【試し読み】ニコモ1時間インタビュー◆伊藤沙音編◆2024.01.21モデル

ニコモに1時間たっぷり本音をインタビューするモデル深掘り連載・1時間インタビューをニコラネットで一部限定公開！　今回は発売中の1・2月合併号から中2・伊藤沙音（シャノン）のインタビューをお届けするよ！

私服総選挙では2連覇の快挙達成し、“ガーリーを極める”という決意を固めているシャノン。でも実は「性格はガーリーじゃない（笑）」というキラキラなだけじゃない親近感たっぷりの素顔から、目が離せない♡

ふだんはダメダメ（笑）　大好きなニコラだけはがんばれる

――小6でニコモになって、中学生になってから私服総選挙で2連覇。シンデレラストーリーのように順調に見えるけど、沙音自身はどう思ってる？

自分でも順調かなって思ってる。でも、入った当時の小学生のときにはあまりページには出られなかった。けど、そこで仕方ないって思わないようにしてました。自分の好きなものを追求していけば、いつか認められて出られるんじゃないかなって思ってたから、洋服やメイクの研究は小6の時からしていました。

――計画を立てて、それを実現していくことを目標にがんばってきたのかな？

ライバルがいるとか、競争をするとか苦手なんですよ。だから、自分で目標を立ててそれに向かってがんばる方が得意！　ニコモの先輩や後輩に負けたくない気持ちはあるけど、そこでバチバチしたくはないと思ってます。後輩に対しても、先輩顔するのは嫌だから、仲良くできたらいいなって。

――計画性があるのは子どもの頃から？

ニコモになってからです。もともと計画を立てるのは超苦手で、計画を立てたとしても、ニコラ以外は何も上手くいかないんですよ（笑）。ニコラは大好きなお仕事だからがんばろうと思うけど、それ以外は超テキトー。ニコラで計画を考えるときも、たくさん立てるといっぱいいっぱいになっちゃうから、１個１個目標を立ててクリアしていく感じですね。

――計画性のあるしっかり者かと思ってたんだけど、ふだんは違うの？（笑）。

ふだんはダメダメです（笑）。がんばるのは苦手！　一時期、何時に起きて、何時に朝ご飯を食べて…みたいにスケジュールをしっかり立てようと思ったことがあるんですよ。みんな、スケジュール作ってがんばろうとする時期ってありますよね!?　私の場合、夜更かししがちで早起きも苦手だから、1日目からダメで（笑）。面倒くさがり屋だから、日焼け止めを忘れてすぐに日焼けしちゃったり…。部屋もすぐに散らかっちゃうんですよ。夜、ふと目覚めたときに部屋を見て、これはまずいと思って片付けて。片付けスイッチが入ればきれいにできるから、お部屋は毎日散らかって、毎日片付けて、で保ってます。

――ニコラで発揮している計画性は、学校の勉強にも生かされてるの？

勉強には生かされてない（笑）。私、好きなことしかできないんです。でも自分がやりたいと思ったことは、いつまででもできる！　自分が好きなことは今すぐにやりたいと思うタイプなので、すぐに行動に移します。

――ニコラだけはがんばれるのは、それだけ特別ってこと？

そう、ニコラは特別！　ニコラの撮影の時には早朝でも、アラーム10回くらいかけて起きてます。私、しめ切りを守るのが苦手だから、最初のころはニコ㋲のアンケートだけはちょっと苦だなって思ってたんです。でも、しめ切りがあるのは苦手だけど、コーデやメイクを考えるのとかはすきだからがんばれてます。アンケート以外では、ニコモになって大変だなと思ったことはないです。ニコラの撮影は最初からずっと楽しかったし、辞めたいと思ったことも学校との両立に悩んだこともない！　できあがった誌面を見ると、がんばってよかったなとも思う。ニコモになるまでは面倒くさがり屋だったけど、ニコモになって、ちゃんとできることが見つかってよかったなって。

コンプレックスにならないように自分のダメなところと向き合ってる

――ふだんのシャノンからすると、撮影での早起きとか、好きなお仕事とはいえ必ずしも得意なことばかりじゃないんだね。自分の弱点とはどう向き合ってるの？

自分の嫌いなところにばっかり目を向けていると、コンプレックスになっちゃってどんどん嫌いになっちゃうと思うんです。だから考えすぎはよくないけど、自分でここはがんばらなくちゃだめだなと思うところには向き合って、少しずつ改善しながら、コンプレックスにならないようにしていくことが大事かな。

――私服総選挙で初めて１位を獲るまでは、誌面で大きく出る機会が多かったわけではないと思うんだけど。振り返ってみて、１位になれた理由は何だと思う？

まず誌面に出られることがうれしかったから、企画が小さいとか大きいとかは関係なく、１つ１つの撮影をがんばってた感じです。初めて1位になったときの私服総選挙では、コーデをお母さんに見せたときに「これ、絶対に票が入らないよ」って言われたんですよ。それで逆に燃えて（笑）。自分では自信があったから、そのままのコーデを出したんです。そうしたら1位になれて、自分が好きなものを自信をもって出していくことが大事なんだって思うようになりました。

――私服総選挙2023では、2連覇を達成。シャノンが「自信がある」って言ってたって聞いたんだけど、不安はなかったの？

超プレッシャーでしたよ！笑　でも初めて1位になってから、ファンの子からも洋服についての質問が増えたり、「シャノンちゃんのガーリーが好き」って言ってもらえて。それが自信につながったかな。インスタでもファッションの投稿を増やしたり、沙音ガーリーっていうハッシュタグをつくったりして、みんなに見てもらえるように工夫をしました。自分が一番いいと思う自分を、みんなに見せていきたいって思っていて、これからも自分で発信していきたい！

こびたりするのは嫌い！　学校では”陰キャ”なんです

――ロングからボブヘアになったけど、それも自分が見せたい自分を出すことにつながってるの？

卒モの田中南ちゃんが「髪を切って自分を出せるようになった」って言っていたから、私も切ってみようと思って。新モの頃に事務所で面談をする機会があって、「将来はどんなふうになっていきたいと思ってるの？」って聞かれたんですね。そのときに「卒モの山本舞香さんみたいな自分を持っている人になりたいです」って答えたんです。でも、ニコモになったころは小6で最年少だったし、同じ年齢の同期もいなくて緊張してなかなか素の自分を出せなくて…。髪を切ったり、ミユウ（中2・松田美優）と仲良くなったことがきっかけで、段々、自分を出せるようになっていった感じかな。そしたら先輩とも話せるようになって、撮影がより楽しくなりました！

――ファッションではガーリーを追求してるけど、性格的にはサバサバしているのかな？

ガーリー＝ぶりっ子っていうイメージをもたれがちだから、友だちにもよく言われるんですよ！　最初はぶりっ子そうだと思ってたけど、全然違ったって（笑）。誌面の写真ではガーリーに見せたいと思っているけど、性格的にはふわふわしてるとかじゃないし、こびたりするのは嫌いで自分が思ったことをつらぬきたいタイプ。写真で見せる私と、こういう企画で見せる素の私は分けたいなって思ってます。ガーリーは好きだけど、それと性格は関係ないって思うし。誌面ではキラキラしたガーリーなイメージだと思うけど、誌面とふだんの私を分けて両方見てもらえたらいいな。

――学校でのシャノンはどんな感じなの？

私、ふだんは目立ちたくないと思ってる“陰キャ”なんです。でも、ニコモはキラキラしている存在だと思うから、モデルのときには切り替えてがんばってるんですよ。だから、誌面の自分は自分から見ても“理想の自分”みたいなところはあるかもしれない。

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Photo/Kambe Kentaro Stylist/Yamashita Arisa Hair&Make/Tsuzuki Hikari Text/Tanuma Kiyomi

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