私の幼馴染

CAST髙橋快空

作者：るもも

2022.05.21

私はカイラ！

今は大親友のアキと
恋バナ中！

アキ「ハアト君と
幼馴染とか
羨ましすぎる～！
カイラはハアト君のこと
好きなの？」

カイラ「えっ・・・」

アキ「ハアトくんのこと
好きなんだ～？」

本当は幼馴染の
ハアトが好き。

だけどこんなこと
堂々と言えない・・・

だってアキは
ハアトのことが
好きだから。

しかもハアトとアキは
仲が良い。

付き合ってるんじゃないかって
噂が流れているほど。

カイラ「誰にも
言わないでよ？」

アキ「・・・わかった～。
じゃあ用事だから
帰るね～！」

＊　次の日　＊

カイラ「アキ！　おはよ～」

アキ「てかさ、
ユズの筆箱可愛い！」

アリサ「それな！」

ユズ「でしょ～！
昨日買ったの！」

え・・・無視された？

カイラ「アキ、
なんで無視するの？」

アキ「好きな人が
被ったからって
アキのこと
虐めたじゃん！」

カイラ「何の話・・・？」

ユズ「何知らないふりしてるの？
アキに謝りなよ」

アリサ「てかさ、アキと
好きな人被ったってことは
ハアト君のこと好きなんだ～」

クラスのみんな、
廊下の人まで
こっちを向いてる。

ハアトも
びっくりしたような顔で
こっちを見てる。

いてもたっても
いられなくなって
逃げるように
屋上に走った。

ポロッポロッ

なんで私、
無視されてるの？

好きな人が
被ったから？

なんか悪いこと
したかな？

もうハアトに
顔合わせれない・・・

ガチャッ

ハアト「カイラ！」

カイラ「なんで来たの？」

ハアト「アキの
さっきの話って
本当なのか？」

カイラ「違う・・・
昨日アキと恋バナしてて、
ハアトが好きって言ったの。
でも朝来たら無視されて・・・」

ハアト「そうだったのか、」

カイラ「でもハアトは
アキのこと
好きなんでしょ？」

ハアト「違う。俺はずっと
カイラのことが好きだった。
だから、
付き合ってくれませんか？」

カイラ「はい！」

＊ｅｎｄ＊