青い海と花火

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:ちょこクレープ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.07.01

私はカイラ!
中3です!





夏休みに入って
1週間もたっているのに
夏休みらしいことしてないな~~。





なんて考えながら
クーラーの効いた部屋で
アイスを食べています・・・





ピロン!





ラインの通知がなり
私は、スマホを開いた。





幼馴染のハルトからの
メッセージだった。





『今日夏祭りあるみたいだから
行こうよ~!
アキもタスクも来るって~!』




え! 夏祭り
今日あったんだ~!!





ハルト、アキ、タスクは幼馴染で、
今でも頻繁に遊ぶ仲だ。





私はハルトに、行くと伝え
早速準備に取り掛かった。













・*。・ 5時 ・。*・





待ち合わせ場所に向かうと、
もう3人の姿が見えた。





カイラ「ごめん、おまたせ~!
ってか、アキ
浴衣可愛すぎ!」





ハルト「カイラ、やっほ~」





アキ「カイラも浴衣可愛い・・・!」





タスク「アキも浴衣可愛いけどな!」





アキ「照れるって・・・!w」





ハルト「さあさあ!
いちゃいちゃタイムは
終わりにして
夏祭り会場行くよ~!」





そう、タスクとアキは
中2の頃から
付き合っている。





私も恋してみたいなぁ・・・















・*。・ 到着 ・。*・





カイラ「わあ~~!!!
美味しそうな
たこ焼き!!」





アキ「あっちのイチゴ飴
美味しそ~!」





タスク「良かったなハルト、
カイラとこれて!」





カイラ「?」





ハルト「い、いや違うし・・・・・・!
あ、あそこの焼きそば
美味そうだな・・・!」





カイラ「ホントだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





タスク「あれ、
アキがいない・・・!?」





カイラ・ハルト「え!?」















・数分前・





アキ「あっちのイチゴ飴
美味しそ~」





アキ「あっちの射的
してみたいなぁ・・・!」





アキ「きゃあ!
す、すみません・・・!」





オオゾラ「いってーな・・・
ってやば、マジ可愛い子
いるんですけどぉ!!」





ナツ「それな、
めっちゃ美少女じゃん!」





アキ「え!?」





アキは男子高校生に
腕を捕まれ、
人のいない空き地に
連れてかれていった・・・





ハルト「全然見当たんねぇ・・・」





タスク「ううっ、アキぃぃぃ」





カイラ「お願い、無事でいて・・・!」















*。・----。・----・。*





オオゾラ「近くで見ると
もっとかわいいんですけど!」





ナツ「ねぇ、彼氏とかいんの?」





アキ「・・・います。
同い年の・・・」





ナツ「まじか~?ww
でもさぁ、
その辺の男子なんかより
俺たちの方がかっこよくない???」





カイラ「何してるんですか?!
アキをはなして!」





オオゾラ「離すわけね~だろww」





カイラ「は?」





私は腕を振り払い
思いっきりその男たちの頬に
パンチをした。





私は一応、野球を8年間
やっていたから、
多少の力はあった。





ナツ・オオゾラ「いっって」





ナツ「おい!
何してくるんだよ。
女子だとしても許さねえぞ!?」





ハルト「なにしてるんだよ、
お前ら!」





タスク「おい、アキに触ったやつ
誰だよ?!」





ナツ・ハルト「ひゃい、
誠に申し訳ございません
でしたぁぁぁぁぁぁぁ!!!」





ハルト「カイラ、アキ
大丈夫だった?」





カイラ「私は、全然!」





アキ「私も、大丈夫!」





タスク「アキぃぃ」





アキ「タスク、
かっこよかったよ!」





タスク「えへへ・・・!」





ハルト「カイラ!
気分転換に海岸まで
下りてみよっか!」





お祭り会場の
公園の階段を下りると、
そこには青い海があった。





カイラ「夜の海もきれいだね~!!」





ハルト「でも、カイラの方が・・・
綺麗だし、可愛いよ?」





カイラ「えっ、それって・・・!」





ハルトはニコッと笑って





ハルト「好きだよ!
付き合って下さいっ!」





ハルトは、頬を真っ赤に染め、
私に手を差し伸べた。





私はその手をギュッと握って





カイラ「うん!!」





そう答えたとき
私たちを祝うように





花火は、空に鳴り響いた。





青い海の波が、
ざぶんと音を立てた。





アキとタスクのもとへ戻って
結果を伝えると、
大喜びしてくれた。





タスク・アキ「ハルト、カイラ
おめでと!」





私は今、青春しています!!









*end*

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