テスト勉強は恋の始まり・・・?

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:まかろん

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2024.03.04

1ヶ月後のテスト、
それは地獄ではなく、
天国だった・・・







* ‐‐‐ * ‐‐‐ *





やっほ~~
髙橋カイラだよ~。





私は実はこう見えて・・・
成績悪い女なんですよ!





成績オール2だし・・・





親にも勉強しなさいとは
言われてるものの・・・





好きなことにしか
目がいかないんだよね・・





カイラ「わぁぁぁ~~~ユズ~~~」





ユズ「カイラどうしたの?
そんな人生終わったみたいな顔して」





カイラ「だって1ヶ月後テストだよ?!
まだなんにもやってない~~」





ユズ「私はギリギリで
攻めるタイプだからな~」





カイラ「も~~
誰にテストのこと
頼ればいいの~?」





ユズ「あ、そういえば、
隣のクラスのユアンっていう人が
めちゃくちゃ頭良いって噂だよ!
その人に相談してみたら?」





カイラ「え~~なんか
噂で決めるのはなぁ・・・」





ユズ「小声で(その人
めっちゃかっこよくて・・・)」





カイラ「まじ?!
じゃあ聞いてみる!」





ユズ「イケメンには弱いね~~?」





そうなんだよ!
私、顔でしか選ばない
タイプなんだよね~~





すぐ一目惚れしちゃう(笑)













・*。・ 放課後 ・。*・





カイラ「もしや、あの人が
ユアンっていう人なのかな・・・?」





カイラ「あの・・・・」





ユアン「ん? 俺?
どうしたの?」





カイラ「もしかしてあなたが
ユアン君ですか・・・?」





ユアン「そうだよ~~
もしかして勉強のこと?」





カイラ「え、なんで分かったんですか」





ユアン「だいたい俺に聞かれることは
2つあってね、
1つ目は勉強関係で、
2つ目は恋関係とかなんだよね。
あなたは・・・
恋関係ないかな?」





カイラ「え、ち、違いますっ!
勉強のこと聞きたくて!」





ユアン「ふーん、
じゃあなんで俺と
目を合わせないの?」





カイラ「いや、だって
初対面だから・・・」





ユアン「ふーん。
じゃ、明日2時に学校集合ね」





カイラ「え?
なにするんですか?」





ユアン「もちろん勉強会。
勉強できるようになりたいんでしょ?」





カイラ「それって他に誰か
来るんですか?」





ユアン「それは内緒。また明日ね」





カイラ「・・・あのっ!」





ユアン「ん? なに?」





カイラ「あ、えっと・・・
もし良かったら
LINE交換しませんか・・・?」





ユアン「もちろん。
はい、これ俺の」





カイラ「あ、できました」





ユアン「じゃあまた明日」





カイラ「はい」





え~~っ!
急に勉強会に誘われちゃった!





まさか2人だけ・・・・
なんてことはないよね!





あ、ユズも誘おーっと。











・ LINE ・





カイラ『明日暇~?』





ユズ『暇だけどなんで?』





カイラ『今日その
ユアン君っていう人から
勉強会誘われたんだけど、行く?』





ユズ『あ、ごめん!
予定入ってたからいけないや。
またね!』





カイラ「急にどうしたんだろ・・・」













・*。・ 翌日 ・。*・





カイラ「学校ついたけど
まだかな・・・」





ユアン「おまたせ~~
遅くなってごめん」





カイラ「いや、全然大丈夫です」





ユアン「じゃあ、行こうか」





カイラ「え、他に誰か
来ないんですか?」





ユアン「特に誰も?」





カイラ「いや、みんな誘ったほうが
楽しいと思うんですが・・・」





ユアン「俺は2人で
やりたいんだけど」





カイラ「え、2人・・・」





ユアン「もしかして嫌だった?
なら同じクラスの子とか
誘うけど・・・」





カイラ「いや、大丈夫大丈夫!
全然平気だよ!」





全然平気じゃないけど・・・・
なんで2人きりにするんだろう・・・
友達いないのかな・・・?





ユアン「着いたよ。
ここが俺の家」





カイラ「うわぁ・・・豪華・・・」





ユアン「さぁ、入って」





カイラ「お邪魔します・・・」





ガチャ





ユアン「で、ここが俺の部屋」





カイラ「とても広い・・・」





ユアン「じゃ、勉強しよう。
カイラはどこ教えてほしい?」





カイラ「え、今なんて・・・」





ユアン「なんでも聞いてあげるよ」





カイラ「えっと・・・・
この計算がよく分からなくて・・・」





ユアン「あぁ、これはね・・・」





こんなにも広い部屋で
2人きりなんて
緊張しちゃうに決まってるよ・・・・





でもなんでこんなに胸が
ドキドキするんだろ・・・・





まさか・・・これって・・・
こ・・い?





ユアン「・・・カイラ?
聞いてる?」





カイラ「あ、ごめんなさい。
色々と考えてて」





ユアン「もしかして
恋のこと考えてる?」





カイラ「え?
いやそんなことは・・」





ユアン「じゃあ俺からも
相談させて」





カイラ「うん・・・なに?」





ユアン「俺今好きな人が
いるんだけどさ、
どうやって告白したほうが
いいと思う?」





カイラ「う~~~ん・・・・
やっぱりストレートに
言ったほうがいいと思う!」





ユアン「ありがと。
勇気がついたよ」





カイラ「どういたしまして。
良い彼女さんできるといいね!」





ユアン「カイラ」





カイラ「ん、どうした・・の?」





ユアン「俺のこと好き?」





カイラ「いや、分かんない・・・」





ユアン「好きか嫌いかで言ったら?」





カイラ「・・・す・・・き、かな」





ユアン「俺もだよ」





カイラ「え?」





ユアン「あの時話しかけてくれて
とても嬉しくてさ。
好きになったんだよ。
昨日は敬語だったけど
今はタメ口になってるね」





カイラ「あ、確かに・・・・」





ユアン「俺と付き合う?」





カイラ「えっと・・・・
こんな私でいいんですか?」





ユアン「もちろん。
どんなカイラでも
俺は大好きだよ」





カイラ「・・・・本当ですか・・・
私、泣いちゃいそう・・・」





ユアン「俺も。
今すぐでも泣きそう。
嬉しすぎて」





カイラ「私でいいなら、
よろしくお願いします」





ユアン「うん。よろしくね。
1か月後のテストに向けて
お互いがんばろう」





カイラ「もちろんだよ!」





ユアン「じゃ、
勉強の続きしよっか」





カイラ「うん!」













・*。・ その裏で ・。*・





ユズ「え!
カイラとユアン付き合ったの?!
おめでとう! お幸せに~
それと勉強がんばろう!」





彼がいれば
毎日が楽しくなりそうな
予感がするな・・・・







~Happy End~

Like

この物語に投票する

髙橋 快空が主人公の物語が主人公の物語

NEWS!NEWS!

nicola TVnicola TV

おススメ!おススメ!

物語募集

「ニコラ学園恋物語」では、ニコ読の
みんなが書いたニコモを主人公にした
オリジナルラブストーリーを大募集中!

応募する

主人公別 BACK NUMBER主人公別 BACK NUMBER

  • nicola TV
  • 新二コラ恋物語 恋愛小説を大募集!