超能力で実った恋

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:みず

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.08.10

こんにちは!
私は、かいら!





突然だけど、私には
ある超能力がある。





それは、人の手に触れると
その人の3ヶ月以内の
未来が見える超能力!





これは、私の家が
代々受け継ぐ超能力なんだ。





もちろんこの超能力を
持っていることは
誰にも言っていない。





ゆず「かーいらっ!
おっはよー!」





かいら「おー! ゆず!
おはよー!」





ゆずは、私の親友!





ゆず「さっき、りょうすけくんが
下駄箱にいたよ!
なんか手紙みたいのもっててー」





かいら「え、それって・・・」





ラブレター・・・





そうだよね。





りょうすけ君は
運動神経抜群で
優しくて
学校1かっこいくて
モテモテ・・・





ゆず「またかぁ・・・
かいらも早く行動しないと
とられちゃうよー??」





かいら「わっ、私なんて
まだ1回も
話したことないしそれに、、」





ゆず「また自己評価低くするー!
そんなんだから
行動できないの!」





キーンコーンカーンコーン





かいら「やっばい!
急がなきゃ!
食堂のパン
売り切れちゃうー!」





タッタッタッ





(曲がり角で)ドンッ





かいら「あっ!
すみません
大丈夫ですか!?」





りょうすけ「俺こそごめん!
前見てなくて・・・ごめんね!」





かいら「えっ!?
りょうすけ君じゃん!
ある意味ラッキー!笑」





ピーン!! ─────────────
─────





あれ?
りょうすけ君?





アキ『りょうすけ君!
ずっと前から好きでした!
付き合ってください!』





りょうすけ『おれも
近藤のこと好きだった!
よろしく!』





(現実に戻る)





─────────────
─────





え、えぇー!!
なにこれ!?





あっ、そうだ!
さっきぶつかった時に
手が当たったから・・・





って、言うことは
これは、りょうすけ君の
3ヶ月以内の未来!?





うそ、
まぁそうだよね・・・





アキちゃんは
優しくて超絶美人の
うちの学校のアイドルだし、





アキちゃんが
りょうすけ君には
お似合いだよね・・・





私なんか・・・





(また自己評価低くするー!
そんなんだから
行動できないの!)





そういえば
ゆずが言ってたな・・・





諦めたくない。





よっし!
りょうすけ君に
アピールするぞぉ!!





まだ遠くには
言ってないはず・・・





かいら「りょうすけ君!!」





りょうすけ「髙橋!?」





かいら「さっきはごめんね!
怪我してない?」





りょうすけ「全然大丈夫!
そっちは?」





かいら「私は全然大丈夫!
食堂のパン買おうとして
急いでて・・・
ほんとごめんねー!」





りょうすけ「え! まじ!?
おれも!笑」





かいら「えー! そうなの!?
何買おうとしてたの?」





りょうすけ「メロンパン!」





かいら「え!? 私も!笑
おいしいよね、メロンパン!
私、パンの中で
メロンパンが1番好きでー!」





りょうすけ「え! おれも!!
まじうまいよな!
駅前のパン屋のメロンパンも
めっちゃうまいんだ!」





かいら「え!?
りょうすけ君も好きなの!?
私もそこの好きなんだよね!」





りょうすけ「え! そうなの!?」





かいら「私の家の近くの
パン屋さんのメロンパンも
絶品でねー!」





りょうすけ「へぇー!
食べてみたいなー!」





かいら「あ! じゃあ私
明日持ってこようか!?」





りょうすけ「え!? まじで!?
頼んだ!」





かいら「うん!
じゃあ明日ねー!」





やばい!
めっちゃ話しちゃった!!





しかも、めっちゃ話合うし!!





明日が楽しみー!











・*。・ 次の日 ・。*・





りょうすけ君みっけ!





イヤホンしてる。
かっこいい!!





かいら「りょうすけ君!
はいっ! これ!」





りょうすけ「おー髙橋!
サンキュー!」





かいら「なに聴いてたのー?」





りょうすけ「これ!」





かいら「え! 私、
このバンド大好きなんだよね!
知ってたんだ!?
結構古いバンドなのに!」





りょうすけ「え!
髙橋知ってるの!?
なんかみんな
最近の歌とかだけど
俺はこれが1番好き」





かいら「だよねー! わかる!
歌詞が刺さるよね!
無邪気に笑う君が好きって歌詞が
大好きでー!」





りょうすけ「え! めっちゃ分かる!!
おれもそこが1番好き!
まじで髙橋めっちゃ話し合うわ!!」





かいら「私もこんなに話の合う人
親友以外で初めてかも!」





アキ「・・・」





それから私とりょうすけ君は
毎日お昼休みに
少しだけど、
話すようになった。













・*。・ 2ヶ月後 ・。*・





かいら「あっ!
りょうすけく・・・」





アキ「りょうすけ君、
ちょっといいかな?」





あとをつけてきてしまった・・・





アキ「りょうすけ君!
ずっと前から好きでした!
付き合ってください!」





りょうすけ「えーと・・・」





かいら「え・・・」





涙があふれる。





話が合って
話せるようになってうかれて・・・





私、バカみたい・・・





タッタッタッ





りょうすけ「ごめん、近藤。
おれ、好きな子がいて・・・」





アキ「・・・しってる。
髙橋さんだよね?」





りょうすけ「う、うん・・・
だからごめん」





アキ「悔しいけど・・・
髙橋さんもりょうすけ君のこと
好きだと思う。
想い伝えてきなよ!」





りょうすけ「近藤・・・ありがとう!」





タッタッタッ





りょうすけ「髙橋ー!!」





かいら「!? りょうすけ君!?
なんで・・・
アキちゃんと付き合ったんじゃ・・・」





りょうすけ「お前が好きだから
断った」





かいら「・・・え?」





りょうすけ「初めて話す前は
真面目なやつだと思ってたけど
自分の好きな物をめっちゃ
笑顔で話してきて
話しやすくて
元気な髙橋が好き!」





かいら「わ、私も・・・
私もりょうすけ君が好きです!!」





超能力のおかげで
私の恋実りました!







*end*

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