THE MAGIC OF CANDY

CAST髙橋快空

作者：かりん

2023.05.19

私の名前は、髙橋快空！

今日はホワイトデー！

実はバレンタインデーに
幼馴染の犬飼太陽に
チョコをあげたの！

何のお返しがもらえるかな？

・＊。・　学校　・。＊・

太陽「はい！
バレンタインのお返し！」

快空「ありがとう！」

ホワイトデーのお返しには
意味があるんだって！

マシュマロ＝
『あなたのことが嫌いです』
『その気持ちはお断りします』

キャンディー＝
『あなたのことが好きです』

チョコレート＝
『あなたと同じ気持ちです』
『これまでと同じ関係を保ちましょう』

クッキー＝
『友達でいましょう』

キャラメル＝
『安心する存在』
『あなたと一緒にいると安心します』

マカロン＝
『あなたは特別な人』

マドレーヌ＝
『あなたと仲よくなりたい』

カップケーキ＝
『あなたは特別な人』

グミ＝
『あなたのことが嫌いです』

バームクーヘン＝
『この幸せが長く続きますように』

香水＝
『あなたと親密な関係になりたい』

ハンカチ＝『別れ』

なんだよ！

太陽は
何をくれたんだろう？

キャンディーだったら
嬉しいな・・・

“パカッ”

中身はキャンディーだった！

え?!
キャンディーが
入ってるっていうことは
そういうことだよね！

太陽は、私のことが
好きなんだよね?!

すると箱の中から
１枚の紙が・・・

“ペラ”

──────────────
　ずっと前から好きでした。
　僕と付き合ってください。
──────────────

・＊。・　次の日の学校　・。＊・

太陽「昨日の返事を聞きたいから
放課後、屋上に来てくれる？」

快空「うん。分かった」

・＊。・　放課後屋上　・。＊・

太陽「改めて、
僕と付き合ってください」

快空「はい、
よろしくお願いします！」

I fell under the magic of candy.

＊ｅｎｄ＊