私の人生失格物語

CAST髙橋快空

作者：army

2021.12.16

私の名前は、
かいら。
中学１年生。

ま、今日からだけどね。

ハアト「おう、お前と
クラス一緒だったよ」

かいら「ふ、ふーん！
別にあんたと一緒にいても
何も変わらないし」

ハアト「そ、そっか」

かいら「いや、別に、
そういうわけじゃ」

ハアトは
私の幼馴染でもあり、
私の好きな人でもある。

なのに私はいつも
余計なことばかり
言ってしまう。

かいら「はぁ、入学初日から
これだよ、もう」

・＊。・　授業中　・。＊・

ハアト「先生、
かいらが寝てます」

先生「こらー！
起きろー！」

かいら「ん－、
え、あ、
すいません！」

ハアト「ぷぷ」

あーあ、
やっちゃったよ、

私ってもしかして
人間失格？

そっか、
そうだよね。

なんかもうやる気
なくなっちゃった。

・＊。・　放課後　・。＊・

かいら「掃除めんどくさいなー」

ハアト「かいら、
掃除やらされてやんのー」

かいら「・・・・・・・・・・」

ハアト「俺が言って
やったんだもん」

かいら「・・・・・・・・・・」

ハアト「お、おい
なんか言えよ」

かいら「ハアト、
今日はごめん。
私、変なこと言っちゃってて。
だけどもう
本当のこと話すね。
私ハアトが好き」

ハアト「それ、俺が今
言おうとしてたのに。
だから、わざと
罰もらうようにしてたのに」

かいら「もー！
ひどいよそれは！」

ハアト「ごめんごめん。
大好きだよ」

かいら「私も大好き！」

私とハアトは
付き合うことになった。

私は人間失格。

だけど、恋は
運がいいのかも！

＊ｅｎｄ＊