告白練習生

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:ほわいと

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.05.01

こんにちは!
私は、かいら!





突然だけど、私には
気になっている人がいる。





それは、同じクラスの
れんくん。





れんくんは、スポーツ万能
成績優秀なイケメンで
すごくもてるの。





だから、私は
告白できない・・・





ゆず「かいらー!」





ゆずは、私の大親友!





もちろん
私のれんくんへの
気持ちも知っている。





ゆず「さっき、れんくんが
サッカーやりにいってたよ!!」





そう。
れんくんはいつも休み時間に
サッカーをやりに行ってる。
はるとくん? って子と。





かいら「やっぱり、れんくん
かっこいいなぁ・・・」





ゆず「告白・・・しないの?」





かいら「そんなの無理だよ!
私なんて1回も
しゃべったことないんだよ!?
そりゃ、したいけどさぁ・・・」





ゆず「自信ないの?」





かいら「う、うん・・・」





やず「だったら! これ!
月火金の放課後やってるから
行ってみなよ!」





ゆずがチラシをみせる。





かいら「告白練習生・・・
募集中・・・??」





ゆず「そう!
告白したいけど
なかなか勇気がでない人が
集まって、放課後に
告白の練習をしてるんだって!
うちの学年も
誰か行ってるらしいから
行ってみなよ!」





かいら「え!? むりだよ!
そんなの・・・」





ゆず「取られちゃっていいの?」





かいら「でも・・・
まだ本当に好きなのかも
分からないし・・・
推しみたいな感じかもじゃん!?」





ゆず「それを確かめるためにも
行ってきなよ!」





かいら「んー・・・
わかった・・・
行ってみる!」













・*。・ 放課後 ・。*・





かいら「失礼しまーす・・・」





はると「こんにちは!
もしかして、
告白練習生希望の人?」





かいら「はい!
そうです・・・」





この人、れんくんと
いつもサッカーやってる人だ!!





もしかして、この人も!?





かいら「あのー・・・
はると・・・さん? も
告白練習生なんですか?」





はると「そうだよ!
これ、俺が作ったんだ!
これから
女子も来るから安心して!
あと、はるとでいいよ!笑」





かいら「へぇー、そうなんですね!
わかりました! かいらです!
よろしくお願いします!」





?「失礼します!」





はると「おー! ひまり!
この人、今日から参加の
かいらさん!」





ひまり「はじめまして!
ひまりです!
よろしくお願いします!」





かいら「おねがいします!」





はると「あとのメンバーは
今日は休みだから
はじめよっか!
じゃあかいらさんは
どんな告白がしたい?」





かいら「ストレートに
『好きです!
付き合ってください!』
がいいかな・・・」





はると「いいね!
じゃあ、俺に向かって
言ってみて!」





かいら「へっ!?!?」





はると「練習でしょ。
ほら、はやく!」





かいら「す、すき・・・です・・・
付き合ってください・・・」





はると「声が小さい!!
もっと気持ちを込めて!」





かいら「は、はい!!」





それから私は
練習会がある日は
毎日行って
特訓が始まった。





はると「かいらちゃん!
もうちょっと目を見て
笑顔で!!」





かいら「は・・・はい・・・!
ニコッ////」





はると「///
そ、そう!
その調子!」





かいら「なんか
顔赤くなってる!
可愛い・・・
ん? かわいい!?、」





はると「かいらちゃんは
逆にどんな告白がいいとか
あるの?」





かいら「私だったら、
私の好きなところを
言ってくれたら嬉しい!」





はると「俺もそれがいい!!笑
じゃあ、その好きな人にも
好きなところ言ってみたら?」





かいら「あ、そっか!!
ありがとう! がんばる!!
ニコッ////」





はると「!?!?////
じゃ、じゃあ
今日の練習はここまで!!」





かいら「うん・・・」





あれ?
もう終わりか・・・
もっとやりたかったな・・・





はるとくん、いつも
アドバイスしてくれて
優しいなぁ・・・





はるとくんは
誰が好きなんだろう・・・





グサッ





え? なんか心が痛い・・・
なんで??





ゆず「かーいらっ!!
どうだった!?」





かいら「うん、
すごくためになったよ・・・」





ゆず「へー!
私も今度
行ってみようかなーって、
どうした?
なんかあった?」





かいら「え?」





ゆず「なんか
浮かない顔してるから」





かいら「もっと
練習やりたかったなーって!
いつもすごく時間が
短く感じるんだよねー。
はるとくんの教えかたが
上手いからかなー・・・」





ゆず「それって、
恋じゃない?」





かいら「え?
何言ってるの!?
私が好きなのは・・・」





『かいらちゃん!!(ニコッ)』





あれ?
今浮かんだ顔・・・





ゆず「行ってきなよ」





かいら「う、うん!」





はるとくん、
どこにいるの!?





まだ教室にいるかも!!





ガラガラッ





はると「!?
かいらちゃん!?
どうしたの?」





かいら「はるとくんに
いいたいことがあって・・・」





かいら「いつも笑顔が素敵で
優しいはるとくんがすきです!
もし良かったら
付き合ってください!」





はると「・・・」





かいら「ごめん!
はるとくんも
好きな人がいるから
練習会やってるんだよね・・・
ごめん・・・」





はると「いつも熱心で
笑顔が可愛い
かいらちゃんがすきです!
付き合ってください!!」





かいら「え・・・?
は、はい!!
よろこんで!!」







*end*

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