1年ぶりのバレンタイン

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:おとめっち

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.14

高2の2月、
転校することになった。





私、カイラ高2。







* 2月14日 お別れパーティー *





アンジ「ついにカイラとも
お別れか~」





アヤカ「(小声で)ねぇ、
今日バレンタインだよね。
ユアンに告白しないの?」





カイラ「えー、しないよ・・・」





ソノマ「え~いいの~?」





本当は告白したいけど、
出来なかった。













・*。・ 1年後 マンション廊下 ・。*・





高3。
そろそろ高校も卒業。





アンジたち、
どうしてるかなー。





・・・って、廊下に
ユアンくんらしき後ろ姿が・・・





なんて、
そんなわけないか!





その時、ユアンらしき人が
振り返った。





カイラ「・・・え、
ユアン・・・くん?」





ユアン「そうだよ」





カイラ「なんで、ここに?」





ユアン「・・・実はカイラに
渡したいもの、あって」





カイラ「渡したいもの・・・?」





ユアン「はい。開けてみて」





ユアンに渡された
花柄の袋を開けると
かわいいハンカチが入っていた。





カイラ「でも、なんで?」





ユアン「お別れパーティーの
2月14日、
俺の机にチョコ入れてくれたの、
カイラでしょ」





ユアンくん、
分かってくれてたんだ。
嬉しい!





告白は出来なかったけど、
チョコあげて良かった!





ユアン「で、今日、3月14日は
ホワイトデーだから」





カイラ「ありがとう。ユアンくん」





ユアン「あともうひとつ!
カイラにビッグニュース!
実は俺・・・
ここのマンションに
住むことになったんだ!」





えっ、転校したら
もう会えないかと思ってたのに。





カイラ「あのっ」





ユアン「ん?」





カイラ「実は私、
ユアンくんのこと・・・
好きなの」





ユアン「俺も。
高1のときからカイラのこと、
好きだった」





えっ、クラスでも中心的存在の
ユアンくんが私を・・・!





ユアン「俺、今日、
カイラに会えて、良かった」





カイラ「私も。
今日はありがとう」





すごく、すごく嬉しかった。





また春からの生活が
楽しくなりそうです。







*END*

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