女子の勝者

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:黄金マンネlove

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.12.04

私の名前は
高橋かいら。
田舎に住む地味めな
中学2年生。





私の通う、ニコラ学園
女子中等部には、
勉強、体力、の
一般学校の成績のほかに、
「女子力」
というものがある。





abcdeに評価され、
その中でaになると、
生徒会や、内申書に
書かれるなどの
様々なメリットがある。





それなのに私は
入学した時からeだ。





あ、aの人だ。
今のところaの人は
2人しかいない。





1人目は、野崎奈菜。
女子力があり、あざとい。





先輩や後輩に
好感度ありまくり。





2人目は、足川ユズ。
バレーボール部のエースだ。





2年生なのに
レギュラーーは当然。





なのにみんなにも優しい
清楚系女子。





2人とも学園の
あこがれであり、目標だ。





「私も可愛くなりたいなー、、、」





ボソッとつぶやいた。





あ、奈菜さんだ。
今日も可愛っ、、、
話しかけてみようかな。





よしッ!
私だって
かわいくなりたい!





かいら「あ、あのっ」





奈菜「ん? あ、あなた
高橋かいらちゃん?
入学式の時にすごく緊張してて
返事するとき
声裏返っちゃった子でしょ?」





かいら「変に覚えられてる、、、
わ、私!
可愛くなりたくて!
aの奈菜さんなら、こんな私でも
可愛くしてくれるんじゃないかと
思って、、、、」





奈菜「あーそういうことね。
こういうのもう15回目くらい
なんだけど。
私、努力してきたからしか
教えられないんだよね。
あ、男子来ちゃったじゃん。
○○君!
てことで私にはちょっと無理。
てか、話しかけるなら
もうちょっと
かわいくなってからにしてよ、
じゃ」





かいら「え、、、
奈菜さんって
あんな人だったんだ、、、」





私は廊下に座り込んだ。





かいら「はぁ、可愛いは
努力ってことなの、、、
でも私今までたくさん
努力してきたのに、、、
筋トレ、食事制限、メイク、
服装だって。
でも周りからは、
似合わないとしか
言われなかった」





ユズ「大丈夫?
かいらちゃん。
何か辛いことでもあった?」





かいら「あ、ユズさん!
なんで私の名前を?」





ユズ「同級生くらい
全員覚えて当然でしょ?」





かいら「すごいですね、、、
私でも3分の1覚えてるか
すらなのに、、、
ユズさんならわかるかも!
あのっ!
私でも可愛くなる方法は
ありますか?」





ユズ「うん!
女の子は誰でも
可愛くなれる方法が
あるんだから!」





かいら「はい!
教えてください!」





ユズ「それはね、
気持ちなんだよ。
自信の気持ち、
恋の気持ち、
いろんな気持ちで、
女の子はどこまでも
可愛くなれるんだよ!」





かいら「わ、私!
気になってる男の子いて、、、」





ユズ「ん! 誰!」





かいら「レン君です、、、/////」





ユズ「いーじゃん!
その子を思って、
努力すればいいんだよ!」





かいら「はい!」





こうして私の努力生活が
始まった。





前髪を切って、
垢ぬけたり、
コンタクトにしてみたり、
笑顔練習をしてみたり、





あと1番は
自分に自信を持った!





そして1か月がたち、
今日は私がレン君に
告白する日。





ユズ「頑張って!」





かいら「うん! ユズ!」





かいら「レン君!
わ、私ずっと
レン君のことが好きでした!
私と付き合ってください!」





レン「お、俺最近かいら
可愛いなと思ってたんだ。
俺でよければ
よろしくお願いします」





かいら「はい!」





私は恋が実った。





そしてなんと女子力が
aになっていた!





私はもともと地味な女子。





けど、1つの言葉が
きっかけで
すべてが変わった。





みんなも自分に対する
気持ちを大事に、
可愛くなってね/////











お、し、ま、い .・。*

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