勇気を出してみれば、いじめを乗り越えて

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:あいなん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.01.26

私の名前は髙橋カイラ。
中学3年生。





私は小学生のころから
一方的ないじめに
あっている。





辛くて仕方がないが、
親に言うことができない。





家は6人兄弟のため、
うちの親は大忙しだ。





美央子「早く学校から
消えてほしいんだけど」





この人は美央子。
いじめグループのトップ。





昔は仲が良かったんだけど。





カイラ「私、何か
悪いことした?」





美央子「存在がうざい、
存在が悪い」





カイラ「・・・」





私は今まで何度か
自殺しようとした。
辛かったから。





その度に誰かが
やってきて目撃され、
止められる。





それで
今まで生きてきた。





コウショウ「美央子、
何やってんの?」





美央子「あ、コウショウ君!」





Σ(°□°;)ハッ





美央子「・・・かいらちゃんが
いじめてきてぇ~!
私、何もしてないのに!泣」





コウショウ「はぁ、美央子、
お前嘘バレバレ」





美央子「・・・ふん!
そうですか!」





走ってどこかに
行ってしまった。





コウショウ「大丈夫か?」





私はぐったりとして、
だんだん意識が飛んで
行った。













*。・----。・----・。*





パチっ





カイラ「ここどこ?」





コウショウ「保健室、」





カイラ「・・・」





コウショウ「お前、
そろそろ
先生に言ったら?」





カイラ「いいの、大丈夫。
私は我慢しなきゃ」





コウショウ「・・・」





カイラ「じ、じゃあ
もう教室行くね」





はぁ、疲れるな。





カイラ「そうだ、音楽聴こ」





私の唯一の趣味、それは、
KPOPの音楽を
聴くことだった。





Kep1er、Twice、
BTS、TXT、NiziU、
IZ*ONE、ENHYPENなど
好きなグループは様々。





特に好きなのはBTS。
グクが好きなの。





カイラ「♪~」





この曲はEUPHORIA。
元気になっちゃう魔法の曲。





ブチっ





カイラ「あっ」





美央子「あっ、
じゃないわよ、
何なのさっきの」





美央子「何々~!
BTSだってさ!www
ウケる!」





カイラ「やめてよ!」





美央子「何、抵抗してきて」





カイラ「あんたには関係ない!」





美央子「フフッ」





チョキン





カイラ「あっ!
私のイヤホン!」





美央子「あ、これ
最新のやつ~、
ごめ~ん」





カイラ「・・・泣」





美央子「ち、ちょっと
泣かないでよ!」





カイラ「絶対許さない」





美央子「・・・」













・*。・ 昼休み ・。*・





先生「どうした、カイラさん」





カイラ「こんなことは
言うまでもないと思い、
黙ってきました。
私は、林美央子さんに
一方的ないじめを受けています。
これは、さっき切られました。
私の家は6人兄弟のため、
お小遣いが少なくて、
2年かけて買ったものです」





先生「!」





カイラ「私はもう
我慢できません」





先生「わかりました、
話してくれてありがとう。
あとは任せて」





カイラ「・・・はい!泣」





美央子「せ、先生に言ったの?」





カイラ「・・・」





スタスタ





美央子「ちょ、ちょっと!」





カイラ「・・・」





もう、私は自分で
抱え込まない。





美央子「ごめん!
ごめんってば!」





カイラ「・・・」





美央子「お前なんか
ただのおもちゃだったの!」





スタスタ





私は自分の行くべき場所に
向かった。





ガラっ





カイラ「コウショウ、
ちょっといい?」





男子「何々~!
告白ですか~?」





カイラ「正解」





コウショウ「な、何?」





カイラ「・・・私、
美央子のことは
先生に言ったから」





コウショウ「そうか」





カイラ「あ、あと」





コウショウ「うん」





カイラ「私、コウショウが好き!」





コウショウ「ありがとう」





カイラ「返事は・・・?」





コウショウ「yes、かな」





カイラ「ありがとう!」





それから私たちは
付き合うことになった。













・*。・ 放課後 ・。*・





先生「親御さんには
連絡させて
いただきました」





美央子「はい」





先生「償ってください」





美央子「・・・先生はぁ、
私の気持ちはぁ」





先生「いいから
早く帰りなさい」





美央子「チッ」





そして、今までのこと、
イヤホン代、すべて
保証してもらった。





コウショウとも
付き合えたし、
私は生まれ変わって
よかったと思う。











*end*

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