【収録現場に密着】ニコモ・稲垣来泉が映画『ブルー きみは大丈夫』で吹替声優に初挑戦!2024.04.26エンタメ

ニコラモデルとしても活躍中のクルミが映画の日本語吹替キャストに決定! 声優としての収録現場を取材して、声のお芝居の難しさとおもしろさ、映画の魅力をたっぷりインタビュー!

収録スタート!

●初挑戦の日本語吹き替えのお仕事はどうだった?

考えなければいけないことがたくさんあって難しかったのですが、とても楽しかったです。お芝居をするときは自分の心の感じたままに、自由に動くことができるのですが、今回のように映像を見ながら“ここで言わなきゃいけない”とタイミングを合わせるということが、お芝居とは全然違って新鮮でした。いつも通り役作りをして挑んだのですが、表現の仕方がお芝居とは全く違って。吹き替えの時は、声だけで相手との距離感や喜怒哀楽を伝えないといけないので、コツを掴むまで苦戦しました。ビーの表情と自分の声が「重なった!」って思えたときは嬉しかったです!

●どんな流れで収録をしていくの?

最初にオリジナルの映像を見て、口数が合うか、どのくらいのスピードでセリフを言ったらいいのかを監督と確認してから、声を収録していきます。収録中は台本を手に持ちながら映像を見ているのですが、台本と映像の両方にどのタイミングで話し始めたら良いかがわかるタイムコードが書かれているので、そのタイミングでセリフを言っています。

●今回吹き替えを担当した“ビー”という役はどんな役どころですか?

私は、基本的に喜怒哀楽の「楽」の気持ちが多いタイプなのですが、ビーは複雑な気持ちを抱えている女の子。そこは私とは違うなと思っていました。ビーはいろんなことを考えている中で「子どもでいてはいけない」って気持ちになっているんだと思っていたのですが、お話の中盤あたりから、少し子どもらしさが出てきて、自分と似たところもあるなって。ビーがある人を見て笑うシーンがあるのですが、私も同じような状況の時によく笑っているので、似てる!と思いました。

●声は映画の流れの通りに録っていくの?

はい。お芝居の撮影だとロケ地とかの都合があるので順撮りができないから、シーンを飛ばし飛ばしで撮影をしていくことが多いのですが、今回は最初から物語の流れに沿っての収録だったので、最後のシーンでは感情移入をしてしまって本当に泣きながら収録していました。

●演出家さんやスタッフさんと演技についてどんなことを話しましたか?

声の出し方についてたくさんアドバイスをいただきました。見てくださっている方に声が届かないと意味がないから、距離感とかも含めて、それを全部声で表さないといけないということを教えていただきました。

●このセリフはこういう風にしようとか、そういう細かいことも話したりするの?

演技の面に関してはほめてくださいました。最後のシーンでは初めから泣いてしまって。そのときも「今のもすごく良かったんだけど、もっと良くなると思うからもう一回やってみよう!」と言ってくださったのでモチベーションが上がりました。

●お仕事の日の持ち物やスタイルは?

ウェットシート、のどあめ、栄養ドリンクと、台本とペンポーチとふせんと充電器を持っています。今日の洋服は、動きやすくて、シャカシャカと音が鳴らず、録音の邪魔にないような服装を意識しました。

●台本には書き込みをしているの?

台本に細かいことは書き込まないタイプです。自分のセリフのところにマーカーを引くくらいで、セリフを覚えたら、あとは現場で自分の感じたものを取り入れて思うままに動くので、事前に細かく決めていくという習慣はないんです。

●大好きなグミは、今日も食べた?

食べました! 今日は…特別に8種類くらい持ってきました! 普段は1種類を必ず持ち歩いていますが、8種類もあると幸福感が違います(笑)。

この日は取材のためヘアメイク中! 全然緊張していないクルミ、さすが〜!

●この映画を一緒に観に行きたいニコ㋲は?

いつも仲よくしてくれて、撮影終わりに一緒にカフェに行ったことのあるミユウ(松田美優)ちゃん! あとは、まだお会いしたことはないのですが、ソノマ(松尾そのま)ちゃんは感想を教えてくれそうなイメージなので観てもらいたいな。

●この映画はどんな子に観てもらいたい?

いろんな人に観てほしくって…。観る人によってこの作品の感じ取り方が違うと思うから、反抗期の子でも、何かに悩んでいる子でも、絶対にヒントになるものが隠れているはずです!

●最後にニコラ読者のみんなへ映画の見どころを教えてください!

映画を観てイフたち(=子供にしか見えない不思議な存在)に癒されてほしいです。私が演じたビーの感情の変化も見どころだと思います。私は主人公のビーと年が近いから「支えてあげたい、友だちになりたい!」と思いながら観ていました。本当に誰が観てもおもしろい、心に残る作品になっていると思います。ビーやイフたちを見ると、がんばろう!って気持ちになれると思うので、ぜひ観ていただきたいです!

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MOVIE Information

映画『ブルー きみは大丈夫』 6月14日(金)より全国公開

ストーリー

母親を亡くし、心に傷を抱えた少女ビー。彼女はある日、“子供にしか見えない不思議な存在”のブルーに出会う。ブルーが友達だった子供はもう大人になって彼のことを忘れてしまい、このまま新しいパートナーがいないとブルーは消えてしまう運命に…。少女はブルーを救えるパートナーを見つけることが出来るのか?

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