私の想い

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:mako

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2023.03.28

こんにちは!
私、カイラです!





アキ「いたいた!
カイラ~!」





この子は
私の幼馴染のアキ、





小さい頃から家が近所で
ずっと仲良しなんだ~。





そして・・・今、
私が恋してる人です。





私は他の子達と違って、
恋愛対象が女の子なんだ。





私がアキのことを
好きになったのは
中学に入った頃。





中学生になってから
アキと遊びに行った時に、
アキがメイクして
待ち合わせ場所に来てから
一目惚れ。





あの日から、中3の今日まで
ずっとアキのことが
好きです。





でも・・・正直
今の友達の関係のままで、
告白はしないかな~と
思ってる。





だって・・・
ずっと友達だと思ってた人に
いきなり告白されるんだよ?!





たぶん・・・
ダメだと思うから・・・
告白はしない。





アキ「・・・イラ・・・カイラ!」





カイラ「んぁ?」





アキ「大丈夫?
今日どうかした?」





カイラ「全然!
なんでもないよ!」





アキ「ならいいけど・・・
でさでさ!
このアイシャドウの色
めっちゃかわいいと思わない?」





危なかった~、、、
つい想いにふけっちゃう
ところだった~、、、





アキ「カイラ?」





カイラ「うん? どうした?」





アキ「こっちのセリフよ~。
今日調子おかしいんじゃないの?
ず~っと上の空だよ?」





カイラ「え~? そう?
何ともないけどな~」





アキ「ホントにそう?
・・・カイラ、
ちょっとこっちに来て」





そう言うとアキは
私の手を引いて
お店の外に出た。





カイラ「ちょ、ちょっと!
どこ行くの~?」





アキ「公園」





どうやらアキは
私の様子に
痺れを切らしたらしい。





公園につくと、
ベンチに座らせられて、
アキと話をすることになった。





アキ「もう一度聞くけど、
今日どうしたの?」





ヤバいかもしれない・・・
アキに告白するかどうかで
頭がいっぱいだったなんて、
とてもじゃないけど
言えないっ! ・・・





カイラ「ホントに! ホントに
なんでもないから!」





アキ「なんでもないなら
なんでずっと
考え事してるような顔してたの。
私にはバレバレだよ?
何を考えてたのか、
ハッキリ言ってもらうからね!!」





マズイ・・・
本当にマズイ状況・・・
アキのことが好きでも
告白はしないだろうと
思ってたけど、





この際、もう思い切って
告白しちゃうか?





だって、考えてたのは
そのことなんだし!





うん! もう・・・
当たって砕けろだ!





カイラ「ごめん、
さっきのウソ・・・
ホントは・・・本当は!
アキのことが好きで!
でも、私達幼馴染だから!
こ、告白しても、どうせみじめに
フラれるんじゃないかって!
・・・そんなこと、考えてた・・・」





アキ「え・・・?」





カイラ「ご、ごめんね!
急にこんなこと言われても、
困るだけだよね!
ごめんね!」





もう頭の中は
混乱しきっていた・・・
泣きたくなった・・・





でも、ここで
泣くわけにはいかない・・・





私は走ってこの場から
去ろうと思ったけど・・・
あっさりアキに腕を掴まれて
戻された。





アキ「待って。カイラ、
私のことが好きだったの?」





カイラ「うん・・・」





アキ「いつから?」





カイラ「中学・・・
入った頃から・・・」





アキ「そんな前から?!」





カイラ「うん・・・」





もう・・・
どうにでもなれと思った・・・





だって・・・
絶対フラれるに
決まってるもん!





アキ「ごめん・・・」





ほらやっぱり・・・





アキ「カイラがそんなに前から
私のことを好きでいてくれたの・・・
知らなかった・・・」





カイラ「知らなくて
当たり前だよ・・・!
だって・・・
友達同士なんだもん・・・」





アキ「違う・・・
そっちの意味じゃなくて・・・」





カイラ「・・・え・・・?」





アキ「実は私も・・・
カイラのことが・・・好きで・・・
でも、・・・同じ女の子に・・・
好きって言われた時・・・
カイラ・・・どう思うかなって・・・
嫌われちゃうだろうなって・・・
ずっと悩んでたの・・・」





カイラ「アキも、
そう思ってたの?」





アキ「カイラも?」





カイラ「うん・・・
アキに突然好きって・・・
友達としてじゃなく、恋愛対象として
見てるって思われたら、
絶対アキにフラれるだろうな・・・
って思って・・・
自分の気持ち・・・隠してたの・・・」





アキ「そうだったんだ・・・
じゃあ、付き合おう?」





カイラ「え・・・?」





アキ「私達、晴れて
両想いなのが分かったじゃん?
だから・・・カイラ、
私と・・・付き合ってください」





カイラ「・・・はい!
喜んで!」







~END~

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