金色の美しいバラ

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:かの

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2022.04.10

こんにちは~
カイラです!





明日は、
修学旅行の日!
楽しみだなー!











・*。・ 前日 ・。*・





私とエイトは、
幼なじみ。





だから、
中学生になった今も
一緒に帰ることは、
たまにある。





エイト「おーい!
カイラー!」





カイラ「エイト!」





エイト「修学旅行のこと
なんだけどさ」





カイラ「うん」





エイト「明日は、
ニコニコタウン
行くんだろ」





カイラ「ニコニコタウンって
二コラ県で
有名な観光地って
聞いたけど、
中学生で公園って
ちょっと
お子ちゃまじゃない」





エイト「なんか
遊園地らしいよ」





カイラ「そうなの~
楽しみー」





エイト「で、あさっては
二コラ塔行くんだろ」





カイラ「二コラ塔は、
めっちゃ
景色いいらしいね」





エイト「そうらしいな」





カイラ「二コラ塔の
裏には、
金のバラのお花畑が
あるらしいよ!
それで、そこで告白すると
一生仲良しなカップルに
なれるらしいね~」





エイト「そうなのか!」





カイラ「知らなかったの!
てかもしかしてエイト、
好きな人いるの?」





エイト「いねぇよ!」





カイラ「ふーん。
でも残念ながら
そこには、
行かないらしいけどね」













・*。・ 次の日 ・。*・





エイト「カイラその、、、
一緒に遊ばないか。
ユズとレンと一緒に」





カイラ「良いよ!
大人数の方が楽しいし!」





ユズ「私、
ジェットコースター
行きたい!」





カイラ「いいね!」





エイト「レンとユズは
彼氏、彼女の
関係だから
隣がいいよな」





ユズ「うん!
レンの隣がいいかな」





エイト「じゃあ、
カイラは俺の隣な!」





カイラ「分ったよー」





エイト「カイラは、
ジェットコースターとか
絶叫系大丈夫なのか?」





カイラ「大丈夫だと
思ってたけど、
やっぱちょっと
怖いかな」





エイト「じゃあ、
俺の手握っとけよ」





カイラ「えっ!
じゃあ、ありがたく」













・*。・ 15分後 ・。*・





カイラ「やっーと
終わった!
怖かったな~」





ユズ「カイラったら
怖がりなんだからー」





カイラ「そんな
怖がりじゃないもん!」













・*。・ 旅館で ・。*・





ユズ「今日は、
楽しかったねぇ~」





カイラ「ねっ!」





ユズ「特に
ジェットコースターとか」





カイラ「ジェットコースターは、
ちょっと怖かったけど」





ユズ「私、知ってるよ!
カイラ、エイトと
手繋いでたでしょ」





カイラ「えっ!
なんで知ってるの?」





ユズ「なんでって、
小声だったけど
聞こえちゃったんだよね」





カイラ「絶対、秘密だよ」





ユズ「分ったよ~」





カイラ「絶対だからね」













・*。・ 次の日 ・。*・





セナ先生「ここから
自由行動です。
ここの20階から
最上階の29階までだったら
何階まで行ってもいいです」





ユズ「まずは、
25階に行ってみない」





カイラ「良いよ!
だけどなんで25階?」





ユズ「だって低すぎると
高所恐怖症の人とか
いっぱいいそうじゃん。
だけど最上階だと
男子とか人多そうじゃん。
だから、あえての25階」





カイラ「着いたー!
うちらだけじゃん!
2人占め!」





ユズ「わぁ~
景色サイコー!
一緒に自撮りしよう!」





カイラ「良いね!」





パシャリ





カイラ「良い感じー」





ユズ「誰か映ってない」





カイラ「えっ、怖っ。
てかこれって
エイトじゃない」





ユズ「エイトじゃん」





金のバラ?





ユズ「あんなところで
何してるんだろー」





カイラ「てか
先生に見つかったら
うちら連帯責任で
どうなるのー」





ユズ「確かに。
見つからないことを
祈ろう」





カイラ「あっ!
誰か来たよ!」





ユズ「先生だっ」





カイラ「終わった・・・」













・*。・ 10分後 ・。*・





セナ先生「ユズさん
カイラさん。
エイトさんがルールを
破ったので
連帯責任で旅館で待機」





ユズ「最悪・・・」













・*。・ 旅館で ・。*・





カイラ「最悪、エイト
なにやってくれんの」





ユズ「私たちの
修学旅行が
台無しじゃん」





セナ先生「ユズさん
カイラさん
二コラ塔に
戻って来てください」





カイラ「えっ」





セナ先生「ユズさん
カイラさんごめんなさい。
エイトさんは、
友達が落としてしまった
落とし物を取りに
行ってくれただけでした」





ユズ「そうですか」













・*。・ 二コラ塔で ・。*・





ユズ「良かったー」





カイラ「ねっ!」





金のバラじゃ
なかったんだ。













*。・ 学校から家への帰り ・。*





エイト「カイラ、
金のバラ
取ってきたよ」





カイラ「そうなの!」





エイト「俺、
金のバラのように
美しいカイラが
好きだよ」





カイラ「えっ!
私も度胸ある
エイトのことが好き」





エイト「これ
受け取ってください」





そう言われ
渡されたのは、
金色に輝いた
バラだった。





金色に輝いた
美しいバラが
2人の恋を照らします。







*end*

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