恋のバトンをあなたと一緒に

CAST髙橋快空

作者：かりん

2023.05.08

私は、髙橋快空！
今日は、体育祭！

今日は一段と
女子が盛り上がってる。

なぜなら学校一のイケメン、
そして、私の友達の犬飼太陽が
借り人競争に参加するから！

でも、私はそこまで
叫ぶことはない。

なぜなら
好きな人がいるから。

それは、久野渚夏！
小学校の時から
好きだった幼馴染だ。

「もうすぐ、
借り人競争が始まります」

アナウンスの声がした。

太陽のお題は何かな。

少しワクワクしながら
運動場に向かった。

太陽が紙を手に取る。

たったった。

なぜか私の方に
走ってくる。

みんなが
歓声を上げる。

「快空、きて！」

太陽は、私を連れてゴールに！
１着だった。

でも、お題は何だろう。

「犬飼さんのお題は
“好きな人”です！」

アナウンスが流れた。

みんなは
「ヒューヒュー」
と、歓声を上げる。

そして、みんなの前で
告白された。

好きじゃないけれど
断るといやだったので
受け入れた。

すると、渚夏が
立ち上がって、

「俺も好きだ！」
と、言った。
嬉しかった。

だが、私はさっき
太陽の告白を
受け入れてしまった。
どうしよう！

すると、太陽は
私の悩んでいる顔を見たのか、

「渚夏のところに行って来て！」
と言った。

私はすぐに
渚夏のところに行った。

そして、告白を受け取った。

すると、太陽が
「作戦成功！」
と、大きな声で言った。

どうやら、渚夏が
私のことが好きなのを
知っていたようだ。

太陽からもらった
大事なバトンを
渚夏と一緒に
ゴールへ運ぶことを決心した。

＊ｅｎｄ＊