの?」





ミアン「明後日クリスマスなのに
まだ彼氏できてないんだ~!
これじゃ誰ともデートできない~っ」





カイラ「彼氏・・・」





(やばいやばい!
私は恋をしては
だめなんだった!)





ミアン「カイラは
好きな人とかいないの?」





カイラ「べ、べつにっ!
いないけどぉ」





ミアン「そうやって
ごまかしてるでしょ~~
まぁいいか」





危なかった~





ていうかミアン
彼氏欲しいって言ってたけど
未来に行って見てみよっかな。













・*。・ 家にて ・。*・





カイラ「えーっと
明後日に行けばいいのか!
じゃあ、明後日に行け!」





キラキラ~ッ





ポンッ





カイラ(さてと!
とりあえずミアンを探そう)











・5分後・





カイラ(どこだろ~)





??「早く決めてくれよ~」





ミアン「ん~~じゃあ
このケーキにする!」





カイラ(あっ! いたいた!
しかも、彼氏いるじゃん!
良かったね~
じゃあ戻ろっと)





??「せっかくだから
カイラユアンも誘ってく?」





ミアン「いいね!
早く誘いに行こ~」





カイラ(え???
今カイラって言った??
っていうかユアンって、誰?!
・・・とりあえず戻ろう)





キラキラ~ッ





ポンッ





カイラ「カイラユアンって
まさか・・・・私の彼氏?!
えっでも、タイムトラベラーは
恋は禁止って言ってたけど・・・
なんでだろ?」













・*。・ 翌日 ・。*・





ミアン「カイラ~~!
聞いて、聞いて!」





カイラ「どした~?」





ミアン「私にね!
彼氏できたの!」





やっぱり!
予想あたってた!





カイラ「おぉ~!
良かったね~!」





ミアン「これで
明日デートできる~♪」













・*。・ 放課後 ・。*・





カイラ(もう
一体ユアンって誰だろ~?)





??「やぁそこの女の子」





カイラ「・・・はい?
なんですか?」





??「可愛いね~
これから兄さんと
一緒に映画でも
見に行かないかい?」





カイラ「いや、大丈夫です・・・」





??「そんな遠慮しなくても
大丈夫だって」





私の肩に触れる。





カイラ「ちょっ・・・やめて」





??「あ?
俺に手を出したら
許さないからな」





カイラ「・・・・・」





その時・・・





ユアン「やめてあげた方が
いいんじゃないですか」





??「あ?
お前、誰だよ」





ユアン「俺の彼女ですけど、何か?
あと離してもらえますか」





カイラ「え、今なんて・・・」





??「チッ、何だよ」





そのお兄さんは
走って行ってしまった。





カイラ「・・・あの、
ありがとうございました。
ていうか、さっき彼女って・・・」





ユアン「あぁ、ごめんごめん。
つい・・」





カイラ「ここで
言っちゃいますけど、
私、タイムトラベラーなんです」





あっ!
言っちゃった・・・
やばい・・・





ユアン「マジ?
ていうか、タイムトラベラーに
髙橋カイラっていたような・・・」





カイラ「え?
知ってるんですか?」





ユアン「だって俺、
タイムトラベラーの王子だぞ」





カイラ「え・・・・えー!
嘘・・・・ごめんなさい
約束破ってしまって・・
私なんかもう死んでしまえば・・・」





ユアン「は?
俺、そんなこと言ってないぞ」





カイラ「いやだって
命令だって
いってたじゃないですか!」





ユアン「はぁ・・・
わかってないな・・・あれは
先輩(高1)への命令だ。
カイラには関係ない」





カイラ「え!
私への命令じゃ
なかったってこと・・・」





ユアン「それに、俺達もう
タイムトラベラーじゃないぞ」





カイラ「え?」





ユアン「1回過去とか
未来に行ったら
もう使えないって」





カイラ「・・・・あっ!
そうだった」





ユアン「それに、俺、
ずっとカイラのこと
好きだったんだ」





カイラ「へ?」





ユアン「カイラが
タイムトラベラーに
入ってきた時に
とても可愛い子が
入ってきたなって思って、
ずっと見てた」





カイラ「嘘・・・・」





ユアン「ここで言わせてくれ。
俺と付き合ってくれますか?」





カイラ「・・・・はい!
私も・・・好きでした・・・・」





ユアン「マジか・・・・
じゃっそういうことで
よろしくな」





カイラ「はいっ
よろしくお願いします」





ユアン「もういい加減に
敬語はやめろ。
タメ口のほうが可愛い」





カイラ「・・・・わかったよ!///」





タイムトラベラー同士、
両思いだったなんて
気づかなかったけど、
まさかこんなにも
楽しいなんて思ってもなかった・・・。







~HAPPY End~

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