~君に届かないこの思い~

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:ニコラモデルになりたい!

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.12.16

こんにちは!
私は、かいら!





もうすぐニコラ学園中学校に
転校するんだ!





でも、その前に
学校周辺を
散歩してるんだ~!





ぽーん!





きゃっ! なに?!





なーんだボールか。





?「おーい!
そこの君!
ボール蹴ってくれる?」





「あ、はい!!」





よし! いくぞ~。





えい!





って、靴まで
蹴っちゃった・・・!





もう私ってば
なにしてるんだろ・・・





私は気まずくて
できる限り笑顔を作った。





苦笑いだけど・・・













・*。・ “?”の心の中 ・。*・





ほんとはボールを
変な方向に蹴ったから
思いっきり
からかってやろうと思った。





でもあの子の
桜のようなかわいいくちびる、
細くて高い鼻、
ぱっちりしたクリクリの
目をみると
心臓がドキドキして
なにも言えなくなった。





?2人目「おーい、みさき!
なにやってんだよ~」





みさき「悪い悪い!
じゃぁまたね!」





そういって2人は
戻っていった。





でも私の頭の中では、
ずっとあの“?”の子が
浮かんでいた、、、













・*。・ ニコラ学園中学校にて ・。*・





先生「みなさん!
今日は転校生を紹介します!」





「みなさんこんにちは!
このニコラ学園中学校に
転校してきました!
髙橋かいらです!
これからお願いします!」





そう自己紹介しようと
思ってた。





あの時の君を
見つけるまでは・・・





なんでいるの?!





先生「あれ、知り合いなの?
なら、エスコート頼むわね!
れん君!」





え、え、エスコート?!





隣の席になった私達は
ちょっとずつ話していった。





私は、れんのことが好き!





でも、れんには
好きな子がいる・・・





それは、あき。
かわいくてモテモテで
完璧な女の子。





私じゃ叶うわけない・・・





でも、告白したかった。





れんが
私のれんへの気持ちを
知らないままなのは
嫌だったから・・・





れん「あれ?
かいらちゃんから手紙?」





─────────────

 放課後体育館裏にきて。

─────────────





れん「どうしたんだろ」





きた・・・!





「あのさ! れん!
来てくれてありがとう・・・!
あの・・・
私、れんのことがずっと・・・!」





れん「かいら、ごめん。
俺は、あきしかみえない」





緊張していた体のすべてから
魂が抜けていくみたいに、
冷たくなった。





「そ、そっか・・・!
またね・・・!!」





そういって私は
体育館裏を後にした。





れん「・・・」





ぐす・・・ぐす・・・
私は思いっきり泣いた。





どうしても
君に届かないこの思い。





どうしたらいいのか。
わからなかった。





今でも君のことが好きだよ。
れん。





絶対叶わないけど、
心の中で君のことを
ずっと、ずっと、思ってるよ。







*end*

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