復讐タイムリープ

CAST髙橋 快空髙橋 快空

作者:chay

新二コラ学園恋物語新二コラ学園恋物語2021.12.18

カイラ「好きです!
付き合ってください!!」





何日もかけて書いた
ラブレターを
ナオヤ先輩に差し出す。





こんな私じゃ
無理かもしれないけれど、
思いは伝えたい。





先輩は少し微笑んだ。





ナオヤ「これって―――、
ラブレター?」





カイラ「はい・・・、」





先輩は手紙を受け取ると、
それを2つに破いて、
投げ捨てた。





ナオヤ「まさか、
お前みたいな奴が
俺と付き合えると
思ってんの?」





カイラ「え、、、」





目の前にいる
ナオヤ先輩には、
今までの優しい表情は
なかった。





「ちょっと、それは
酷すぎるんじゃない?」





突然、陰から現れたのは
ワカナちゃん。





いろいろ恋愛相談にも
乗ってもらって、
そして、今日の告白も
応援してくれて・・・





ワカナ「アハハハッ」





急にワカナちゃんが
笑いだした。





ワカナ「もうこれ以上
耐えられない、
笑いすぎて」





カイラ「え?
どうゆうこと?」





ワカナ「実は私、
ナオヤ先輩と
付き合ってるの」





ワカナちゃんは
ウフッと笑うと、
私を見下すように
見つめた。





ワカナ「騙して、ゴメンね!」





それだけ言い残して、
2人はその場を去った。





しばらく何も
考えたくなくて、
屋上から空を眺めた。





カイラ「ここから、
飛び降りたら
どうなるんだろう」





ダメダメ、
そんなこと考えちゃ。





家に帰ろうとしたその時、
手すりが外れて
体が外へ傾いた。





お、落ちる!!!!!!





私は思わず
目をつむった。













*—–*——*—–*—–*——*





カイラ「わぁーーーーー!!!」





目を開けると、
私は自分の部屋の
ベッドにいた。





ママ「カイラ、
大声出して
どうしたの?」





カイラ「な、なんでもない。
もう起きるね、」





あれは、夢?
でもちゃんと告白して、
屋上から落ちそうになって、、、





リビングに行くと、
ママが朝ごはんを
用意してくれていた。





ご飯を食べながら、
なんとなくテレビに
目を向ける。





「今日は11月17日
水曜日です。
天気は――――」





カイラ「え、11月17日!?」





ウソウソ、
だって昨日は確か
12月16日だったはず!!!





カイラ「ママ、今日って
12月17日だよね?」





ママ「何言ってるのよ、
寝ぼけたんじゃない?」





スマホの画面を見ても、
日付は11月17日に
なっている。





これってなんて
言うんだっけ、、、、





えっと・・・・・・
タイムリープ!!!!





もしかして、
タイムリープ
しちゃったの??





ピコン





誰かから
メッセージが来た。





ワカナ【今日、ナオヤ先輩と
お昼食べれることになったよ!!
やったね!】





そっか、1ヶ月前に
来たってことは
まだ告白してないんだ。





よし!!!
これは誰かがくれた
チャンス!





ナオヤ先輩と
ワカナちゃんを
絶対に見返してみせる!!





カイラ「お姉ちゃん、
私のこと
可愛くして欲しい!!」





クルミ「急にどうしたのよ、
今まで嫌がってたのに。
おいで、
可愛くしてあげる!」













*——-*——*——-*——*





変、じゃないよね・・・、





メガネもコンタクトに変えて、
ナチュラルメイクをして
もらったし。





髪の毛も、
三つ編みをやめて
巻いてもらった。





なのにいつもより、
目線を感じる気がする・・・





やっぱり
変だったかな・・・





カイラ「おはよ~ユナ、
イメチェンしてみたんだけど
どうかな?」





ユナ「え、もしかしてカイラ?
どうしたの!
そんなに可愛くなって!!!」





カイラ「お姉ちゃんに
メイクしてもらった・・・」





ユナ「めっちゃいいよ!! ね?
ハアトもそう思うよね??」





ハアト「前と変わんねぇよ、」





隣の席のハアトは
私の幼なじみ。





口は悪いけど、
意外と良い奴。













*——*——*——*——-*





お昼休みになって、
屋上へ行くと
先に、ナオヤ先輩と
ワカナちゃんは来ていた。





ワカナ「えっ、
どうしたの
カイラちゃん」





2人は私を見て
すごく驚いた。





カイラ「ちょっと
イメチェンしてみた!」





ナオヤ「すごい可愛くなってて
驚いたよ、」





ワカナ「私は、前の方も
好きだったのに~」





ワカナちゃんの笑顔は
引きつっていて
今まで騙されていた自分が
情けないと思ってしまう。





よし決めた。





1ヶ月後の12月17日に
全部言いたいことを
言ってやる。





私の外見が変わってから、
ナオヤ先輩は
急に優しくなった。





そして周りの人たちも、
声をかけてくるようになった。





ユナ「カイラは
モッテモテだねぇ~
ほら、ナオヤ先輩とも
いい感じじゃん!」





カイラ「あれは、
先輩が優しいからだよ」





まぁ、急に
優しくなったけど。





ハアト「お前、
可愛くないから
騙されんなよ」





“まさか、
お前みたいな奴が
俺と付き合えると
思ってんの?”





ナオヤ先輩の言葉が
フラッシュバックした。





カイラ「そんなの、
ハアトに
言われなくたって
分かってるよ!!!」





それから、ハアトとは
口を聞かなくなって
私が一方的に
避けるようになった。





ナオヤ「カイラちゃん、
最近元気ないけど
大丈夫?」





カイラ「大丈夫です。
それより今日の放課後、
時間あります?
先輩に伝えたいことが
あるんです」





ついに今日、
12月17日。





言いたいことを
全部言ってやる。













*——-*——-*——-*——-*





ナオヤ「カイラちゃん、
話って何かな?」





あの時と、
同じ結果にはさせない。





カイラ「私、伝えたいことが
あります」





ナオヤ「あ、待って。
こうゆうのって、
男から伝えたいんだけど。
俺と付き合ってくれる?」





何か勘違いしたのか、
先輩に告白された。





カイラ「ごめんなさい、
先輩のこと
好きじゃないです」





ナオヤ「えっ、
伝えたいことって
告白じゃないの?」





カイラ「はい。
先輩はカッコよくて
憧れでした。
でも、私の外見だけしか
見ていない。
そんな先輩は嫌いです」





私の言ったことが
衝撃的だったのか、
先輩は、放心状態で
固まっている。





ナオヤ「・・・あいつか、
あのハアトって奴に
言われたんだろ」





カイラ「ハアトに?
何をですか?」





ナオヤ「カイラちゃんのこと
狙ってるって話してたら、
そいつに聞かれちゃったんだよ」





ハアト・・・
だからあの時、





“お前、
可愛くないから
騙されんなよ”





あんなこと言ったのか。





カイラ「私、先輩とは
一生付き合いません!!
それじゃあ!」





あ、そうだ。





カイラ「それと、
今もどこかに
隠れていると思うけど、
ワカナちゃん、
ナオヤ先輩と
お似合いだと思うよ!!」





そう言い残して、
屋上から出る。





私、今まで
勘違いしていた。





私の外見が変わっても、
変わらず接してくれたのは
ハアトだけだったのに。





ハアトに
謝らなくちゃ。





まだ、
帰ってないかな。





お願い・・・、
教室にいて、、、、





ガラッと教室の扉を
開けると





カイラ「ハアト、
残ってたんだ。
良かったぁ、」





ハアト「なんだよ、」





カイラ「あのね、
ハアトに謝りたい。
本当にごめん。
私が先輩に
騙されないように、
あんなこと
言ったんでしょ?」





ハアト「お前、
騙されやすいからな。
俺も、あれ本心じゃない。
“可愛くない”ってやつ」





ドキドキと
自分の鼓動が聞こえる。





ハアト「カイラは元々
可愛いのに、
急に周りが気づくから・・・
その、嫉妬してた。
ごめん」





照れているのか、
ハアトの耳は少し赤い。





ハアト「俺はずっと一途に、
カイラが好きだった」





カイラ「私も、
素直じゃないハアトが
好きだよ」





私たちは、手を繋いで
夕日に照らされて
家に帰った。







大切なものは、





目に見えない。











end・・・

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