花ことば

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:るぅ

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.09.01

やっほー!
私はニコラ学園に通う
カイラ!





今は幼なじみのレンと
下校中!





レンとは
幼稚園生の時からの
幼なじみで
家もとなりだから
毎日一緒に登下校するんだー!





レンはかっこよくて
運動神経抜群、
勉強もできて優しくて、
なにもかも完璧な男の子。





女の子からも
よくモテるんだよね・・・





そして・・・
私はそのレンが好き。
恋愛感情でね。





レン「カイラ!
ちょっと俺ん家よってく?」





カイラ「おぉ! いいねー!
明日お母さんの誕生日だから
お花買いたいし!」





そう!
レンはおうちが
お花屋さんなの!





レンの家に着く。





カイラ「うわぁ!
かわいいー!!
どれにしようかなー!」





じゃあ、お母さんが好きな
マリーゴールドにしようっと!





カイラ「レンー!
これお願い!」





レン「はいよー!
500円です!」





お金をわたす。





カイラ「ありがと!
じゃあ、帰るね!
ばいばーい!」





レン「あっ! カイラ!
ちょっと待って!
これあげる!」





カイラ「わぁ!
かわいい!
ガーベラだ!」





レンから赤と黄色と
ピンクのガーベラを2本ずつ、
6本もらった。





レン「もうすぐお前も
誕生日だろ?」





カイラ「え? いいの?
ありがとう!!
大切にする!
じゃあばいばい!
ありがとね!」





レン「おうっ!
じゃなっ!」





レン・・・
(かいらの後ろ姿を
見つめながら)













*。・----。・----・。*





その日から1ヶ月間、
毎週月曜日は
レンにいつも
ガーベラをもらう日が続いた。





カイラ「そういえばレン
いつもガーベラくれるよねw
私のこと好きなの?w」





レン「ちげーよ!w」





だよね・・・
あのレンが私のこと
好きなわけないよね・・・





カイラ・・・





レン・・・





カイラ「じゃあ私
こっちだから、
じゃあね」





レン「カイラ!」
(カイラの
右手首をつかむ)





えっ!? ⁄⁄⁄⁄⁄⁄⁄





レン「ガーベラの
花言葉知ってる?」





カイラ「えーっと・・・
希望と前進・・・」





レン「それもそうだけど
そうじゃなくて!!
色と送る数!
俺が今まで何色と
何本のガーベラを
渡してたか・・・
覚えてる?」





カイラ「えっと・・・
赤、黄色、ピンク・・・
それでいつももらった本数は
いつも6本とか・・・
それが?」





レン「ガーベラは色と
贈る本数によって
花言葉があるんだ。
赤は『燃える神秘の愛』、
黄色は『究極の』、
ピンクは『崇高美(すうこうび)』、
大切な人に贈るのに
ぴったりな色!! ⁄⁄⁄⁄⁄⁄」





カイラ「え・・・!?」





レン「それで・・・⁄⁄⁄⁄⁄⁄
6本の意味は・・・」





『あなたに夢中です』





カイラ「!? ⁄⁄⁄⁄⁄⁄」





レン「だから!!
俺はずっと前から変わらず
カイラが好き!
ってか、カイラしか見てない」





カイラ「・・・よかった・・・
私の片想いじゃなかったんだ・・・
私もレンが大好き!」





レン「・・・!?
カイラ・・・
これからもよろしくな!
あと、これ・・・」





カイラ「・・・?
今度は3本?
色は同じ・・・」





レン「いくぞっ! ⁄⁄⁄⁄⁄」





カイラ「うんっ! ⁄⁄⁄⁄⁄」





ガーベラの3本の意味・・・







『あなたを愛しています』







*end*

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