【女優としても活躍する大注目モデル★】中3・星乃あんなに1時間インタビュー!!2024.04.27試し読み
一度見たら忘れられない、唯一無二のキャットアイが魅力的なアンナ。話題の映画『ゴールド・ボーイ』への出演に、ティーンの憧れブランド・レピピアルマリオの新イメージモデル就任と、その勢いは加速するばかり。超ストイック、だけど素顔はピュアでちょっぴり不器用。アンナの魅力を紐解く、1時間の本音インタビューをお届け!
芸能界に興味を持ったきっかけは、ほんの少しの好奇心
——アンナが芸能のお仕事をすることになったきっかけって覚えてる?
「幼稚園の年少さんのときにバレエのコンクールを見に行ったんだけど、そこで事務所の人にスカウトされたのがきっかけかな。でも“スカウト”とか“事務所に入る”とかの意味が正直よく分かっていなくて。その日の夜、お母さんに聞いたら『テレビに出られるかもよ~』って言われて『じゃあやってみようかなー』ってなった感じです(笑)」
——もともと興味があったの?
「小さかったからそこまで明確な興味はなかったけど、テレビを見るのは好きだったから“え、おもしろそう!”っていう好奇心があったんだと思う! その頃バレエをやっていて、“自分を使って何かを表現する”ということが好きだったんです。だから、テレビでも何か表現できたらいいなぁ……って!」
——事務所に入ったらすぐにテレビに出られた?
「もちろん、すぐというわけにはいかず(笑)。初めてのお仕事はCMだったんですけど、とにかくたくさんのオーディションを受けました。大人がいっぱいいるし、初めてのことばかりで、オーディションはいつも緊張していました。でも、バレエをやっていた頃から途中で諦めることが嫌いだったし、頑張れば何かしらの達成感を得られることを知っていたから『もーやだー』みたいな感じにはならなかったんです。とにかく“出来ない”ということがすごく嫌だった。負けず嫌いなんです。他の誰でもない、自分に負けることが一番悔しい」
——そして小4のときにニコ☆プチのモデルオーディションを受けて、見事合格! それからニコラモデルへ進級して活躍中って、一見すごく順風満帆なモデル生活に見えるけど、実際はどうだった?
「元々“ニコ☆プチ”は読んでいたから、マネージャーさんにオーディションを勧められた時はちょっと嬉しくて(笑)。でも、“ニコ☆プチモデルオーディション”は、全国から何万人も応募して合格できるのは5〜7人の狭き門。それも分かっていたので、「うち無理じゃん」って、実は最初から期待していなかったんです。おしゃれへの興味もなかったし。“モデルになりたい!”というより、“なれたらまた別の表現が出来て楽しいだろうな”という感覚でした。なので、実際にモデルに合格してからの壁は正直たくさんあって。ポーズも表情も上手くできなかったし、超自由でマイペースだったから最初は上下関係もよく分かっていなくて戸惑うことも多かった。同い年、だけどニコ☆プチモデルとしては後輩のハルハ(星名ハルハ)に表紙も沖縄ロケも抜かされてしまった時は、自分がモデルとして成長できてないことや個性を出せていないことに気が付いて、焦りや悔しさを感じることもありました。私、今まで何をやっていたんだろう、って」
——その壁はどうやって乗り越えたの?
「実はそれもハルハの存在のお陰なんです。ハルハは私から見るとプラス思考で、相談をするといつでも前向きな言葉をくれるんです。ハルハのプラスな姿勢にすごく救われて、もっと頑張ろうと思えたし、自分のなりの個性を見つけていけば良いんだということにも気がつけた。それからモデルとしての意識がガラッと変わったと思います」
——すごく良い関係性だね。そんなハルハと一緒にニコラへ進級。嬉しさも特別だった?
「めちゃくちゃ嬉しかったです! ただその反面、実は迷ってもいました」
——女優業との両立で?
「そうなんです。私としてはモデルのお仕事は楽しいし続けたいけど、演技もずっと好きだから両方やりたい。でも、どちらも中途半端にせずにやりきれるのかなって。でもそんなとき、同年代の友達やモデル仲間と将来の話をする機会があって“今やりたいことを、とりあえずやる!”って声が多かったんです。だから私もとりあえずやりたいことは全部やろう!と決意できました」
中学生になってまわりに合わせることの大切さを知った気がする
——アンナって意外とまわりの言葉に影響されやすいタイプ?
「はい(笑)。どんな言葉も真に受けるから、お世辞を言われても気がつかないし、遠回しに注意されたり嫌味を言われたりしても分からない。プラスな言葉にもマイナスな言葉にも影響されます(笑)。全部を信じないようにしようとは思ってるんですけどね(笑)」
——意外な一面だね(笑)。日に日にモデルとしても女優としても成長しているよね。自分でも仕事への向き合い方が変わったなって感じてる?
「大分変わりました! 小学生のときは、キラキラしている自分を見てほしかったから雑誌では可愛く盛れている自分、テレビでは上手く演技してる自分を見て~って感じだったかも。でも今は、モデルとしてはお洋服が最優先で、いかにそのアイテムを素敵に見せられるかを考えてるし、女優としては私の演技が上手いとか下手ではなく、役だけを見てほしいんです。役の心情をうまく伝えられたら、すごく嬉しい!」
——すごい成長ぶり! プライベートな部分でも変わったことはある?
「あります! 小学生のときは人間関係を気にしてなくて、まわりの空気も読まず、合わせず、ただ自分のやりたいことだけをやってたの。そうしたら卒業式の日、最後のクラス写真に私だけ入れてなくて! というのもその時間に私がみんなと行動せず、自由にフラフラしちゃっていたから。その時浮いてる自分に気が付いて、中学に入ったらきちんとまわりを見ようって改めた」
——そうしたらいい変化は生まれた?
「かなり生まれました(笑)。私、初対面で壁を作っているように見られがちなんだけど、人間関係を大事にして、きちんとまわりを見るようになったら友達も増えて、中学校生活が豊かになった(笑)」
頑張る辛さよりも、出来なかったときの辛さが勝るから 可能な限り、頑張りたい
——最近の大きな変化は、映画『ゴールドボーイ』への出演だと思うんだけど……。
「今までにやったことのない役柄だったから、挑戦したいって気持ちが強かったし、この機会を逃したら二度とチャンスはやってこないと思って、オーディションに向けてめちゃくちゃ練習しました。そもそもこんな大規模な映画に書類が通ったこと自体が奇跡だから、たとえ落ちたとしても後悔しないぐらいの努力をしようと決めたんです。だから大げさではなく、自分の人生、そして将来をかけて挑みました!」
➡︎<ネタバレ厳禁衝撃映画『ゴールド・ボーイ』上間夏月役★ 14歳の超新星・星乃あんな“初めて”だらけの映画撮影!>インタビューもチェック!
——役を勝ち取れて本当によかったね!! というか、本当にストイックに努力するよね?
「多分、頑張ることが好きなんですよ。一度やると決めたら納得がいくまで頑張りたいし、頑張らずに失敗したときの後悔や悔しさに耐えられないんだと思う。頑張ることって時に辛いけど、それよりも頑張らずに後悔する辛さのほうが強いんです。自分でも根は真面目だし、ストイックだなぁって思います(笑)。ただ、だらけるときは全力でだらけますよ! 0か100ってだけです! やりたいと思ったことはどれだけ時間をかけてもちゃんと実現できる女性になりたい。難しいことにどんどん挑戦して、出来ないことを少なくしていきたい! モデルも、お芝居も、プライベートも全部充実できる女性が理想♡ よくばりかもだけど、人生は一度きりだから悔いのないように生きたいです!」
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モデル:中3・星乃 あんな(アンナ)
➡︎星乃あんなプロフィール
Photo/Ogawa Ken Stylist/Tanaka Ayumi Hair&Make/Konomi(Lila) Text/Ando Yoko Model/Hoshino Anna
アンナ☆レイヤードワンピー ス¥14300/dazzlin イヤリング¥330/ラティス サンダル¥1899/グレイル
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